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闇バイト犯罪の対策にも有効なパナソニックの防犯家電!屋外カメラや電話機の最新モデルが役立つ

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空き巣や強盗など、素人が簡単に犯罪に関わる「闇バイト」が大きな問題になっている今、自分が住む家の防犯について考えるだけでなく、離れて暮らす親が心配な人も多いのではないでしょうか。

元捜査一課の警部補が教えてくれた家庭における防犯のポイントと、防犯に役立つパナソニックの新製品「デジタルコードレス電話機 VE-GE19DL」「モニター付き屋外カメラ VL-CV100K」を紹介します。

闇バイトにより凶悪化する今どきの犯罪

最近は、短時間・高額報酬といった魅力的な募集内容を提示し、応募をすると、詐欺の受け子や空き巣犯罪などに加担させられる「闇バイト」による傷害を含む手荒な犯罪が急増しているそうです。

元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課警部補で、現在防犯アドバイザーの佐々木成三さん

元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課警部補で、現在防犯アドバイザーの佐々木成三さん

犯罪が凶悪化している大きな理由が、闇バイトで集められた犯罪実行犯が「素人」であること。空き巣のプロは侵入に時間がかかったり、侵入時に音や光が出たりすると発覚を恐れて即座に撤収しますが、素人による闇バイトの空き巣はより大胆になる可能性が高く、家主に見つかった場合でも逃げるのではなく逆上して強盗傷害に発展してしまう例があるそう。

闇バイトにはいろいろな種類がありますが、実行犯である闇バイトが指示役の正体を知ることはありません。そのため、使い捨てにされやすい側面があります

闇バイトにはいろいろな種類がありますが、実行犯である闇バイトが指示役の正体を知ることはありません。そのため、使い捨てにされやすい側面があります

重要なのは犯罪の「入り口」を防ぐこと! 防犯家電で対策しよう

お金はもちろん、命の心配もある闇バイトによる犯罪ですが、佐々木さんはその多くを防犯機能搭載家電で防げるといいます。

▼デジタルコードレス電話機「VE-GE19DL」

闇バイトでの犯罪に多いのが「予兆電話で被害宅を選ぶ」ケース。特殊詐欺(オレオレ詐欺)だけでなく、空き巣の場合も貴金属店を装って自宅に金目のものがないか電話で事前チェックしたり、家族構成や留守にする時間帯などを電話で下調べしたりすることが多いそう。

犯罪に巻き込まれる前には知らない番号からの電話がかかってくることが!

犯罪に巻き込まれる前には知らない番号からの電話がかかってくることが!

防犯対策を考えるなら「知らない番号からの電話には出ない」のが正しい行動ですが、それでも電話を無視したくないなら、迷惑電話防止機能搭載の電話が役立ちます。

パナソニックのデジタルコードレス電話機「VE-GE19DL」にも迷惑電話防止機能が搭載されており、「迷惑防止」を設定しておくと、知らない番号や非通知で電話がかかってくると呼び出し音が鳴る前に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます」という音声メッセージを流して警告。多くの犯罪者は痕跡を残すことを嫌がるため、「録音する」とアナウンスされるだけで電話を切る場合が多いそう。相手が電話を切らなかったときは着信に移り、呼び出し音と「迷惑電話に注意ください」という注意喚起のアナウンスが交互に繰り返され、電話に出ると通話内容が自動で録音されます(下の動画参照)。

発信する場合も「詐欺注意」の警告を表示する機能を搭載しています

発信する場合も「詐欺注意」の警告を表示する機能を搭載しています

このほか、女性の声を男性のような低い声に変えることができる「ボイスチェンジ」機能や、ドアホンのチャイム音を流して「来客なので……」と通話を切るタイミングを作る「通話拒否」機能を搭載。迷惑電話やいたずら電話、勧誘電話にも役立つでしょう。どちらも、子機での着信通話時のみ使用できます。

公式オンラインストア価格は13,860円(税込)。本体メモリーに保存できる通話は1件(最大約10分)で、電話に出るたびに上書きされますが、電話を切った後に保存の操作を行えば録音を残すことは可能

公式オンラインストア価格は13,860円(税込)。本体メモリーに保存できる通話は1件(最大約10分)で、電話に出るたびに上書きされますが、電話を切った後に保存の操作を行えば録音を残すことは可能

▼モニター付き屋外カメラ「VL-CV100K」

犯罪者の侵入対策には、屋外カメラの設置も有効です。一般的な屋外カメラは設置後にネットワークの設定やペアリングが必要ですが、パナソニック「VL-CV100K」はカメラとモニターがペアリングされた状態で出荷されるので、電源を入れるだけで設定なしで使用可能。インターネット環境やスマートフォンがなくてもすぐ使えます。

屋外カメラとモニター親機がセットになっています。市場想定価格は55,000円前後(税込)ですが、カメラの設置には業者による施工が必要。施工料金も別途かかります

屋外カメラとモニター親機がセットになっています。市場想定価格は55,000円前後(税込)ですが、カメラの設置には業者による施工が必要。施工料金も別途かかります

モニター親機は約8型のカラー液晶ディスプレイで、タッチ操作に対応。サイズは約198(幅)×25.5(奥行)×131(高さ)mmで、重量は約450gです

モニター親機は約8型のカラー液晶ディスプレイで、タッチ操作に対応。サイズは約198(幅)×25.5(奥行)×131(高さ)mmで、重量は約450gです

カメラには動作検知と、AIで人物の形を判断する人検知の2つの検知機能を搭載しており、検知機能が作動すると自動で録画がスタートし(別売りのmicroSDメモリーカードが必要)、モニター親機に音で通知します。撮影可能範囲は水平約75度、垂直約40度で、動作検知範囲も同じ。夜間、周囲が暗くなると、赤外線または白色LEDを点灯させる「ナイトビジョンモード」も搭載しています。

明かりを落として真っ暗にした室内でナイトビジョンモードをテスト。これだけ鮮明に映ると安心できそう。なお、今回はナイトビジョンモードの撮影モードを、人を検知するときは白色LEDでカラー撮影し、それ以外は赤外線LEDで白黒撮影する「スマートモード」に設定しています

明かりを落として真っ暗にした室内でナイトビジョンモードをテスト。これだけ鮮明に映ると安心できそう。なお、今回はナイトビジョンモードの撮影モードを、人を検知するときは白色LEDでカラー撮影し、それ以外は赤外線LEDで白黒撮影する「スマートモード」に設定しています

人を検知したときに自動点灯するライトはかなり明るいため、防犯用屋外照明としても優秀そう。これだけで逃げ出す空き巣も一定数いそうです

人を検知したときに自動点灯するライトはかなり明るいため、防犯用屋外照明としても優秀そう。これだけで逃げ出す空き巣も一定数いそうです

カメラは付属とあわせて最大4台まで登録可能。また、モニター親機をネットワークに接続(有線LAN)しておくと、専用アプリ「いえモニ」を使ってスマートフォンでカメラ映像をリアルタイムに確認したり、録画された映像を再生したりできます。

複数台のカメラを登録した際には、分割表示で同時に確認可能。見たいカメラ映像をタップすれば、1画面で見られます

複数台のカメラを登録した際には、分割表示で同時に確認可能。見たいカメラ映像をタップすれば、1画面で見られます

スマートフォンを連携させておけば、外出先でも自宅周囲を確認できます

スマートフォンを連携させておけば、外出先でも自宅周囲を確認できます

このほか、モニター親機やスマートフォンからカメラ前にいる相手に「誰ですか? 警察呼びますよ」と声をかけることも可能。佐々木さんによると、「VL-CV100K」が防犯対策として有効な理由は「威嚇」ができる点にもあるとのこと。万が一空き巣に狙われた場合も、光や声で犯人が侵入する前に止められる可能性が高まります。

なお、「VL-CV100K」と同じように、煩わしい設定不要で使える既存モデル「VS-HC105」もありますが、新モデルの「VL-CV100K」はカメラの映像素子が400万画素(「VS-HC105」は30万画素)に向上しており、より鮮明に撮影できます。

既存モデル「VS-HC105」。インターネット環境やスマートフォン不要で使えますが、カメラとモニター機の無線通信方式は新モデル「VL-CV100K」と異なります。カメラ前の人に話しかける機能も搭載

既存モデル「VS-HC105」。インターネット環境やスマートフォン不要で使えますが、カメラとモニター機の無線通信方式は新モデル「VL-CV100K」と異なります。カメラ前の人に話しかける機能も搭載

「VL-CV100K」と「VS-HC105」は検知機能も異なります。「VS-HC105」にはAIを使った検知機能も搭載されておらず(動作検知と人感センサー)、夜間用の「ナイトモード」は白黒映像のみ対応。本体メモリーに録画する仕様だったため、録画時間は1件につき約10秒で、保護設定できるのは最大20件までの画像です。「VL-CV100K」は128GBのmicroSDメモリーカードをセットした場合、最大580時間の動画を記録可能(解像度「SD」時)。録画した映像を確認するときに、再生速度を1倍速または2倍速に切り替えられるのも便利です。モニター機の画面サイズも約8型(「VS-HC105」は2.7型)と大きくて見やすいので、より高い防犯対策をするなら「VL-CV100K」を選んだほうが心強いでしょう。

いざという場合に守るべきものは自分と家族。佐々木さんによると、万が一家に侵入されてしまった場合は、鍵のかかる部屋などに逃げ込み、身を守るのが重要だということです

いざという場合に守るべきものは自分と家族。佐々木さんによると、万が一家に侵入されてしまった場合は、鍵のかかる部屋などに逃げ込み、身を守るのが重要だということです

倉本 春
Writer
倉本 春
パソコン雑誌編集者からドッグカフェオーナーという、異色の経歴を経た家電ライター。家電を活用することで、いかに家事の手を抜くかに日々頭を悩ませている。
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中村真由美(編集部)
Editor
中村真由美(編集部)
モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。気づけば15年以上、生活家電の情報を追い、さまざまな製品に触れています。
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