エアコンは暑い夏の冷房や寒い冬の暖房など、快適に暮らすために欠かせない家電です。各メーカーから自動掃除や省エネなど、さまざまな機能を搭載したモデルが登場していますが、どんなエアコンを選べばよいのかなかなかわかりづらいもの。そこでこの特集では、進化を遂げているエアコンのトレンドから製品選びのポイント、そして価格.comで人気の注目モデルを紹介します。ぜひライフスタイルにあったエアコン選びの参考にしてみてください。
エアコン選びには、さまざまなポイントがあります。それは、エアコンを設置する部屋の広さや、搭載されている機能によって、エアコンの価格が大きく変わってくるからです。
そこで最初に、各メーカーが展開している「モデル」の違いに着目します。エアコンは「ベーシックモデル」「ミドルレンジモデル」「フラッグシップモデル」の3つに分けられることが多いので、一般的な特徴や、価格帯、対応する部屋の大きさなどをチェックしましょう。
一般的に、「ベーシックモデル」はシンプル機能で、対応する部屋の広さは6〜18畳くらいのものが中心で、お手ごろな価格帯のものが多いのが特徴です。
「ミドルレンジモデル」は、エアコンの自動掃除機能が搭載されるなど使いやすく、さまざまな大きさの部屋に対応したモデルが多いです。
「フラッグシップモデル」は、最新のAI機能や高性能なセンサーなどを搭載し、快適性にこだわった機能が豊富なのが特徴。そのため価格も20万円以上の高額なモデルが多いです。
「ベーシックモデル」「スタンダードモデル」など各メーカーで呼び名に違いはありますが、機能を絞り込んでいてシンプルな使いやすさと低価格で購入できるのが特徴です。購入コストを抑えたい方はもちろんですが、適用畳数も6〜18畳くらいのものが多く、寝室や子ども部屋などにも向いています。
「ミドルレンジモデル」は「ハイスペックモデル」や「ハイグレードモデル」と呼ばれ、センサーや掃除機能などの便利機能を盛り込みながら、価格も比較的リーズナブルに抑えたシリーズが多いことが特徴です。適用畳数は6〜20畳以上と選択肢が広く、書斎やリビング、ダイニングなど幅広い部屋に向いています。
各メーカーで「フラッグシップモデル」や「プレミアムモデル」と呼ばれるハイエンドクラスのモデル。各種センサーやAI技術など、各メーカーの最新機能を盛り込み、快適性を高めたもので、適用畳数も10〜20畳以上のものも多く、家族が集まるリビングルームなどに向いています。
続いてエアコン選びのポイントとなるのが、設置する部屋の広さに応じた製品を選ぶことです。エアコンには製品ごとに「適用畳数」が設けられています。この「適用畳数」とは、どの程度の広さの部屋に適しているかを示す目安の数値で、設置を検討している部屋の広さ(畳数)と合っていることが大切です。
<適用畳数の表示の見方>
「主に10畳用」と書かれている場合:木造を基準にしていることが多いです。
「主に8〜12畳用」と書かれている場合:「木造なら8畳、鉄筋コンクリートなら12畳」に適用していることが多いです。
各メーカーによって基準や表記が異なることがあるので、設置する部屋の畳数に合ったモデルを選ぶようにしましょう。また、南向きで日差しがよく入る部屋や、キッチンといった火を使う部屋など、温度が高くなることが想定される場合は、部屋の畳数よりもワンランク上の畳数のモデルを選ぶといいでしょう。
価格.comで畳数別でエアコンをチェック!
主に6畳用/主に8畳用/主に10畳用/主に12畳用/主に14畳用/主に16畳用/主に18畳用/主に20畳用/ 主に23畳用/主に26畳用/主に29畳用
続いて選び方のポイントとなるのが、エアコン内部の自動掃除機能の有無です。自動掃除機能とは、エアコン内部のフィルターに付着したほこりやゴミを自動で除去する機能で、熱交換器の自動洗浄や、フィルターの自動掃除機能などがあります。
エアコンを掃除しないまま使用していると、フィルターの目詰まりなどで、空調の効率が悪くなり、むだに電力を消費してしまいます。しかし、自動掃除機能が搭載されていれば、面倒な内部の掃除を自動で行って、空調の効率も下がりづらくなるので、選ぶ際にチェックしましょう。
フィルター自動掃除機能:フィルターの清掃を自動で行い、清潔に保つ機能
自動熱交換器洗浄:熱交換器の表面の汚れを冷房や除湿運転時に発生した水などで洗い流し、屋外に排出する機能
エアコン内部を自動で掃除するモデルは多数登場しており、熱交換器を凍らせて汚れを洗い流すモデルなど、各メーカー工夫を凝らしています(画像は日立独自の「凍結洗浄」技術)
エアコン内部の自動掃除機能以外にも、さまざまな便利機能があり、快適機能や省エネ性も選び方のポイントとなります。そこで注目したいのが、室内はもちろん人の位置なども検知して効率的に運転するセンサー機能。また、スマートフォン操作に対応しているモデルであれば、外出先から室内の温度をコントロールできるので、チェックしてみましょう。
人感センサー:人の位置を検知して風量や温度を調整したり、不在時に自動停止したりなど省エネでエコな運転も可能
空気清浄機能:ホコリや花粉を収集し、室内の空気をきれいに保つ機能
PM2.5対応:より細かな塵まで集める機能
除菌:イオンの力で空気中に浮遊する菌やカビを抑制する機能
月々の電気代に直結する「省エネ性能」も忘れずにチェックしましょう。「統一省エネラベル」(下画像参照)に、省エネ性能を示す多段階評価点や年間のおおよその電気代などが表示されているので、参考にしてみてください。
省エネ性能を表示する統一省エネラベルは、省エネ基準の達成状況を1.0〜5.0までの多段階で評価したものです。2.0を基準値として、数値が高いものほど省エネ性能が高い製品と言えます
多段階評価点(2027年度)2のエアコン
多段階評価点(2027年度)3のエアコン
多段階評価点(2027年度)4のエアコン
多段階評価点(2027年度)5のエアコン
続いては、価格.comで人気を集めているエアコンメーカーの特徴を紹介します。各メーカーが展開するシリーズの特徴やこだわりポイントをチェックして、ライフスタイルに合うメーカーを探してみましょう。
価格.com「エアコン・クーラー」カテゴリーのメーカー別のシェア率を示すグラフ(2025年5月時点)。シェア率はダイキンが最も高く25.33%で、2位の日立は19.47%、3位の三菱電機は19.17%です
総合空調専業企業のダイキンが手掛けるエアコンの特徴は、夏季の除湿機能と冬季の加湿機能をあわせ持った湿度コントロールにすぐれているところです。夏場でも寒くなりすぎない「さらら除湿」と、冬場に空気を潤しながら温める「無給水加湿」機能が魅力で、ミドルレンジモデルやフラッグシップモデルなどを中心に搭載されています。
ベーシックモデル:Eシリーズ、Cシリーズなど
エアコン内部を水で洗浄する「水内部クリーン」機能を搭載
室内機がコンパクトで部屋に圧迫感を出したくない人におすすめ
ミドルレンジモデル:Fシリーズ、Aシリーズなど
湿度や温度をコントロールして蒸し暑さを感じさせにくい「プレミアム冷房」機能を搭載
季節やシーンに合わせて除湿能力を制御し、肌寒さを抑えた「さらら除湿」機能も特徴
フラッグシップモデル:Rシリーズなど
上記の「さらら除湿」だけでなく、冬場に空気を潤しながら温める「無給水加湿」機能を搭載
消費電力を抑える運転や、AIによる快適でエコな自動運転が可能
「白くまくん」シリーズが有名な日立のエアコンは、本体を清潔に保つクリーン機能が特徴です。ミドルレンジモデルやフラッグシップモデルを中心に、熱交換器や室外機を凍結させ、表面に付いた霜を一気に溶かして油汚れやホコリなどを一気に洗い流す、独自の「凍結洗浄」技術を搭載。プレミアムモデルでは、運転時にプラズマイオンを発生させ、部屋の気になる臭いの脱臭なども可能です。
ベーシックモデル:AJシリーズなど
エアコン内部を自動乾燥させる「エアコン内部クリーン」搭載
室内機がコンパクトで部屋に圧迫感を出したくない人におすすめ
ミドルレンジモデル:MJシリーズ、VJ・VLシリーズなど
熱交換器を凍らせて霜を一気に溶かして汚れを洗い流す
熱交換器の汚れがひどくなる前に自動洗浄するのがポイント
フラッグシップモデル:ZJシリーズ、XJシリーズなど
独自の「凍結洗浄」やファンの自動掃除など清潔機能が充実
最上位のXJシリーズは、プラズマイオンを発生させて部屋の臭いを抑えられる
三菱電機のエアコンといえば、長い歴史を誇る「霧ヶ峰」シリーズが有名でしょう。その最大の特徴はセンサー機能。ミドルレンジモデルを中心に、赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載しており、床や壁などの温度を測り、人の居場所や動きに合わせた運転が可能です。さらにプレミアムモデルやフラッグシップモデルでは、人の脈まで計測して、温度や気流を制御して快適な空調を行います。
ベーシックモデル:GVシリーズ、AXVシリーズ、BXVシリーズなど
エアコン内部の汚れを洗い流す「内部クリーン」や「内部クリーンlight」を搭載
高温になると自動で冷房運転を開始する「高温みまもり」も便利
ミドルレンジモデル:JXVシリーズ、FLシリーズなど
赤外線センサー「ムーブアイ」が床や壁から体感温度を測り、快適な室温に保ってくれるのが特徴
JXVシリーズは、フィルターに付着したホコリなどの汚れを自動で掃除する「フィルターおそうじメカ」機能を搭載
フラッグシップモデル:FZシリーズ、Zシリーズなど
独自のセンシング技術で人の脈まで計測して温度や気流を制御
ナノレベルのミストを放出して、カビ菌や花粉を抑制する
パナソニックのエアコンは清潔性にこだわっており、ミドルレンジモデルやフラッグシップモデルを中心に、フィルター汚れを自動で排出する「フィルターお掃除ロボット」を搭載しています。エアコン内部をきれいに保ち、お手入れの手間を軽減できるのが特徴です。また独自の「ナノイーX」は、空気中の有害物質を抑制するだけでなく、エアコン内部に発生しやすいカビなども抑制して清潔に保ちます。
ベーシックモデル:Fシリーズなど
エアコン内部の汚れを洗い流す内部クリーン機能を搭載
暑さが厳しいときでもパワフルに冷やす「快速」制御を採用
ミドルレンジモデル:Jシリーズ、EX・GXシリーズなど
「ナノイーX」を放出して室内のカビや花粉、ウイルスなどを抑制
EX・GXシリーズは、人や日差しを検知してエコ運転を行う「AI自動モード」を搭載
フラッグシップモデル:HXシリーズなど
「ナノイーX」やフィルターの自動掃除など清潔機能が充実
自動で消費電力のむだを省く「AI快適おまかせ」を搭載
エアコンを導入する前にチェックすべきポイントの1つが、設置工事費用です。買い替える場合は、古いエアコンの取り外し費用(約5,000〜10,000円)とリサイクル費用(約990〜2,000円)が必要です。また、移設先や業者によっては運搬費用が掛かる場合があります。新たにエアコンを購入する場合は、設置費用(約10,000〜17,000円)以外に、配管穴を新しく開ける穴開け工事や、設置の状況に応じて別途追加費用が掛かる場合があるので注意しましょう。
続いてチェックするポイントは、エアコン本体(室内機)と室外機の設置スペースです。室内機は、設置の際は天井から7cm以上、左右の壁からも5cm以上のスペースが必要。室外機は、前方25cm以上、左右10cm以上、後方5cm以上のスペースが必要です。環境によって室外機を置けない場合は、別途設置工事などが必要になる可能性があるので注意しましょう。
エアコンでは専用のコンセントが必要になる場合があります。100V用(15A、20A)と200V用(15A・20A)など種類があり、プラグの形状も異なるので、設置する部屋のコンセントの形状を必ず確認しておきましょう。大出力の製品になるほど200V電源が必要になってきます。
製品 価格.com最安価格 | 画像 | ショップリンク | 適用畳数 | 本体サイズ | フィルター自動掃除 | 自動熱交換器洗浄 |
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ここからは、価格.comで人気のエアコンを適用畳数別で紹介していきます。6〜8畳対応モデルは、ひとり暮らしの方や寝室や子ども部屋にぴったり。広いワンルームやリビングには10〜18畳クラスがおすすめです。リビングダイニングやさらに広い部屋は、23〜29畳に対応したモデルなどをチェックしてみてください。
※記事内の価格は2025年6月時点の価格
6畳対応モデルでまずおすすめなのが、日立の「白くまくん RAS-AJ22R(W)」。狭いスペースにもすっきり収まるコンパクト設計とシンプル操作が魅力のベーシックモデルです。フラッグシップモデルと比べると、室内機・室外機ともにサイズがひと回り小さく、狭いスペースやベランダにもすっきり収まります。機能面でも、日立の特徴である冷房や除湿運転後に自動で熱交換器を乾燥させる「エアコン内部クリーン」機能を搭載しており、本体をを清潔な状態に保てます。また本機は、4万円台という手ごろな価格帯が人気を集め、「価格.comプロダクトアワード2024」 の空調家電部門で大賞を受賞し、高コスパエアコンとしても評価の高いモデルです。
6畳対応のおすすめモデルはコスパを優先して紹介していますが、日立の特徴となる本体や室外機の洗浄機能にこだわっている「白くまくん RAS-V22R」もおすすめなので、合わせてチェックしてみてください。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳(100V)/10畳(200V)/12畳(100V)/12畳(200V)/14畳(100V)/14畳(200V)/18畳/20畳/23畳
●日立「白くまくん RAS-AJ22R(W)」のスペック
・本体サイズ:780(幅)×215(奥行)×280(高さ)mm
・室外機サイズ:658(幅)×275(奥行)×530(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:635W
・暖房消費電力:470W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:◯
ダイキンの「S224ATES-W」。ポイントは、ベーシックモデルながらフラッグシップモデルでも採用されている「水内部クリーン」機能を搭載しているところです。冷房運転で発生した結露水などを使って熱交換器を洗浄するもので、エアコン内部の掃除などのお手入れを自動で行ってくれる便利な機能。「ストリーマ空気清浄」技術によって空気中の浮遊ウイルスも抑制します。
本機は「価格.comプロダクトアワード2024」で銀賞を受賞した人気モデル。さらに同じEシリーズの18畳対応モデル「S404ATEP-W」も銅賞を受賞しており、ユーザー満足度も高い、大人気のシリーズと言えます。
ダイキンの特徴となる湿度コントロール機能を搭載したモデル「うるさらmini S224ATMS-W」もおすすめなので、合わせてチェックしてみてください。
●ダイキン「S224ATES-W」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×255(奥行)×250(高さ)mm
・室外機サイズ:675(幅)×284(奥行)×550(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:580W
・暖房消費電力:470W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:〇
・空気清浄:〇
・センサー:-
・スマホ対応:〇
三菱電機「霧ヶ峰 MSZ-GV2224-W」は、ベーシックモデルながら基本機能と品質にこだわりがあるのがポイントです。本機は室内が28度以上の高温状態になると自動で冷房運転を開始する「高温みまもり」機能を搭載し、熱中症対策にも一役買ってくれます。さらに、冷房運転で発生した結露水でエアコン内部の汚れを外に洗い流す「内部クリーンlight」を搭載し、お手入れもしやすくなっています。
6畳対応のおすすめモデルはコスパを優先して紹介していますが、三菱電機の特徴となるセンサー機能にこだわっている「霧ヶ峰 MSZ-BXV2224-W」もおすすめなので、合わせてチェックしてみてください。
●三菱電機「霧ヶ峰 MSZ-GV2224-W」のスペック
・本体サイズ:799(幅)×225(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:679(幅)×249(奥行)×453(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:655W
・暖房消費電力:470W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:◯
パナソニック「エオリア CS-224DFL-W」は、清潔さと快適さにこだわったベーシックモデルです。特徴は、冷房や除湿で発生した水でエアコン内部の汚れを洗い流す内部クリーン機能を搭載することで、日ごろのお手入れを軽減してくれます。このほか、暑さが厳しいときでもパワフルに冷やす「快速」制御を採用し、外気温が55度でも冷房のパワーを持続し、涼しさをキープしてくれます。また、本体デザインをノイズレスなフォルムに刷新しているので、シンプルな外観のモデルを探している人にもおすすめでしょう。
6畳対応のおすすめモデルはコスパを優先して紹介していますが、パナソニックの特徴となるクリーン機能にこだわっている「エオリア CS-224DGX-W」もおすすめなので、合わせてチェックしてみてください。
●パナソニック「エオリア CS-224DFL-W」のスペック
・本体サイズ:780(幅)×229(奥行)×290(高さ)mm
・室外機サイズ:675(幅)×240(奥行)×539(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:635W
・暖房消費電力:470W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:◯
クリーン技術に力を入れている日立の「白くまくん」シリーズで、ミドルレンジクラスの中でも特に人気なのが本機。エアコン内部の汚れがひどくなる前に自動洗浄する「凍結洗浄 除菌ヒートプラス」を搭載しているのがポイントです。このクリーン機能は、熱交換器を約50度に加熱して油汚れを剥がした後に、凍らせて蓄えた霜とともにホコリやカビなどの付着物質を洗い流してくれるすぐれもの。また、ファンの先端のホコリを定期的に掃除する「ファンお掃除ロボ」を採用するなど、メンテナンス機能が優秀なので、手間をかけずに清潔な環境を維持したい人向けの一台です。
●日立「ステンレス・クリーン 白くまくん RAS-W28R(W)」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×340(奥行)×248(高さ)mm
・室外機サイズ:750(幅)×288(奥行)×570(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:800W
・暖房消費電力:880W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:-
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
ミドルレンジクラスの「霧ヶ峰 MSZ-BXV3624-W」は、赤外線センサー「ムーブアイ」が床や壁の温度から体感温度を測定しつつ、人の位置や活動量も見て、快適な室温に保ってくれるのが特徴です。クリーン機能も充実しており、エアフィルターに付着したホコリなどの汚れを自動で掃除する「はずせるフィルターおそうじメカ」機能を搭載。フィルターには、菌の抑制作用があるコーティングを施すなど、清潔さにも配慮されています。このほか、室内機の高さが255mmとコンパクトなので、狭いスペースにフィットしやすく、部屋に圧迫感を与えたくない人にもおすすめです。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳/18畳/20畳/23畳
●三菱電機「霧ヶ峰 MSZ-BXV3624-W」のスペック
・本体サイズ:799(幅)×338(奥行)×255(高さ)mm
・室外機サイズ:699(幅)×249(奥行)×538(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:1,380W
・暖房消費電力:1,235W
・フィルター自動お掃除機能:〇
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:〇
・スマホ対応:〇
省エネ機能やクリーン機能を重視している人におすすめなのが、ミドルレンジクラスの「エオリア CS-EX405D2-W」。省エネ性のポイントとなるが、AIが最適な温度と湿度で自動運転する「AI快適おまかせ」機能です。センサーで日差しや室温はもちろん、部屋に人がいる・いないを解析して、消費電力のむだを省いた運転をします。このほかに冷暖房運転中にカビ菌や花粉などを抑制する「ナノイーX(48兆)」や、自動でフィルターを掃除する「全自動お掃除」を搭載するなど、快適性を高めながらエコな運転をするのが特徴です。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳/18畳/20畳/23畳
●パナソニック「エオリア CS-EX405D2-W」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×249(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:799(幅)×299(奥行)×630(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:1,340W
・暖房消費電力:1,340W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:◯
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
「S405ATAP-W」は、快適性にこだわったミドルレンジクラスのエアコンです。運転では、室内環境に合わせて自動的に除湿機能を切り替える「さらら除湿」を搭載。お手入れでは、結露水を利用して熱交換器の汚れを洗浄する「水内部クリーン」機能に加え、運転終了後に自動的にフィルターをブラッシングする「フィルター自動お掃除」も搭載し、清潔性もバッチリ。このほかに、室内が設定した温度や湿度に到達すると消費電力を抑える「節電自動運転」を搭載しており、ランニングコストを重視する人にもおすすめです。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳(100V)/14畳(200V)/18畳/20畳/23畳/26畳/29畳
●ダイキン「S405ATAP-W」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×370(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:850(幅)×320(奥行)×666(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:800W
・暖房消費電力:900W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:◯
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
日立の「白くまくん」シリーズのフラッグシップモデル「RAS-XR5625D(W)」。本機のいちばんの特徴は、豊富なクリーン機能です。熱交換器表面を凍結させ、表面に付いた霜を一気に溶かして汚れを洗い流す、独自の「凍結洗浄」技術により、エアコン内部はもちろん室外機も清潔な状態をキープします。さらに室内機の吹き出し口に、プラズマイオンを発生させる「 Premiumプラズマ空清」を搭載し、部屋の空気の臭いだけでなく、繊維に付着した臭いも除去。このほか、部屋の空気とエアコン内部の両方の汚れを見張る「清潔みはりセンサー」を搭載し、自動で内部クリーン運転を行うので、部屋はもちろんエアコン内部も賢く清潔にするのがポイントです。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳/18畳/20畳/23畳/26畳/29畳
●日立「ステンレス・クリーン 白くまくん RAS-XR5625D(W)」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×385(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:859(幅)×319(奥行)×709(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:1,600W
・暖房消費電力:1,480W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:◯
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
湿度コントロールにすぐれた「うるさら」シリーズのフラッグシップモデルが「AN635ARP-W」です。低湿度環境を維持する強力な除湿運転「しつどクリーン」を採用し、カビの成長を抑制して梅雨時など湿気の多い時期も部屋を快適に保ちます。また、床や壁の温度を検知して運転する「AI快適自動運転」に加え、室温が設定温度になると節電を重視した運転を行う「節電自動運転」を搭載。さらに、結露水や加湿水を使って熱交換器を水洗浄する「水内部クリーン」機能など、便利で快適な機能も豊富に備えています。2025年モデルの本機では「節電自動運転」モードが追加され、室内が設定温度や湿度になると消費電力を抑えて運転するので、省エネ性を重視する人にもおすすめです。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳(100V)/14畳(200V)/18畳/20畳/23畳/26畳/29畳
●ダイキン「うるさらX AN635ARP-W」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×370(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:850(幅)×320(奥行)×786(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:1,750W
・暖房消費電力:1,550W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:◯
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
「CS-715DHX2」は清潔性や使いやすさにこだわった「エオリア」シリーズのフラッグシップモデル。空気中の有害物質を抑制するパナソニック独自の「ナノイーX」で、部屋の空気はもちろん、エアコン内部に付着した油分まで分解・低減する清潔機能が特徴です。使いやすさにもこだわっており、人の居場所や活動量、温度などをセンサーが認識。最適な温度と湿度を設定して自動で消費電力のむだを省く「AI快適おまかせ」を搭載し、快適にエコな運転をしてくれる賢さも魅力です。さらに、冷房運転時の最小出力を約40%低減させる「エコロータリー コンプレッサー」を搭載し、設定温度をキープしながら消費電力を削減します。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳(100V)/10畳(200V)/12畳(100V)/12畳(200V)/14畳(100V)/14畳(200V)/18畳/20畳/23畳/26畳/29畳
●パナソニック「エオリア CS-715DHX2」のスペック
・本体サイズ:799(幅)×385(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:849(幅)×319(奥行)×699(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:2,340W
・暖房消費電力:2,230W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:◯
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
三菱電機の「霧ヶ峰 MSZ-FZV8025S」は、次世代プレミアムモデルという位置づけで、さまざまな快適機能を搭載していますが、最大の特徴はやはり豊富なセンサー機能です。高精度赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+」が360度センシングして室内の状況や人の状態を読み取り、1人ひとりの温度変化に合わせて快適な空調を行います。さらに、非接触で人の脈を計測する独自のバイタルセンサー「エモコアイ」で最適な運転を判断。温度を調節し、消費電力を抑えた運転を行うので、省エネ性もバッチリです。フィルターの自動掃除なども搭載しており、快適さはもちろん、お手入れや清潔さにも配慮されたモデル。
ラインアップ:14畳/18畳/20畳/23畳/26畳/29畳
●三菱電機「霧ヶ峰 MSZ-FZV8025S」のスペック
・本体サイズ:890(幅)×358(奥行)×285(高さ)mm
・室外機サイズ:800(幅)×285(奥行)×714(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:2700W
・暖房消費電力:2480W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:◯
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
ここでは、ライフスタイルに合った1台が見つかった後、気になる購入方法を紹介していきます。エアコンのような大型家電は、購入後に搬入や設置、工事などが必要となり、ネットで購入するのはちょっと心配という人もいるかもしれません。
でも、ご安心ください! 「購入前に確認しておくポイント」や「設置費用」はもちろん、「古いエアコンの処分方法」など、ネットでエアコンを購入する際に気になることから、お得なメリットまで下記の特集を見ればすべてわかるので、ぜひチェックしてみてください。
「不安解消! Webショップで大型家電を購入する際のポイントを徹底解説」をチェックする!
久しぶりにエアコンを運転してみると「なんだか変な臭いがする」「ちょっと効きが悪いかも」と気になる方がいるのではないでしょうか? もしかしたらそれ、夏場に冷房や除湿で連日酷使してきたエアコンの内部にカビが発生したり、ホコリが溜まっていたりするのかもしれません。
でも、エアコン内部に発生したカビの掃除は、個人ではなかなか難しく、正しく行わないと破損や故障の原因にもなります。そこで、チェックしてほしいのが下記のエアコンの掃除企画です。クリーニングの方法はもちろん、料金や申し込み方法、個人でできるメンテナンスなど、気になることがわかるので、ぜひチェックしてみてください。
価格.comには、最新の売れ筋製品がわかる「人気売れ筋ランキング」が製品カテゴリーごとに用意されています
2025年6月26日時点の価格.comの「エアコン・クーラー」カテゴリー人気売れ筋ランキング
エアコンの人気売れ筋ランキングを見ると、ランキング上位には6畳用で搭載機能もシンプルなベーシックモデルがランクインしています。ほかに、適用畳数14〜18畳用のリビングやダイニング向けのモデルも選ばれており、エアコン内部の自動掃除機能が搭載されているモデルが人気です。
ランキングでは全体的に機能を絞り込んだシンプルなモデルが人気ですが、型落ちモデルより、発売の新しいモデルが選ばれる傾向があるのも特徴です。
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