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家にバリスタがいるみたい! ミーレのビルトインエスプレッソマシンに憧れる♪

2016年7月7日、ドイツの高級家電ブランド「ミーレ」の日本法人、ミーレ・ジャパンから、ビルトインタイプの全自動エスプレッソマシン「CVA6800」が発売された。「CVA6800」は同社が展開する調理機器「Generation 6000」シリーズのひとつ。抽出のたびにコーヒーを豆から挽くグラインダー式で、まるでバリスタが淹れたような香りと味を楽しめるという。また、エスプレッソ、コーヒーだけでなく、カフェラテやカプチーノといったミルク入りコーヒードリンクも全自動で作ることができる。価格は59万8,000円(税別)。

専門店で出てくるようなラテが、自宅で簡単に楽しめる!

専門店で出てくるようなラテが、自宅で簡単に楽しめる!

シンプルでスタイリッシュなデザインが、どんなインテリアにもマッチ

ミーレの家電といえば、そのデザインの美しさも特徴のひとつ。むだのないスタイリッシュなデザインが、部屋の雰囲気を格上げしてくれそうだ。キッチンはもちろん、リビングや書斎、ベッドルームにもマッチするので、生活スタイルに合わせて、思い思いの場所に設置できるという。

本体のサイズは595(幅)× 455.5(高さ)×487(奥行)mmで、電源は100V(50Hz/60Hz)。最大消費電力は1,500Wとなっている

単体でももちろん使えるが、ほかの「Generation 6000」シリーズと組み合わせることで、デザインの統一が取れてさらに魅力的に(「CVA6800」は上段中央)。こんなキッチン、憧れる!

自分好みのカスタマイズドリンクがボタンひとつですぐできる

「CVA6800」で作れるドリンクの種類は、エスプレッソ、コーヒー、カプチーノ、コーヒーロング(エスプレッソを薄めたブラックコーヒー)、ラテマキアート、カフェラテ、お湯、ホットミルク、フォームミルクの9種類。コーヒードリンクは、豆の量(7段階)、豆の挽き具合(5段階)、蒸らし時間(3段階)、抽出温度(5段階)、抽出量、ドリンクの構成量(コーヒー・エスプレッソ、ミルク、フォームミルク)といった抽出条件を細かくカスタマイズすることができる。また、よく使用する抽出条件は、「ユーザープロフィール」に登録しておけるので、毎回細かい設定をし直す必要がない。忙しい朝の時間も、水と豆とカップをセットしておけば、オリジナルカスタマイズのおいしいコーヒーを楽しむことが可能だ。なお、ドリンクは同時に2杯抽出可能だ。

カバーを開くと、コーヒー豆ケース(右上)、水タンク(右下)、ガラ受け(左下)が現れる。コーヒー豆は約500g、水は2.3L、ガラ受けは約15杯分の容量があるという

操作は簡単で、スマートフォンのように画面をタッチやスワイプして使用する。大きなディスプレイで文字も読みやすく、設定状況も確認しやすい。温度や蒸らし時間も数値ではなく、「高」「長め」などといった文言で表示されるので、直感的に操作できる。

タッチパネル式の操作部。フラットな操作パネルは、汚れてもさっと拭くだけと、お手入れが簡単

タッチパネル式の操作部。フラットな操作パネルは、汚れてもさっと拭くだけと、お手入れが簡単

「ユーザープロフィール」は、10 人分(1 人につき 9 種類)まで登録可能

「ユーザープロフィール」は、10 人分(1 人につき 9 種類)まで登録可能

「CVA6800」で作ったラテマキアート。コーヒーとミルクがキレイに層で分けられ、グラデーションになっている。まるで、カフェで出てくるドリンクのようだ

筆者も淹れ立てのカフェラテをいただいた。普段飲むのは粉から適当に淹れるものがほとんどで、コーヒーには詳しくないものの、香りの違いにはすぐ気が付いた。また、クレマ(上のミルクの泡)も、専門店で飲む1杯と遜色ないくらいきめが細かい。こだわって淹れたコーヒーって、こんなにおいしいのか!

毎日心地よく使える機能がいっぱい!

「CVA6800」には、コーヒーをおいしく淹れてくれるのはもちろん、毎日便利に使用するための機能がふんだんに盛り込まれている。

まずは、カップの高さをセンサーで感知して、自動で抽出口の位置を調節してくれる「オートカップセンサー」。これにより、コーヒーの飛散を防止するだけでなく、最適な温度と極上のクレマを保てるという。

「オートカップセンサー」の対応範囲は8.5〜16.5cm。一般的なコーヒーカップやグラスであれはほとんどのものに対応できる

ミルクが残った場合は、取り外してそのまま冷蔵庫で保管できるのも便利!

ミルクが残った場合は、取り外してそのまま冷蔵庫で保管できるのも便利!

さらに、内部を洗浄してカルキの付着を防ぎ、機器を衛生的に保つオート洗浄機能も搭載されている。内部の各部が清潔に保たれることによって、香りのよいおいしいコーヒーを抽出することができるのだ。

ミルクを使用したプログラムの後は ミルクが通る管も自動ですすいでくれるという

ミルクを使用したプログラムの後は ミルクが通る管も自動ですすいでくれるという

また、こちらはオプションの機能になるが、エスプレッソマシンの下に「グルメビルトインウォーマー」を設置することもできる。カップの温度を温かく保つことで、ドリンクのおいしさをよりいっそう引き立てるという。

カップウォーマーとして以外にも、パン生地などの発酵、低温調理などにも使用できる「グルメビルトインウォーマー」。価格は19万8,000円(税別)

【関連リンク】
《2018年》全自動もミル付きも!タイプ別のおすすめコーヒーメーカー12選

大泉瑠梨
Writer
大泉瑠梨
美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。
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