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プラズマ+自動洗浄で上質な空気を吹き出す「SDRシリーズ」誕生

“空気清浄機がまるごと入った”東芝のエアコンのキレイ度がスゴイ!

エアコンの役割は、「暑い」「寒い」といった日々のストレスを解消すること。そのため、いかに少ない電力で効率よく冷暖できるかがエアコンの継続的な課題であり、「省エネ」「冷暖能力の向上」といった基本性能をブラッシュアップしながら進化してきた。加えて、近年は細やかな気流制御や空気清浄機能、スマートフォンによる遠隔操作などの“快適さ”も追求されている。

11月より順次発売となる東芝のエアコン「SDRシリーズ」も、これらの“快適さ”をより強化。なかでも一番のポイントは、PM2.5に対応する清浄機能だ。“空気清浄機をまるごと1台搭載”とメーカーが謳う「SDRシリーズ」の実力を、プレス向けに行われたセミナーで見てきたので紹介する。

適用畳数6、8、10、12、14、18、20、23、26畳のモデルがラインアップされる

プラズマイオンで帯電した汚れキャッチ→自動排出する清潔性能

空気清浄機能を持つエアコンは他社からも発売されているが、「SDRシリーズ」は清浄能力が“空気清浄機”同等の高いレベルを有していることが特徴だ。エアコンの空気清浄機能といえば、イオンを放出したり、フィルターで汚れをろ過するものがほとんどだが、「SDRシリーズ」はウイルスやカビなどをプラズマで帯電させてキャッチする電気集じん方式を採用している。汚れを帯電させることで、しっかりと熱交換器に吸着するため、冷暖房の送風によって室内に汚れが舞い戻るのを抑制できるという。

さらに、熱交換器の表面には特殊な樹脂をコーティングしており、熱交換器に吸着した汚れはドレン水によって自動排出されるのでお手入れ不要。花粉のような粒子の大きな汚れから、PM2.5までをエアコンで99%除去できるのは東芝だけだ(2014年9月時点)。

フィルターの奥に見える青色の部分が、プラズマイオンを発生させるユニット。この部分を通過する時に、汚れが帯電する

プラズマイオンを発生させるユニットを従来機のものと比較。手前にある「SDRシリーズ」のユニットは従来よりも約6%大型化した

電極針の形状を改良することで、より多くのプラズマイオンが発生できるようになり、従来機の約半分の時間でPM2.5を除去できるという

まずは、帯電すると汚れの吸着率がよくなるのかを検証してみる。

エアコン内部で起こる様子を再現するための擬似装置。プラズマイオンが発生するユニットの背面にあるアルミの板は、熱交換器の代わりとなるもの。プラズマイオンON/OFFの状態で汚れを付着した後、ファンを稼働して風を起こし、熱交換器への吸着具合を比較した

プラズマイオンをONにしたほうが、熱交換器に汚れが多く吸着している。つまり、汚れは帯電させることにより、エアコンに集じんされた後に再び部屋の中に戻る率が低減されると確認できた

続いて、熱交換器に吸着した汚れはドレン水で簡単に落ちるのかをテストしてみよう。家庭内で発生する頑固な汚れ「キッチンの油分」を想定し、一般的な熱交換器と特殊な加工を施した「SDRシリーズ」の熱交換器に油性インクを付着。そこに、水をかけることで汚れ落ちにどれほどの差が出るのかを比較してみた。

一般的な熱交換器に水をかけても汚れは落ちないが、「SDRシリーズ」の熱交換器は1度目の水の噴射で汚れが洗い流されている。熱交換器に汚れが付いたままにしていると運転効率が低下してしまうため、熱交換器がキレイな状態に保てることは冷暖房の効きや節電にも直結するだろう。

そして、いよいよ空気清浄機並みの集じんスピードをチェックする。PM2.5同等サイズの粒子を充満させたケースの中に「SDRシリーズ」と適用畳数が同等の空気清浄機をセット。集じんするスピードを比較してみた。

各ケースに充満した煙が、ほぼ同じタイミングで集じんされた。完全に集じんされるまでにかかった時間は10秒程度。“空気清浄機並み”の集じん力を持っていることは間違いなさそうだ。

省エネもバッチリ! 45Wで冷暖房できる小消費電力運転

東芝のエアコンの省エネ性能を支える大きな鍵となるのが、2つのシリンダーを備えるコンプレッサー。状況に応じて、シリンダーを1つ稼働させるか2つ稼働させるかを判断し、必要最小限で効率よく運転することでムダな電力を消費しないようにしている。そのコンプレッサーを制御するインバータを新開発することにより、45Wという扇風機同等の消費電力での冷暖房を適用畳数18畳以上のモデルでも実現したという。ちなみに、45Wでの冷暖房は、「節電」ボタンを押してできる「節電冷房」「節電暖房」が対象となる。節電冷房は室温よりも約5℃低い冷風、節電暖房は室温より約5℃高い温風を送風する運転モードだ。

冷暖房運転時に「節電」ボタンを押すと、「節電冷房」「節電暖房」に切り替わる

「節電冷房」運転をしている「RAS-406SDR」と扇風機の消費電力を比較してみると、消費電力は「RAS-406SDR」が43.9W、扇風機が44.1Wとほぼ同じ。しかし、「RAS-406SDR」は26.7℃の空気を吸い込みながら、22℃の冷風を放出している。このことから、扇風機並みの消費電力で冷房できることが確かめられた

ほかにも、広い部屋も素早く冷暖できるように大きなルーバーと新開発のファンを搭載。人の位置や活動量、室内の明るさをセンサーで検知し、気流の向きやパワーを制御する「ecoモード」も装備しているので、エアコンにおまかせで節電&快適さを得ることもできる。

2枚のルーバーと大型の室内ファンにより、25m離れた所にも風が届くようになった。室温をスピーディーに設定温度にすることができるようになるため、節電にもつながる

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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