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着脱が劇的にラクに!足先から太ももまでマッサージできる「レッグリフレ」は新モデルが断然いい

エアーバッグを使って足をマッサージする、パナソニックのエアーマッサージャー「レッグリフレ」のロングタイプが5年ぶりにフルモデルチェンジ。足先から太ももまで包み込むスタイルなのは従来モデルと同じですが、新モデル「EW-RA190」は着脱が驚くほどラクになりました。まず、そのラクになった装着の様子を下の動画でご覧ください。

※動画では従来モデルの操作器を接続した状態で装着していますが、正しくは、装着後にホースプラグと接続します

ブーツのように簡単に履ける! 新しい着脱方法「スリップイン」を採用

冒頭の動画のように、新モデル「EW-RA190」は従来モデルの半分以下の時間、30秒ほどで装着することができます。これほど素早く装着できるようになったのは、ブーツを履くように装着できる「スリップイン方式」を採用し、装着の手順を大幅に減らしたのがポイント。従来モデルは、エアーマッサージャーを巻きつける前に面ファスナーをはがして展開し、足先から太ももまで順に計10個の面ファスナーを固定しながら装着していたのに対し、新モデルは、ブーツのように立てかけてあるエアーマッサージャーに足を入れ、太もも部を引き上げて、面ファスナーをフィットするように固定するだけで装着できるようになりました。脚全体をマッサージしたいけれど、装着する作業の多さを知って購入を見送っていたという人にはとてもうれしい進化です。

従来モデルは、収納してある状態(左写真)から面ファスナーをいったんはがして展開し、足先→足首→ふくらはぎ→太もも→ひざ上の順に面ファスナーで固定して装着。今回は操作器を接続した状態で装着していますが、正しくは、装着後にホースプラグを挿し込む手順となります

従来モデルは、収納してある状態(左写真)から面ファスナーをいったんはがして展開し、足先→足首→ふくらはぎ→太もも→ひざ上の順に面ファスナーで固定して装着。今回は操作器を接続した状態で装着していますが、正しくは、装着後にホースプラグを挿し込む手順となります

従来モデルは面ファスナーをはがして固定するという動作が多いため、装着途中に、面ファスナーがズボンなどの衣服にくっつくことも。くっついた面ファスナーをはがし、ズボンが毛羽立ったという経験がある人もいるのでは!?

従来モデルは面ファスナーをはがして固定するという動作が多いため、装着途中に、面ファスナーがズボンなどの衣服にくっつくことも。くっついた面ファスナーをはがし、ズボンが毛羽立ったという経験がある人もいるのでは!?

いっぽう、新モデルは収納してある状態(左上写真)から面ファスナーをはがし、展開する必要はありません。ブーツを履くように足を入れ、外側の布(太もも部)を引き上げ、ひざ裏の位置を合わせて太もも部の面ファスナーを固定。最後に、すね部と足先がフィットするように面ファスナーを巻き直せば完了です※写真には写っていませんが、装着後に操作器に接続ホースを挿し込む必要があります

いっぽう、新モデルは収納してある状態(左上写真)から面ファスナーをはがし、展開する必要はありません。ブーツを履くように足を入れ、外側の布(太もも部)を引き上げ、ひざ裏の位置を合わせて太もも部の面ファスナーを固定。最後に、すね部と足先がフィットするように面ファスナーを巻き直せば完了です
※写真には写っていませんが、装着後に操作器に接続ホースを挿し込む必要があります

装着の手順が少ないということは、当然、取り外しの手順も少なくて済みます。下の動画は、レッグリフレを取り外して収納するまでの時間を従来モデルと新モデルで比較したもの。従来モデルは各部位の面ファスナーをはがして最後に折りたたまなければなりませんが、新モデルは太もも部の面ファスナーをゆるめ(場合によっては足先、すね部の面ファスナーもゆるめる)、すね部まで下げて足を引き抜いたら終わり。新モデルの取り外しにかかった時間は約20秒。面ファスナーをはがす回数も少ないので、「ベリベリ」という音をあまりさせずに済むのもうれしいポイントです。

新モデルは折りたたむ手間がないのもラクでいい。そのまま立てかけておいても、乱雑なイメージは受けないでしょう※取扱説明書によると、従来モデル使用後は操作器とホースプラグを抜いて収納するとのこと

新モデルは折りたたむ手間がないのもラクでいい。そのまま立てかけておいても、乱雑なイメージは受けないでしょう
※取扱説明書によると、従来モデル使用後は操作器とホースプラグを抜いて収納し、新モデルは接続ホースを取り外して収納するとのこと

ここまで紹介した写真でお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、従来モデルは操作ボタンなどが搭載された操作器と長いコード(ホースプラグ)を接続する仕様でしたが、新モデルは操作器が本体と一体化されました。着脱にも影響することですが、見た目にもすっきりしたのは魅力的。

新モデルの操作器は、左足のすね部内側に装備

新モデルの操作器は、左足のすね部内側に装備

ソファなどに腰かけた状態で使用するため、マッサージ中は操作器の装備位置はそれほど気にならないかもしれませんが、着脱の手間も含め、本体と一体化されたほうが断然いい!

ソファなどに腰かけた状態で使用するため、マッサージ中は操作器の装備位置はそれほど気にならないかもしれませんが、着脱の手間も含め、本体と一体化されたほうが断然いい!

なお、従来モデルと新モデルのどちらも電源コードを操作器に挿し込み、電源プラグをコンセントに挿し込むという手順が必要。本記事の写真はすべて電源コードを接続していない状態です。

エアーバッグなのにプロの手技でマッサージされるような気持ちよさ

いっぽうで、マッサージの方法は従来どおり。本体内のエアーバッグに空気を入れてふくらまし、空気を抜いてゆるめるという動きを繰り返して加圧マッサージします。もちろん、単純に空気を入れたり抜いたりするだけでなく、複数配置されたエアーバックはひとつずつ秒単位で空気の入れ方、抜き方、入れ具合を制御。エアーバッグの大きさや形状も、部位ごとにピタッと密着するように変更されています。こうした技術を複合的に調整した圧迫動作により、プロの手でマッサージされているような心地よさを再現したのがレッグリフレの特徴。疲労回復や血行促進、筋肉の疲れをとる、筋肉のこりをほぐす、神経痛や筋肉痛の痛みをやわらげるといった効果が期待できます。

新モデルには太もも前、太もも後ろ、太もも内/外、ひざ上、ひざ裏、ふくらはぎ、すね、足首、かかと、足先など片足に13個のエアーバッグを配置。レッグリフレのロングタイプは脚全体360°を同時に効率よく短時間でケアできるのも強みです

新モデルには太もも前、太もも後ろ、太もも内/外、ひざ上、ひざ裏、ふくらはぎ、すね、足首、かかと、足先など片足に13個のエアーバッグを配置。レッグリフレのロングタイプは脚全体360°を同時に効率よく短時間でケアできるのも強みです

装着方法や布地の形状が変更されているため、搭載されているエアーバッグの形状も新設計されています。また、新モデルは足先を包み込むエアーバッグのカバー率がアップしたのもポイント

装着方法や布地の形状が変更されているため、搭載されているエアーバッグの形状も新設計されています。また、新モデルは足先を包み込むエアーバッグのカバー率がアップしたのもポイント

ひざまわりにはエアーバッグを巻きつけませんが、ひざ裏とひざ上にエアーバッグがあるので、ひざまわりのマッサージも可能。また、ひざ裏には「ポイントボール」というボール状の突起が当たるようになっており、これにより押しもみ効果が得られます

ひざまわりにはエアーバッグを巻きつけませんが、ひざ裏とひざ上にエアーバッグがあるので、ひざまわりのマッサージも可能。また、ひざ裏には「ポイントボール」というボール状の突起が当たるようになっており、これにより押しもみ効果が得られます

足先にはヒーターが内蔵されており、温めながらマッサージすることもできます。写真は、布地の中にあるヒーターを見せてもらった様子。温感マッサージの温度は2段階(約40℃/約37℃)で選択できます

足先にはヒーターが内蔵されており、温めながらマッサージすることもできます。写真は、布地の中にあるヒーターを見せてもらった様子。温感マッサージの温度は2段階(約40℃/約37℃)で選択できます

ちなみに、付属の足裏用のパッド(2個)をセットして使用すれば、ピンポイントでより強い刺激を得ることが可能

ちなみに、付属の足裏用のパッド(2個)をセットして使用すれば、ピンポイントでより強い刺激を得ることが可能

マッサージコースは「おまかせ」のほか、足先から太ももまでをしぼり上げるように加圧する「しぼり上げ」、ふくらはぎとすねへの多彩な動きをふくめ、脚全体をもみほぐす「もみほぐし」、太ももの内側、外側、前後の筋肉を中心に強めにこねほぐす「太ももメイン」、ひざ上をつかむようにもみほぐしたり、ひざ裏を集中的にマッサージする「ひざまわりメイン」の5コースを搭載。このうち、「太ももメイン」と「ひざまわりメイン」は新モデルで新たに追加されたコースです。

マッサージコースは、すべて「弱/中/強」の3段階で強さを調整可能。運転時間は約10分で、途中でコースを切り換えても、スタートしてから約10分で切れる仕様となっています

マッサージコースは、すべて「弱/中/強」の3段階で強さを調整可能。運転時間は約10分で、途中でコースを切り換えても、スタートしてから約10分で切れる仕様となっています

まとめ

筆者も、メディア向け体験会で新モデルを使用しましたが、エアーバッグをふくらませたり、縮ませたりする動作で、なぜこんなに人の手でマッサージされているような感覚が得られるのだろうか……と不思議に感じるほどのリアルな心地よさでした。もみほぐしたり、しぼり上げたり、どのような動きも力強く、それでいてていねいな印象。これまで、太ももをマッサージャーでマッサージしたことはなかったのですが、使用後、足の指から股関節まで動きが軽やかになった軽くなったような気がしました。

こうしたマッサージの気持ちよさや効果は従来モデルでも得られますが、新モデルは着脱方法が新しくなったのが最高にいい。新モデルを一度でも使ってしまうと、もう従来モデルを使う気にならないほど、新モデルは着脱がラクちん。価格が下がりやすい型落ちモデル(前モデル)を選ぶという選択肢もありますが、準備や後片付けの手間は少ないほうが継続して使えそうなので、レッグリフレのロングタイプに関しては新モデルを選んだほうが断然お得だと思います。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいます。

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