家庭用美顔器を中心に、美容機器やスキンケアアイテムの製造・販売を手掛ける「CHOUCHOU(チョウチョウ)」が、2023年6月より日本国内でのブランド展開を本格的に始めることを発表。その第1弾となる高級朝美顔器「THE MORPHO(ザ・モルフォ)」を発表会で見てきました。
「ザ・モルフォ」は、「EMS」「ラジオ波」「LED」「MFIP」「ウルトラパルス」という5つのスキンケア機能を組み合わせて肌をケアする美顔器。同ブランドのスキンケア化粧品「モルフォスキンケアシリーズ」と一緒に使う仕様となっており、美顔器と専用スキンケアシリーズをセットにした「モルフォコンプリートセット+美顔器台 WH」(価格は187,550円)と「モルフォスターターセット」(価格は180,950円)の2セットで販売されます。なお、現時点では美顔器単体で購入はできませんが、スキンケアシリーズは個別に購入可能。スキンケアシリーズには、「MORPHO BOOSTER(50mL)」(価格は6,600円)、「MORPHO SERUM(500mL)」(価格は11,550円)、「MORPHO GEL(500mL)」(価格は11,550円)、「MORPHO MASK(5枚入り)」(価格は6,600円)を用意しています。
※本記事での価格はすべて公式オンラインストアでの税込表記となります
「モルフォコンプリートセット+美顔器台 WH」には、美顔器本体とスキンケアシリーズ全製品、専用の美顔器台を同梱。「モルフォスターターセット」は、美顔器本体とスキンケアシリーズ2種類(MORPHO SERUMとMORPHO GEL)というセット内容です
美顔器「ザ・モルフォ」のサイズは53.5(幅)×63(奥行)×209(高さ)mmで、重量は約174gです。コードレスタイプで、「RMモード」のレベル4で110分(22回)使用可能。バッテリー残量ゼロの状態から満充電まで約4時間かかります
「ザ・モルフォ」と専用スキンケアシリーズを一緒に使った際の臨床試験や効能評価は、検査、検証、試験および認証を行う世界的な機関「SGS」と共同で実施しており、高い評価を得ているとのこと。また、スキンケアシリーズにはローヤルゼリーや天然蜂蜜、オウゴン根エキスなど植物由来の成分を使用しているそうです。
「ザ・モルフォ」に搭載されているモードは「REモード」と「RMモード」の2種類です。一般的に肌のケアは夜に行うことが多いですが、「CHOUCHOU」は“朝のひとときから女性の自分らしいライフスタイルをプロデュースする”をコンセプトとするブランドなので、どちらも朝のメイク前に使うモードなのが特徴。別府ガーデンヒルクリニックくらた医院の院長、倉田荘太郎医師によると、朝に美顔器を使用することでスキンケア製品や美容液の吸収率が向上しやすくなるといいます。
ボタンはハンドル部に2つのみ。使用したいモードを選択するだけとシンプルな操作性です
●REモード
週6回、朝のメイク前にデイリーで使うことを推奨しているモード。朝のルーティーンとして手軽に導入できるように、5分で完了するプログラムとなっています。「ラジオ波」「EMS」「LED」を組み合わせることで、肌を引き締めるとともに明るい印象の肌へと導く効果が期待できるそう。「REモード」では、「MORPHO GEL」を使用します。
●RMモード
「RMモード」は週1回行う集中保湿フェイシャルケア。スキンケア化粧品に「MORPHO SERUM」を使用する点は「REモード」とは異なりますが、朝のメイク前がベストタイミングなのは変わりません。使用しているスキンケア機能は「ラジオ波」「LED」「MFIP」「ウルトラパルス」を組み合わせたもの。肌の引き締めとハリの向上、乾燥などのケア効果があるそうです。
使用するモードに合わせてスキンケア化粧品の「MORPHO SERUM」または「MORPHO GEL」を美顔器「ザ・モルフォ」のヘッドにプッシュし、肌に密着させ、約3秒ずつ当てながら動かしていくというのが基本的な使い方。「MORPHO BOOSTER」がある場合は、先に顔や首筋に塗布しておくと、次に使用する美容液の潤い成分が肌の隅々まで届きやすくなるそうです。
「MORPHO SERUM」「MORPHO GEL」どちらも、1回のケアに使用する量は2プッシュ程度
モードを選択すると電源がオンに。強さも同じボタンを押して変更できます
電源がオンになると、ヘッドが点灯。このまま肌に当てていきます
あごの下からフェイスラインに沿って耳の後ろまで移動し、次に、首の横を通って鎖骨あたりまで下げます。そして、あごから耳まで、唇の端から耳まで、鼻の脇からこめかみまでというように、3つのラインをなぞった後、眉毛から髪の生え際に向かって移動。この動きを顔の左側、右側で行います
搭載されているスキンケア機能の効果についてメーカーの担当者に聞いてみたところ、『「EMS」は痛みが少ない微弱電流で表情筋の働きを活発にしていきいきとした肌へ導き、高周波の「ラジオ波」は肌に刺激を与え、肌のコンディションを改善します。そして、痛みの少ない電気パルスで美容液を肌の奥まで浸透させる「ウルトラパルス」と、EMS、中周波断続パルス、高周波を組み合わせた「MFIP」は肌の引き締めとハリのアップの効果が。「LED」については、LEDの光線にはさまざまな種類があり、皮膚に浸透する深さによってそれぞれ異なる効果がありますが、「ザ・モルフォ」は肌を整える効果がある「青」、エイジングケア対策効果がある「赤」、肌の洗浄効果がある「緑」を採用しています』とのことでした。家電流通専門誌で白物家電と家電量販店と流通に関する取材・執筆・編集を担当。趣味は料理、旅行、舞台鑑賞、米国ドラマ視聴など。クラシック音楽の”現代音楽ファン”というと変人扱いされることが悩み。