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マキタのコードレス・スティック型クリーナーが人気沸騰! 入手困難になるほどの品薄状態に

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マキタ「CL107FDSHW」

マキタ「CL107FDSHW」

年末から一気に人気が沸騰し品切れ状態となった、マキタの「CL107FDSHW」

2017年年初、ある製品が価格.comの総合人気ランキングで1位となり、ちょっとした話題になっている。それが、マキタのコードレス・スティック型クリーナー「CL107FDSHW」だ。マキタといえば、パワードライバーや電動ドリルなどの電動工具で有名なメーカーだが、そのマキタが製造するコードレス・スティック型クリーナーは、業務用掃除機として多くの採用実績があり、一般向けの製品も一部で非常に人気が高い。価格.comの「掃除機」カテゴリーでも、売れ筋ランキングや、満足度ランキングの上位の常連とはなっていたが、ただ、ここまでの爆発的な人気を得ることはこれまでなかった。

しかし、2016年10月3日に発売された新モデル「CL107FDSHW」は、発売から2か月ほどが経った、2016年12月くらいから人気に火がつき、一気に「掃除機」カテゴリーの売れ筋ランキングでも上位にランクインした。かと思うやいなや、それまで半年以上にわたって、同カテゴリーの売れ筋ランキング首位を守ってきた人気製品、ダイソン「Dyson V8 Fluffy」を抜き去り、12月12日には、ついに売れ筋ランキングで首位となった。しかも、さらに、価格.comの総合人気ランキングでも、2017年の年明け早々に首位となり、その人気のほどを大きく印象づけたのだ。

図1:「掃除機」カテゴリー人気5製品の売れ筋ランキング推移(過去3か月)

図1:「掃除機」カテゴリー人気5製品の売れ筋ランキング推移(過去3か月)

図1は、「掃除機」カテゴリー人気5製品による売れ筋ランキング推移を「価格.comトレンドサーチ」で示したもの。これを見ると、マキタ「CL107FDSHW」は、10月3日の発売以降、10月中くらいまでは比較的おとなしい売れ方をしていたが、11月後半くらいから一気にランクが上昇し、トップ10入りを果たす。さらに12月に入ると、不動の人気モデルであるダイソン「Dyson V8 Fluffy」に次ぐ2位となる。さらには、12月12日に「Dyson V8 Fluffy」を抜いて首位を獲得。以降、これまで首位の座をキープし続けている。

図2:「掃除機」カテゴリー人気5製品のアクセス推移(過去3か月)

図2:「掃除機」カテゴリー人気5製品のアクセス推移(過去3か月)

図2は、「掃除機」カテゴリー人気5製品のアクセス推移を示したものだが、こちらでも、マキタ「CL107FDSHW」が11月くらいから注目を集め始め、年末年始にかけて大きくアクセスを伸ばしていることが見て取れる。アクセスのピークは年明け2017年1月2日で、それ以降は徐々にアクセスを下げてきているが、それでも「Dyson V8 Fluffy」と同等かそれ以上のアクセス数をキープして推移している。

図3:マキタ「CL107FDSHW」の取り扱い店舗数推移(過去3か月)

図3:マキタ「CL107FDSHW」の取り扱い店舗数推移(過去3か月)

このような急激な人気上昇をうけて、現在市場では、本製品の品薄状態が起こっているようだ。図3は、:マキタ「CL107FDSHW」の取り扱い店舗数の推移を示したものだが、11月時点では10店舗以上あった店舗数が徐々に減少しており、年末には5店舗ほど、年明けには2店舗にまで減少。最後に1店舗だけ残った「ヨドバシ.com」も1月17日時点で取り扱いなしとなっており、現状で入荷は半年待ちという状況のようだ。

人気の理由は、取り扱いやすさとパワフルな吸引力。そしてバッテリー交換ができること

図4:マキタ「CL107FDSHW」のユーザー評価(2017年1月18日時点)

図4:マキタ「CL107FDSHW」のユーザー評価(2017年1月18日時点)

では、この「CL107FDSHW」は、どうしてここまで爆発的な人気となっているのだろうか。ユーザーレビューの内容から探ってみよう。図4は、2017年1月18日時点の「CL107FDSHW」のユーザー評価を示したものだが、7名のレビュワーが評価して、満足度は4.95。ほぼ満点に近い満足度となっている。項目別には、「使いやすさ」と「手入れのしやすさ」がともに4.90と高く、「取り回し」(4.81)、「パワー」(4.71)、「サイズ」(4.57)と、いずれも高評価。唯一「静音性」だけが3.14とカテゴリー平均を下回っている程度となっている。

まず本機はコードレスタイプのスティック型クリーナーということで、取り回しのしやすさや使いやすさの点では、以前のモデルから評価は高かった。しかも、本体がコンパクトで軽い。よく比較されるダイソンの「Dyson V8 Fluffy」は本体重量が2.61kgだが、本製品はわずか1.1kgしかなく、非常に軽い。もちろん構造などは異なるわけで、一概に比較はできないが、「1キロちょい、高い位置が掃除しやすい」「手軽さは武器。ダイソンは『よし、やるか!』だが、マキタは『あ、吸っちゃえ!』のイメージ」と、この軽さ・コンパクトさはユーザーからの評価の高い部分だ。

これに加えて、本機はコードレス・スティック型掃除機で一般的なサイクロン方式ではなく、紙パック式であることも特徴だ。紙パック式は、フィルターが目詰まりするなどの問題はあるが、ゴミを捨てる際にホコリなどが舞い上がらず、お手入れが楽というメリットもある。加えて、構造がシンプルなだけにボディも小型化しやすい。ユーザーレビューでも、「紙パック簡単最高。もうサイクロンには戻らないと思う」「紙パックで(ゴミを)気軽に捨てれる点、コストがかかると思うなら、何度も使用できる布タイプがあるのでそれを使えば紙いらずこの使い分けができるのがいい」と、この点もむしろ好感されている。

しかし、紙パック式はサイクロン方式に比べて吸引力が落ちるのではないか、という疑問もあるだろう。しかし、これについても、「吸引力は想像以上に強く十分です」「肝心のパワーなど使い心地ですが、実用面では十分です。標準25分、強で12分、パワフルで10分使用可能なのですが、髪の毛やホコリ程度なら標準でも十分吸い込んでくれます」のように、通常使用であれば「標準」で十分実用的、場合によって「パワフル」に切り替えれば、かなりのハイパワーという意見が多く見られた。

さらに、本機の大きな特徴として、バッテリーが交換式であることがあげられる。しかもこの新開発10.8Vスライド式バッテリーは、従来よりも小型化され、なおかつ充電時間も短いということで、非常に評価が高い。「とにかくはやい、22分程度、しかも80%までなら更に速いし、いつでも取り出してもいい」「付属の充電器がさり気なく使いやすいです。以前から現場で使っており機能・性能ともに優れていると感じていました。現場で培われた道具としての機能性の高さが『家電とはちょっと違うな』となります。耐久性も高い」など、業務用クリーナーとして培ってきた実用性が生きた設計が、本製品の魅力をさらに高めている。ちなみに、こちらのバッテリーは、ほかのマキタ製電動工具との互換性があり、こうした製品を使っている人なら、使い回しができるのも便利な点だ。

図5:「掃除機」カテゴリー人気5製品の最安価格推移(過去3か月)

図5:「掃除機」カテゴリー人気5製品の最安価格推移(過去3か月)

そして、価格面のメリットもある。図5は、「掃除機」カテゴリー人気5製品(すべてコードレス・スティック型)の最安価格推移を示したものだが、本製品は、価格.comの最安価格.comでは13,000円台で推移。直近では品薄の影響で、16,500円程度まで価格が上がっているが、それでも、ほかのライバル製品と比べると、価格は明らかに安い。高級クリーナーとして人気のダイソン「Dyson V8 Fluffy」は安くても55,000円くらいするので、その差はざっと3倍以上。これだけの価格差があり、なおかつ手軽で、パワーも十分となれば、本機を選ぶ人が増えるのも自然なことかもしれない。

鎌田 剛(編集部)

鎌田 剛(編集部)

価格.comの編集統括を務める総編集長。パソコン、家電、業界動向など、全般に詳しい。人呼んで「価格.comのご意見番」。自称「イタリア人」。

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2017.10.18 更新
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