特集
テレビの音を手軽にグレードアップ

予算×設置スタイルで考える注目サウンドバー16選

【3万円超×ワンボディ】ワンボディは入門だけではない? 注目の個性派上位モデル

テレビの音のクオリティを手軽にアップできるということで人気の高いサウンドバーだが、日本の住環境を考えると上位モデルでもサブウーハーは不要という人も多いはず。そんな設置性の観点から作られたワンボディタイプで予算3万円〜6万円クラスの上位モデルは、高音質に加えたプラスワンの個性を備えたモデルに注目だ。

パナソニック「SC-HTB01」はワンボディのサウンドバーとして世界初の「Dolby Atmos」対応。BOSEの「SoundBar500」は、Amazonの音声アシスタント「Alexa」による音声操作対応となっている。音質のよさはいずれも入門クラス以上なので、求める機能に応じて選ぶのが正解だ。

パナソニック「SC-HTB01」

パナソニック「SC-HTB01」

幅430mmの小さめワンボディのサウンドバーながら世界で初めて「Dolby Atmos」の立体音響まで搭載した実力派モデル。「ファイナルファンタジーXIV」推奨としてスクウェア・エニックスと共同開発したゲームユーザー向けの3つの「ゲームモード」を搭載し、ゲーミング用途にもピッタリだ。スピーカーユニットには専用のハイレゾ対応ツイーターを搭載し、ハイレゾ再生にも対応。サラウンドと高音質、そしてコンパクトと見所満点な1台となっている。

■主要スペック
本体サイズ(サウンドバー):430(幅)×52(高さ)×130(奥行)mm
入力端子:HDMI×3、光デジタル×1
Bluetooth対応:○

Bose「SoundBar500」

Bose「SoundBar500」

サウンドバーにWi-Fiを搭載し、Amazon「Alexa」搭載による音声操作機能まで一体化させた注目モデル。音声操作で定額配信も流せると考えると、日常の音楽リスニング向けとしても強力。ベースモデルの「SoundTouch 300 soundbar」同様、日本の住環境にちょうどいい中域重視のサウンドも魅力的。サウンドバーとスマートスピーカーの組み合わせは意外性があるが、サウンドバー全体としても今後ブームとなる可能性アリだ。

■主要スペック
本体サイズ(サウンドバー):800(幅)×44.4(高さ)×101.6(奥行)mm
入力端子:HDMI×1、光デジタル×1、USB×1
Bluetooth対応:○

【4万円超×ウーハー付き】立体音響やWi-Fi対応も! 2ユニット型の本格派サウンドバー

家庭で本格的な映画やゲームのサラウンドを体験する−−そんな人向けには以前は5.1chのホームシアタースピーカーをおすすめした所だが、やはり一般家庭への設置のハードルは高い。そこで、リビングでも導入できる現実的な本格的なハイエンドモデルとして注目したいのが4万円以上の予算で購入する2ユニット型のサウンドバー上位モデルだ。

特に注目機種はソニー「HT-X9000F」と「HT-Z9F」の2機種で、「Dolby Atmos」による立体音響だけでなく独自技術で高さ方向のサラウンドも再現。ヤマハ「YAS-408」も最新の「DTS Virtual:X」対応だ。これらの立体音響技術はより低価格なモデルにも導入されつつあるが、上位モデルは音質にこだわっていることもあり、低価格モデルと比べると、トータルの臨場感などにやはり差が出てくる。

またこの価格帯だと、サラウンド機能よりもスピーカーとしての音質を追求した高音質志向のJBL「BAR3.1」やデノン「HEOS HOMECINEMA」といった製品にも注目。シャープの「AQUOSオーディオ 8A-C31AX1」は、8K放送に積極的なシャープらしく、8K放送の22.2chサラウンドを再現するという超個性派モデルに仕上がっている。

ソニー「HT-X9000F」

ソニー「HT-X9000F」

最新の劇場映画で採用されている「Dolby Atmos」の立体音響にまで対応したソニーの2ユニット型サウンドバーの上位モデル。高さ方向の再現にはソニーの独自技術「Vertical Surround Engine」を組み合わせるほか、サラウンド技術は「S-Force PROフロントサラウンド」と独自技術満載。ソニーの2018年4K液晶ブラビアの上位モデル「9000Fシリーズ」と調和するデザインで、ソニーのテレビユーザーならぜひ検討したい1台といえる。

■主要スペック
本体サイズ(サウンドバー):930(幅)×58(高さ)×85(奥行)mm
本体サイズ(サブウーハー):190(幅)×382(高さ)×387(奥行)mm
入力端子:HDMI×1、光デジタル×1、アナログ×1、USB×1
Bluetooth対応:○

ソニー「HT-Z9F」

ソニー「HT-Z9F」

「HT-X9000F」と同時に登場したソニーサウンドバーのハイエンドモデル。立体音響は「Dolby Atmos」「Vertical Surround Engine」に対応。「HT-X9000F」との違いは、スピーカーがセンターチャンネルを追加した3ch仕様となり、ハイレゾの高音質音楽再生まで対応となっていること。さらにWi-Fi内蔵でSpotify Connectをはじめとした音楽配信にも対応。ホームシアター用途とだけでなく、音楽再生用途もカバーした実力派だ。

■主要スペック
本体サイズ(サウンドバー):1000(幅)×64(高さ)×99(奥行)mm
本体サイズ(サブウーハー):190(幅)×382(高さ)×386(奥行)mm
入力端子:HDMI×2、光デジタル×1、アナログ×1、USB×1
Bluetooth対応:○

ヤマハ「MusicCast BAR400 YAS-408」

ヤマハ「MusicCast BAR400 YAS-408」

高さ60mmのスリムな筐体にフルデジタルアンプ「DDFA」と2ウェイスピーカーを搭載したヤマハの上位モデル。サラウンド技術は、バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」で高さ方向も再現。Wi-Fiと専用アプリを組み合わせて音楽配信やradico.jpなどの再生に対応するなど、ネットワーク機能も抜かりなし。独自のワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」で、ワイヤレスリアスピーカー増設も対応しており、将来的な拡張に対応している点もポイントだ。

■主要スペック
本体サイズ(サウンドバー):980(幅)×60(高さ)×110.5(奥行)mm
本体サイズ(サブウーハー):181(幅)×417(高さ)×405(奥行)mm
入力端子:HDMI×1、光デジタル×1、アナログ×1
Bluetooth対応:○

JBL「BAR3.1」

JBL「BAR3.1」

センターチャンネルを追加した3chのサウンドバーと、10インチの大口径サブウーハーで、クリアな音楽作品のボーカルやセリフの再生、そして迫力の重低音サウンドを目指したモデル。JBLらしいスピーカーとしての実力重視で、サラウンド技術は「JBLサラウンドサウンド」「Dolby Digital」のみとシンプル。もちろんBluetoothによる音楽再生も対応で、音楽ファン向きの1台だ。

■主要スペック
本体サイズ(サウンドバー):1018(幅)×58(高さ)×78(奥行)mm
本体サイズ(サブウーハー):305(幅)×305(高さ)×440(奥行)mm
入力端子:HDMI×3、光デジタル×1、アナログ×1、USB×1
Bluetooth対応:○

デノン「HEOS HomeCinema」

デノン「HEOS HomeCinema」

デノンの展開するWi-Fiネットワークスピーカーと同じブランド名を関したサウンドバー。スピーカーの構成は、音楽再生の実力を重視した2.1ch。スマホ・タブレット用専用アプリ「HEOS」でApple「AirPlay」はじめ、「Sportify」、「Amazon Music」、「AWA」といったネットワーク機能との連携もバッチリで、Wi-Fiスピーカーに近い、音楽リスニング重視の人向きといえそうだ。

■主要スペック
本体サイズ(サウンドバー):1018(幅)×86(高さ)×104(奥行)mm※フットあり
本体サイズ(サブウーハー):172(幅)×311(高さ)×332(奥行)mm
入力端子:HDMI×3、光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログ×1、USB×1
Bluetooth対応:○

シャープ「AQUOSオーディオ 8A-C31AX1」

シャープ「AQUOSオーディオ 8A-C31AX1」

映画やゲームのサラウンドではなく8K放送の22.2chをバーチャルサラウンドで再現するという、業界内にまったく例のないサウンドバーがシャープの「AQUOSオーディオ8A-C31AX1」だ。8K放送の22.2マルチチャンネル音響を独自方式でリミックスして、三次元立体音響として再現しており、高さ方向の再現には「Dolby Atmos」の技術を組み合わせている。シャープの「8K AQUOS」を購入し、8K放送を受信するところが最も高いハードルだが、8K放送の”音”までこだわる人は必見のモデルだ。

■主要スペック
本体サイズ(サウンドバー):1200(幅)×85(高さ)×140(奥行)mm
本体サイズ(サブウーハー):261(幅)×337(高さ)×261(奥行)mm
入力端子:HDMI×2、光デジタル×1、アナログ×1
Bluetooth対応:○

折原一也

折原一也

PC系版元の編集職を経て2004年に独立。モノ雑誌やオーディオ・ビジュアルの専門誌をメインフィールドとし、4K・HDRのビジュアルとハイレゾ・ヘッドフォンのオーディオ全般を手がける。2009年より音元出版主催のVGP(ビジュアルグランプリ)審査員。

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