レビュー

浴室で使える「サティネル プレステージ」で夏ボディを手軽にケア

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肌の露出面積が増える夏は、ムダ毛の処理やひじ、ひざのケアなど、長袖の季節には気にならなかったパーツにも気が抜けません。とはいえ、毎日のメイクやヘアケアだけでも大変なのに、これ以上時間や手間をかけたくないというのもまた本音。そんな女性の負担を軽くしてくれそうなのが、フィリップスの脱毛器「サティネル プレステージ BRE650」(以下、BRE650)。アタッチメントを付け替えれば、脱毛、シェービング、角質ケア、タッピングまで幅広くこなします。

できることは、脱毛、シェービング、角質ケア、ボディタッピング

「BRE650」には、役割の違う4つのヘッドが付属し、それらを使い分けることで、脱毛、シェービング、角質ケア、ボディタッピングという4つのケアが1台で行えます。また、本体もヘッドも防水対応なので、すべての機能が濡れた状態で使用可能。浴室でもケアが行えます。

本体に、脱毛用ヘッド、シェービング用ヘッド、角質ケアブラシ、ボディタッピング用ヘッドが付属

本体に、脱毛用ヘッド、シェービング用ヘッド、角質ケアブラシ、ボディタッピング用ヘッドが付属

本体サイズは38(幅)×155(高さ)×55(奥行)mm。重量は160gと軽量で、女性の小さな手でも持ちやすく動かしやすいS 字形になっています

約1時間半の充電で、およそ40分使用できます。なお、本体を電源につないだままの使用は不可。AC100V〜240Vで、海外での充電にも対応します

ヘッドは本体にカチッとはめるだけで固定できるので、付け替えは簡単です

ヘッドは本体にカチッとはめるだけで固定できるので、付け替えも簡単です

各ヘッドの使い心地をチェック

それぞれのヘッドを使用して、ボディケアをしてみましょう。

脱毛用ヘッド

まずは、脱毛用ヘッドから。使用できるのは、ワキ、腕、脚、ビキニラインです。使用する部位や痛みの感じやすさによってアタッチメントが選べるようになっているので、それぞれ使用してみました。

脱毛用ヘッドの幅は約3cmで、1度のストロークで広い範囲の脱毛が可能。寝ている毛を起こしながら表面の凹凸で短い毛をキャッチする仕組みで、細かい毛もしっかりつかむセラミック素材で作られています

脱毛ヘッド用のアタッチメントは、「顔用キャップ」(1)、「デリケートゾーン用キャップ」(2)、肌を引っ張りながら毛を抜くことで痛みを低減する「スキンストレッチキャップ」(3)、肌のすべりをよくする「ローラーキャップ」(4)の4種類

使用するヘッドの種類に関わらず、速度は2段階で調節できます

使用するヘッドの種類に関わらず、速度は2段階で調節できます

ヘッドが肌と垂直になるように当てて、体毛の流れとは逆方向にすべらせます。脱毛用ヘッドを使用している時は、本体に付いているランプが自動的に手元を照らしてくれるので、ムダ毛を確認しやすいです

脱毛ヘッドは幅が約3cmあるので、鼻下など狭い範囲をケアしたい場合には「顔用キャップ」を使用すると小回りがきき、初めてでも使用しやすいです

顔用のキャップは、手や足の指といった細かい部分の脱毛にも便利

「顔用キャップ」は、手や足の指といった細かい部分の脱毛にも便利

肌を引っ張りながら毛を抜く「スキンストレッチキャップ」や、肌のすべりをよくする「ローラーキャップ」を装着して行うと、脱毛時の刺激を緩和してくれます

使用後の脱毛器を見てみると、毛が根元からしっかり抜けているのがわかります

顔や脚、腕に使用した後の脱毛器。ムダ毛が根元からしっかり抜けているのがわかります

脱毛器は痛みが心配でしたが、誤って肉をはさんでしまうといったこともなく、毛が抜ける時も少しチクチクとする程度で問題なく使用できました。筆者の場合は、「ローラーキャップ」を装着したところ肌のすべりもよくなり、ローラーのすべる感覚で痛みがまぎれるのか、痛みはほとんど感じませんでした。痛みが心配な方は、まずは「ローラーキャップ」を付けて使ってみるといいかもしれません。

シェービング用ヘッド

次に、シェービング用ヘッドを使ってみます。使用できる部位は、顔、ワキ、腕、ビキニライン、脚。今回は主にひざ下のケアをしてみました。

毛が伸びている場合は、まずがヘッドにシェービングコーム(右)を装着した状態で使用して、長さを3mm以下にするとその後のケアがしやすくなるそうです

脱毛ヘッドと同様、肌と垂直になるように当てて、体毛の流れとは逆方向にすべらせます。シェービングフォームなどをつけなくてもやさしい肌当たりで、カミソリのように肌の表面が削られるような感覚はなし

ひざ下のムダ毛はエステで脱毛処理済みのため、ケアをサボっていたのですが、意外とたっぷり毛が剃れてびっくり。手触りもつるつるになりました

角質ケアブラシ

続いて、角質ケアブラシを試してみます。使用できるのは、腕、脚です。今回は、ひざに使ってみました。

ひじ・ひざなどにたまった角質を取り除く角質ケア用ブラシ。48,200 本の微細な毛がやさしく古い角質を除去して、肌をなめらかにしてくれるそうです

効果がわかりやすいように、ひざにアイシャドウを塗布して使用してみました。クレンジングではなく通常の洗顔フォームで洗ってみましたが、汚れ落ちはどうでしょうか

ひざのしわに入ったアイシャドウまですっきりと落ちました。ひざの角質や汚れも落とせたのか、肌触りもすべすべに

これまで、ボディケアと言ってもひじやひざにまで気が回らなかったのですが、実際にケアしてみると、予想以上に角質(汚れ?)がたまりやすい部位であることを実感しました。ナイロンのボディタオルなどでゴシゴシこするのは肌に負担がかかるので、こんなふうにやさしくしっかりケアできるのはいいですね。

タッピング用ヘッド

最後に、タッピング用ヘッドで脚や腕のマッサージをしてみましょう。回転するヘッドを体の上ですべらせるようにして使用します。

タッピング用のアタッチメント。5つのボールが回転することで肌に心地よい刺激を与え、肌にハリや透明感をもたらすそうです

乾いた肌にそのまま使用すると、肉が引っかかって痛いことがありますが、クリームやマッサージオイル、浴室の場合はシャワージェルなどと一緒に使うとすべりがよくなります

タッピング用ヘッドが肌の上をやさしくすべると、心身ともにリラックスできる気持ちよさです。ただ、ボディ用のマッサージと考えるとやや物足りない気がしたので、個人的には、もう少しパワーが強くてもよかったかも。

まとめ

「BRE650」は1台で4つのボディケアができるので、アタッチメントの付け替えの手間はあれど、ケアの内容を変えるたびにプラグを抜き差ししたり、本体を出し入れする手間がない点が楽です。濡れた肌にも使用できるので、筆者の場合は、脱衣所にスタンバイさせておいて、入浴中に気がついたパーツをちょこちょこケアしていました。浴室であれば、抜けた毛の処理や本体の手入れも簡単なので、普段よりもずっと手軽にケアできた気がします。使用する前は、「BRE650」は全身ケアできる製品と聞いて、美容意識の高い人向けの製品かと思っていましたが、体を洗うついでに使えば、めんどうに感じることはありませんでした。美容に特別な時間はかけられないけれど、入浴時間はキチンととるようにしているという人なら、使いやすい製品ではないでしょうか。

なお、サティネルには今回使用した「BRE650」だけでなく、「角質ケアブラシ」と「タッピングヘッド」、脱毛ヘッド用の「スキンストレッチキャップ」が付属しない「サティネル アドバンス BRE630」もラインアップされています。ムダ毛の処理がメインという方は、こちらをチョイスしてもよいかもしれません。

本体もヘッドも水洗い可能ですが、湯船に付けるのはNG

本体もヘッドも水洗い可能ですが、湯船に付けるのはNG

製品には専用のケース付き。中に仕切りがないので目当てのアタッチメントを探しづらいのがちょっと残念ではありますが、バラバラになりがちなヘッドやアタッチメントをまとめておけるのは便利です

大泉瑠梨
Writer
大泉瑠梨
美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。
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