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バルミューダらしい独自テクノロジー満載

得意の温度制御技術で“最良の1杯”を淹れるコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」登場

バルミューダから、久しぶりにキッチン家電の新モデルが発表されました。オーブントースター、電気ケトル、炊飯器、電子レンジに続く第5の調理家電は、コーヒーメーカー! その名も「BALMUDA The Brew」(バルミューダ・ザ・ブリュー)です。メーカー希望小売価格は59,400円(税込)で、2021年10月7日から販売開始されます。

実はこのBALMUDA The Brew、2015年に発売され今でもヒットし続けている同社のオーブントースター「BALMUDA The Toaster」の発表後から開発がスタートしており、足かけ6年を経て製品化したというこだわりの1台。バルミューダらしい独自技術が満載です。

※下記はバルミューダの公式イメージ動画です。ぜひこちらもご覧ください。

「最良の1杯」のために開発されたコーヒーメーカー

まずは、製品の基本スペックを見ていきましょう。コーヒーメーカーの種類としては、シンプルなミルなしのドリップ式。製品本体と水タンク、ドリッパー、サーバー、計量スプーンとドリッパー受けが付属します。コーヒーの抽出にかかる時間は約4〜7分とされていて、後述する設定モードや気温によって異なります。

ドリップ式なので、基本の使い方は付属のドリッパーに好みのコーヒー粉を入れて抽出を行うだけですが、本機の最大の特徴はバルミューダ独自の抽出方法「Clear Brewing Method」(クリア ブリューイング メソッド)を採用すること。同社が理想のコーヒーとして掲げる、「ストロング&クリアな味=コーヒー豆が持つ深みや酸味といった味わいを存分に引き出しつつ、雑味やエグみを極力抑えて後味がスッキリしたコーヒー」を実現した「最良の1杯」を淹れるために開発されました。

スタイリッシュな外観。本体サイズは140(横幅)×379(高さ)×297(奥行)mmとコンパクトで設置しやすそう

スタイリッシュな外観。本体サイズは140(横幅)×379(高さ)×297(奥行)mmとコンパクトで設置しやすそう

ドリッパーの形状は、一般的に多い台形ではなく円錐形を採用。そのおかげで、ドリッパー内に入れたコーヒー粉に高さが生まれ、うまく注湯すればコーヒー粉全体からうま味を引き出せるようになっています。スプーン容量はすりきり12g(1杯分)

ドリッパーの形状は、一般的に多い台形ではなく円錐形を採用。そのおかげで、ドリッパー内に入れたコーヒー粉に高さが生まれ、うまく注湯すればコーヒー粉全体からうま味を引き出せるようになっています。スプーン容量はすりきり12g(1杯分)

抽出したコーヒーを溜めておくサーバーは真空二重構造のステンレス製で、保温性があります

抽出したコーヒーを溜めておくサーバーは真空二重構造のステンレス製で、保温性があります

水タンク容量は最大490ml。水分量はml表記ではなく、1杯・2杯・3杯となっているのでわかりやすいです。後述しますが、ホットコーヒーとアイスコーヒーで抽出容量が異なるので、それに合わせた2種類の水分量を表記(最大3杯まで)

水タンク容量は最大490ml。水分量はml表記ではなく、1杯・2杯・3杯となっているのでわかりやすいです。後述しますが、ホットコーヒーとアイスコーヒーで抽出容量が異なるので、それに合わせた2種類の水分量を表記(最大3杯まで)

トップパネルから、「REGULAR」「STRONG」「ICED」の3種類の味を選べます。運転中はオレンジのランプが点灯する演出もニクイ。さらに、同社の電子レンジ「BALMUDA The Range」と同じスピーカーを内蔵しており、操作ボタンを押すと、古時計の振り子をイメージした音が流れます

トップパネルから、「REGULAR」「STRONG」「ICED」の3種類の味を選べます。運転中はオレンジのランプが点灯する演出もニクイ。さらに、同社の電子レンジ「BALMUDA The Range」と同じスピーカーを内蔵しており、操作ボタンを押すと、古時計の振り子をイメージした音が流れます

続いては、同社が理想に掲げる最良の1杯「=ストロング&クリアなコーヒー」を実現する3つの技術的ポイントについて、順番にお伝えしていきましょう。

【ポイント1】バルミューダお得意の緻密な温度制御

まず特徴的なのが、BALMUDA The Brewには、従来のコーヒーメーカーにはない緻密な温度制御技術が搭載されていることです。これ、実は同社のオーブントースターの温度制御技術を活用したものだそうで、これによってハンドドリップしたときのお湯の温度変化を再現すると言います。

具体的には、コーヒーを淹れる際の「スチーム」「蒸らし」「ドリップ抽出」といった各ステップで、最適な温度のお湯を瞬間的に沸かして注ぐ仕組みになっているんです。最初は90℃以上の高温から始まってコーヒーの酸味や苦みを引き出し、抽出の工程に合わせて徐々に温度を下げていくことで、甘味やコクのある苦みを順番に抽出していきます。

こちら、スタンダードなREGULARモード・3杯分を選択した場合に注がれるお湯の温度変化の図です。最初は100℃のスチームでサーバーの内側を温めてから、続いて93℃でコーヒー粉を蒸らし、抽出時の第一段階では91〜92℃で酸味とキレのある苦みを引き出し……と、何段階も温度制御を行います

こちら、スタンダードなREGULARモード・3杯分を選択した場合に注がれるお湯の温度変化の図です。最初は100℃のスチームでサーバーの内側を温めてから、続いて93℃でコーヒー粉を蒸らし、抽出時の第一段階では91〜92℃で酸味とキレのある苦みを引き出し……と、何段階も温度制御を行います

なお、とにかく温度設定にはこだわっていて、抽出したコーヒーを溜めておくサーバー内の温度も80℃後半〜90℃に保たれるようになっています。そして、それをカップに注ぐときは80℃前後、さらにカップに入れたあと少し冷めて飲みやすい75℃前後になるように計算されています。

ちなみに、コーヒーを淹れたあとにサーバーを加熱し続けると味が損なわれてしまうので、サーバーの受け皿部分にはヒーターを搭載していません。あくまでも、中空断熱のステンレス製サーバーならではの物理的な保温機能によって、サーバー内を80℃後半〜90℃に保つ仕組みです

ちなみに、コーヒーを淹れたあとにサーバーを加熱し続けると味が損なわれてしまうので、サーバーの受け皿部分にはヒーターを搭載していません。あくまでも、中空断熱のステンレス製サーバーならではの物理的な保温機能によって、サーバー内を80℃後半〜90℃に保つ仕組みです

【ポイント2】0.2ml単位で湯を注ぐ独自ドリップ技術

もうひとつ、コーヒーメーカーで大事なのがドリップの技術です。BALMUDA The Brewでは、蒸らし時間や注湯の量・速度を自動観測し、ドリッパーに注ぐ湯量を0.2ml単位で緻密に制御。コーヒーの抽出工程に合わせて適量のお湯を注ぐことで、豊かな香りや味わいを引き出します。

しかも、「オープンドリップ式」で、ドリップ中の様子が見える設計になっているのもポイント。「ドリッパー内のコーヒーが注湯で変化していく様子を視覚的に楽しんでほしい」という思いから、このデザインを採用したそうです

しかも、「オープンドリップ式」で、ドリップ中の様子が見える設計になっているのもポイント。「ドリッパー内のコーヒーが注湯で変化していく様子を視覚的に楽しんでほしい」という思いから、このデザインを採用したそうです

【ポイント3】最後の仕上げを行う「バイパス注湯」

そして、3つ目の特徴が「バイパス注湯」。これは簡単に言うと、ドリッパーを通らず、サーバー内にお湯を直接注ぐ機能です。というのも実は、BALMUDA The Brewは、2つの注湯口を備えているんです。メインはドリッパーへの注湯口ですが、もうひとつはサーバーに直接お湯を注ぐ注湯口となります。

コーヒー粉の抽出が終わった段階を見計らって、メイン注湯口からドリッパーへの抽出をストップし、第2の注湯口からサーバーへ直接加水を行ってコーヒーを仕上げます。これにより、雑味のないクリアな後味を実現するのです。

なおこの「バイパス注湯」は、後述するREGULARモードを選択した場合の抽出方法となります。湯量のイメージとしては、1杯分のコーヒー120mlのうち、75%がコーヒー粉からの抽出・残りの25%がバイパス注湯したお湯で構成されます。

2つの注湯口を備えており、コーヒーの抽出工程に合わせて自動で切り替えて注湯します

2つの注湯口を備えており、コーヒーの抽出工程に合わせて自動で切り替えて注湯します

先ほどと同じREGULARモード時の温度変化の図ですが、最初の「スチーム」と最後の「仕上げ」がバイパス注湯に該当します。最初にバイパス注湯口からサーバー内をスチームし、コーヒーを抽出しきった後、最後に86℃のお湯をサーバーに直接注いで完成となるわけです

先ほどと同じREGULARモード時の温度変化の図ですが、最初の「スチーム」と最後の「仕上げ」がバイパス注湯に該当します。最初にバイパス注湯口からサーバー内をスチームし、コーヒーを抽出しきった後、最後に86℃のお湯をサーバーに直接注いで完成となるわけです

3種類の味

BALMUDA The Brewは、「REGULAR」「STRONG」「ICED」の3つの味わいモードを搭載しており、その日の気分や好みで選べます。なお、各モードと抽出量の設定に合わせて、注湯回数や温度を制御し、どのモード・どの分量でコーヒーを淹れても、狙った味になるようコントロールされています。つまり、3つのモード(REGULAR・STRONG・ICED)と3つの抽出量(1杯・2杯・3杯)のかけあわせで、9通りの制御が働くというわけです。

各モードの目指した味を簡単にご紹介しましょう。まずREGULARモードは、上述のバルミューダが理想として掲げるコーヒー「ストロング&クリアな味」を実現する設定になっています。例の、1杯分の抽出量120mlのうち、75%がコーヒー粉からの抽出・残りの25%がバイパス注湯したお湯となる「最良の1杯」です。

こちら、REGULARモードで淹れた「最良の1杯」。確かにコクがありつつも後味がスッキリしていて、おいしかったです

こちら、REGULARモードで淹れた「最良の1杯」。確かにコクがありつつも後味がスッキリしていて、おいしかったです

2つ目のSTORONGモードは、上述の理想形から「ストロング」の部分を強調した深い味を目指したモード。より多く細かい注湯を行って、コーヒーの深みを引き出します。そして3つ目のICEDモードは、アイスコーヒー用のモード。こちらは氷を淹れることを考慮して、味は濃いめ・量少なめ75ml(1杯あたり)が抽出されます(氷の分量45mlが加えられる前提)。ちなみにSTORONGモードとICEDモードは、どちらも濃厚な味を実現するため、抽出時には仕上げのバイパス注湯は行いません。

左がSTRONGモード。確かに濃厚で、豆の種類によって異なる酸味や深みなどの特徴がよりいっそう強く出るようです。右のICEDモードはすごくすっきりして飲みやすく、後を引く味でゴクゴク飲めてしまいます。ちなみにサーバーは魔法瓶と同じ中空断熱仕様なので、ICEDモードのコーヒーを抽出したあとでサーバー内に氷を入れても大丈夫です

左がSTRONGモード。確かに濃厚で、豆の種類によって異なる酸味や深みなどの特徴がよりいっそう強く出るようです。右のICEDモードはすごくすっきりして飲みやすく、後を引く味でゴクゴク飲めてしまいます。ちなみにサーバーは魔法瓶と同じ中空断熱仕様なので、ICEDモードのコーヒーを抽出したあとでサーバー内に氷を入れても大丈夫です

というわけで、キッチン家電の世界で独自の存在感を放つバルミューダから登場したコーヒーメーカー、BALMUDA The Brewをご紹介してきました。同社ならではの注目技術満載の1台で、いろいろな種類のコーヒー粉を使ってコーヒーを楽しんでみたくなります!

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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