レビュー
温熱←→低周波で筋肉を温めながらコリを癒す

充電式でどこでも使えるオムロンの低周波治療器が便利!

微弱電流を流すことで筋肉のコリや疲れを和らげる低周波治療器は、手軽に体のさまざまな部位に使用できるものの、コンセントのある場所でないと使えないものがほとんどでちょっと不便。そんな不満を解消してくれるのが、オムロン「温熱低周波治療器HV-F320」(HV-F320)です。充電式で使い勝手がいいうえに、患部を温めながらほぐす温治療も可能。さっそく使用してみました。

コンパクトですっきりしたデザイン

HV-F320は、粘着性のあるパッドをコリや痛みが気になる部分に貼り付けて使用。パッドから筋肉に低周波(弱い電流)の刺激が流れ、コリや痛みを治療します。満充電の状態から4回(1回30分)ほど運転可能。動作音はほとんど出ないので、寝室など静かな場所でも使えます。

本体は女性の手のひらにも収まるコンパクトサイズで、103(幅)×29(高さ)×103(奥行)mm。重量は約190g

本体は女性の手のひらにも収まるコンパクトサイズで、103(幅)×29(高さ)×103(奥行)mm。重量は約190g 。基本周波数は0.7〜108Hz

パッドの裏側は粘着面で肌にぴたっと貼り付きます。30回程度使用でき、交換用パッドは4組8枚入りが2,000円(税別)で追加購入可能

充電は専用アダプターに接続して行います。充電時間は1.5時間。充電中は本体の使用不可です。海外での充電についてはメーカーにて実証実験を行っていないため、推奨できないとのこと

本体とパッドを収納できる専用ポーチ付きで旅行にも便利

本体とパッドを収納できる専用ポーチ付きで旅行にも便利

「温治療コース」と「低周波コース」を用意

HV-F320には約41℃の温熱と低周波を交互に繰り返す「温治療コース」と、低周波の刺激のみで治療する「低周波コース」の2種類を搭載。発売に先立って行われた製品発表会では、明治国際医療大学鍼灸学部教授 伊藤和憲氏が「患部を温めることでリラックス効果のほか、血行をよくしてコリの緩和や筋肉の疲労回復を早める作用などが期待できる」と、低周波治療と温熱治療を組み合わせることのメリットを語りました。

コースはともに運転時間は30分です。一般的に家庭用の低周波治療器の使用時間は20分程度ですが、ユーザーからの「もっと長時間マッサージをしたい」という要望にこたえ、使用時間を長めに設定しているのだとか。

組み合わせることで相乗効果をもたらす低周波治療と温熱治療が、HV-F320で手軽に行えます
※画像はオムロン新製品発表会より

使ってみた!

運転モードは「たたく」「おす」「もむ」の3つの単一モードと、3つの動きを組み合わせた複合モードを用意。「肩」「腕」「腰」「ふくらはぎ」「足裏」「関節」の6種類から選ぶことができます。低周波の強さは20段階で調節可能。メーカーによると、刺激が強ければ効果的というわけではないため、自分が心地よいと感じる強さで使用してほしいとのこと。筆者は「10」でちょうどよく感じました。強過ぎるモードで行うともみ返しのような症状が出て逆効果になることもあるので注意しましょう。

まずは「温治療コース」で「腰」モードを使用しました。温熱と低周波を交互に繰り返すことで、どのような気持ちよさや効果がもたらされるのでしょうか。

背骨を中心にコリを感じるところに左右対称に貼り付けます

背骨を中心にコリを感じるところに左右対称に貼り付けます

電源を入れ、コースとモードを選んで治療スタート。残り時間は液晶に表示されます

電源を入れ、コースとモードを選んで治療スタート。残り時間は液晶に表示されます

スタートすると3秒ほどで患部が温かくなり、ぽかぽかして気持ちいい! 筋肉が柔らかくなるような感覚でリラックス効果バツグンです。30秒経つと温熱がいったん停止。約60秒間の低周波刺激が開始されると“じわじわ〜”と微弱電流が筋肉をほぐすような感覚が伝わってきて、コリに効いているのを実感できます。ただ、低周波が止まるたびに「気持ちいい〜」と感じているところに水を差された気分になることもあり、腰に関しては患部を温めながら低周波治療ができるほうがいいかもと思いました。

肩にも「温治療コース」を試してみました。筆者は肩に低周波治療器を長時間使用すると疲れることがあるのですが、「温治療コース」では温熱と低周波が交互するためか疲れを感じることもありませんでした。個人差はあるでしょうが、部位によって使用するコースの向き不向きがあるのかもしれません。

凹凸のある部位はパッドが浮きがち。浮いてしまう場合はパッドの上にぴったりしたトップスなどを着るといいかも

つづいて、「低周波」コースで「ふくらはぎ」モードを試してみます。30分間の低周波治療の効果はどうでしょうか?

両足の同時治療はできないため片方ずつ行います

両足の同時治療はできないため片方ずつ行います

コース終了直後は少しだけ筋肉を使った感覚が残るものの、5分ほど経過するとふくらはぎがとても軽く感じました。30分間低周波治療を受けてもやり過ぎと感じることはなく、翌日に揉み返しのような症状もなし。コードレスで施術中も姿勢を変えやすいおかげか、使用中に身体が窮屈に感じることもありませんでした。

ただ、ふくらはぎや足裏、関節の場合片方ずつしが治療ができないため、両方に使用するとなると1時間かかります。片方15分くらいで完了するコースや、両方同時に治療できるようにパッドがもう1組接続できればより使用しやすいのではないでしょうか。

まとめ

コリや痛みなどの身体の疲れは、仕事中や旅行中などマッサージを受けられない時こそ感じることが多いもの。だからこそ、充電式でいつでもどこでも使用できるというのはとてもありがたい! 「温治療コース」と「低周波コース」の2種類が用意されている点もポイントが高く、筆者は上半身を「温治療コース」、腰から下は「低周波コース」と使い分けています。部位ごとに温熱や低周波も変わるので、使用しながら最適なコースを探せばより効果を感じられるのではないでしょうか。

なお、コリや冷えなどの症状が重い方は、上位モデル「HV-F311」を選ぶという手もあり。15分間しっかり患部を温めてから15分間低周波でじっくり治療する「温治療Proコース」や、1,200Hzという高い周波数で治療する「深部モード」を搭載し、痛みを伴う部位の治療にも効果的です。

HV-F311はボディに信頼感を想起させる白色を採用。操作性が高いシンプルなデザインです

HV-F311のボディには清潔感のある白色を採用。操作性が高いシンプルなデザインです

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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