レビュー
大風量1.9m3/分、ハンズフリーのスタンドも想像以上に便利!

風量を無段階で調整できる日立の「ヘアクリエ プラス+」は、暑い夏でも気持ちよく乾かせた

お風呂上がりのドライヤーが苦手だ。シャワーで汗を流しても、ドライヤーの熱でまた汗をかいてしまうだからだ。そんなドライヤーの熱風による不快指数MAXとなる“真夏”を迎えるにあたり、以前から気になっていた製品を試してみることにした。その製品とは、日立の「ヘアクリエ プラス+ HD-NS900」(以下、ヘアクリエ プラス+)。特徴は、風量を無段階で調節できるうえ、風量を変えても風温が変わらない点だ。快適なヘアドライライフを手に入れるための救世主になるのか? 実際に使用してレポートする。

基本スペックと機能をチェック

まずは基本機能を見ていく。

風量: 1.0m3~1.9m3/分(無段階)
温度:60℃(SCALP)/75℃(LOW)/90℃(MID)/105℃(HIGH)
消費電力: 800W〜1200W
重量:約645g(ノズルなし)

ヘアクリエ プラス+は最大風量1.9m3/分と文句なしの大風量だ。同社の従来モデル「HD-NS800」は1.6m3/分なので格段に向上している。また、風温は最高でも105℃と低め。他社のドライヤーの中には125℃の風が出るものもあるので、熱い風が苦手な人にはよいだろう。ただ、重量約645g(ノズルなし)は少々重い。ちなみに、ほぼ同機能を搭載した家庭用のドライヤーは500g〜600g程度の製品が主流。筆者が片手で持ち続けていたら少々腕が疲れた。

本体サイズは249(幅)×250(高さ)×93(奥行)mm(ノズル含む)。ボディカラーはプラチナホワイト(写真)のほかオニキスブラックの2色展開

セットノズルとスタンドが付属。スタンドの使い方は後半で解説

セットノズルとスタンドが付属。スタンドの使い方は後半で解説

髪にうるおいを与えるナノサイズのマイナスイオン発生装置として「クラウンリング」をダブルで搭載。マイナスイオン発生電極とペルチェ素子で作られた、ナノサイズの水分を含んだイオンが髪にうるおいを与えるという

ちょうどいい風量と風温を出せる仕組み

ヘアクリエ プラス+の特徴は、何と言っても風量1.0m3/分(MIN)〜1.9m3/分(MAX)で無段階に風量を調整できる「風量シームレススイッチ」を搭載した点だ。一般的なドライヤーは、「高温」「中温」「低温」などの段階ごとに温度と風量が決まっているが、本機は「ちょっとだけ弱く」といった微調整ができるのだ。なお、風量シームレススイッチはMIN(最弱)からMAX(最強)までのスライド幅が約2.5cmと、ネック部分を握ったまま親指で動かせる程度の長さとなっている。

スライド幅2.5cmほどの風量シームレススイッチ

スライド幅2.5cmほどの風量シームレススイッチ

続いて温度設定機能をチェック。本体側面の「SELECT」ボタンで60℃(SCALP)/75℃(LOW)/90℃(MID)/105℃(HIGH)の4段階から選択できる。不便だと思ったのはSELECTボタンの位置が風量シームレススイッチから離れている点。設定を変えるには反対の手で持ち直さなくてはいけないのだ。また、SELECTボタンはちょっと硬いので、押せているのかわかりにくい。ランプがあるので目視でチェックできるのだが……。

この位置に温度設定ボタンがあるので片手のみで設定変更は不可能

この位置に温度設定ボタンがあるので片手のみで設定変更は不可能

背面の「COOL」ボタンで冷風になる

背面の「COOL」ボタンで冷風になる

「強い風」×「低温」が暑い夏にぴったりだった! 

では動かしてみよう。まず、風量と風温をカスタマイズして自分好みの風を作ってみる。電源をONにして風量シームレススイッチを風量「MAX」にセット。続いて風温は、とりあえず「HIGH」にしてみた。この状態で試してみたところ、「夏場はちょっと熱いかな?」という感覚だった。髪の生え際をざっくり乾かしたところで、温度を「MID」にすると、強い風のまま熱すぎない温度になり爽快! さらに「LOW」にすると顔に風が当たっても熱くならず、地肌もスッキリ気持ちよく乾かせた。夏場は風量は強く風温は低め、が最強だろう。逆に、たとえば風温を「MID」にした状態で風量を「MIN」近くにしても風温は高くならない。その秘密は、本機の搭載する「サーモコントローラー」。これが、風量を変えても温度はそのままとなるように自動で調整してくれるのだ。

筆者は髪が多いので、風量「MAX」のまま一気に乾かしたいが、髪が細い子どもが使う際などは少し風量を弱めに設定するのがよさそうだ。剛毛からデリケートヘアまでどんな髪質のユーザーでも“最適”な風量が選べるのはすばらしい。

風量「MAX」で温度「MID」の風は爽快。温度「SELECT」ボタンの位置はやや不満

風量「MAX」で温度「MID」の風は爽快。温度「SELECT」ボタンの位置はやや不満

編集部M氏も試用。将来の髪を考えるとやさしい風で乾かすほうがよさそう? 

編集部M氏も試用。将来の髪を考えるとやさしい風で乾かすほうがよさそう? 

ちなみに動画でみるとよくわかるが、風量は強いが動作音はそこまで大きくないのもよい点だ。

両手がら空きで髪を乾かせる“ハンズフリースタンド”がかなり便利

ヘアクリエ プラス+にはドライヤーを置いてハンズフリーで使える“スタンド”が付属する。ただの付属品かと思いきや、このスタンドが思いのほか便利だった。冒頭で述べた通りは本機少々重いので、片手でずっと持っていると疲れる。また、温度のSELECTボタンが本体側面にあるので、髪を乾かしながら片手で温度調整ができないのが不便だった。ところが、このスタンドを使って本機を立てかけると両手が空く。風を頭に浴びながら風量風温度も調整できるのだ! ヘアブラシで髪を巻きながら風を当てることもできるので、キレイにセットできる。

スタンドにただ載せるだけで安定する

スタンドにただ載せるだけで安定する

スタンドにセットして背面からみたところ。もちろんファンをふさがない設計

スタンドにセットして背面からみたところ。もちろんファンをふさがない設計

両手を使ったセットもらくらく行える。セット時は風と熱を集中してクセづけできるセットノズルを付けるとよいだろう

お風呂上がりの一杯!? を飲みながらヘアドライができる

お風呂上がりの一杯!? を飲みながらヘアドライができる

まとめ

以上、ヘアクリエ プラス+を使ってきたが、やはり風量と風温を自在に設定できるのが本機の最大の魅力だ。ヘアドライ時は風量「MAX」で風温「HIGH」、地肌をさっぱりさせる時は風量「MAX」で風温「LOW」、セット時は風量「MIN」で風温「LOW/COOL」という具合にシーンに応じて調整できるのが便利だった。また、地肌の露出具合によって好みの風量も温度が違うので、自分にとってちょうどよい風をカスタマイズできるのがいい。子どもからお年寄りまで家族全員で使えるだろう。

筆者は本体の重さと温度設定ボタンの位置が気になったが、ハンズフリースタンドを使えばまったく問題ないことがわかった。両手を使ってブラシで髪を巻きながら冷風でセットしたり、お風呂上がりに髪を乾かしながらスポーツドリンクを飲んだり、スマホをいじったりと、“ながらドライ”ができるのもポイントが高いと思った。

鈴木 ゆり子(編集部)

鈴木 ゆり子(編集部)

旅行(主に中華圏)、ペット、お酒が大好きな編集部員。飲みの席で盛り上げるのが得意ですがたまに記憶をなくします。

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