レビュー
Z730Xシリーズのすべての機能をコンパクトなボディに凝縮

東芝「REGZA 43Z730X」は小型4Kテレビのベストバイだ!

「タイムシフトマシン」+「みるコレ」の学習機能が便利

REGZAの機能的な特徴としては「タイムシフトマシン」は外せない。43Z730Xは4K液晶テレビの最上位なので、もちろん「タイムシフトマシン」対応だ。今回は8TBの外付けUSB HDDを用意して検証してみた。

REGZAといえば「タイムシフトマシン」。8TBのHDDを増設して検証

REGZAといえば「タイムシフトマシン」。8TBのHDDを増設して検証

USB HDDを接続するとすぐに初期設定スタート

USB HDDを接続するとすぐに初期設定スタート

「タイムシフトマシン」の活用法として頭を悩ますのがHDD容量と録画日数のバランスだ。今回は8TBのHDDなので24時間録画すると保存日数は7日。端子は2系統なので8台×2の16TBまでは簡単に接続でき、2週間は確保できる。HDD容量が少なければカスタムも可能だが、今回は24時間録画の7日保存にしておいた。

録画日数と録画時間帯もカスタム可能

録画日数と録画時間帯もカスタム可能

初期設定さえ済ませてしまえば、あとは「タイムシフトマシン」の世界。初体験の人にとっては「過去番組表」から放送時間に関係なく、地デジの全番組いつでも再生できるのは感動ものの便利さ。

……なのだが、我が家は5年前からREGZAなので、僕も家族もそれが当たり前になっていて、むしろ便利さに慣れて手放せなくなっている状態。録画予約の存在なんてすっかり忘れている(今回の検証はそもそも通常録画を使ってもいない)。

地デジの全番組を呼び出せる「過去番組表」

地デジの全番組を呼び出せる「過去番組表」

「タイムシフトマシン」にあたりがちな“番組をいくら録画してあっても、見つけるのが大変で使いこなせない問題”への対処も進められている。

最初にREGZAのクラウドサービス「見るコレ」で、設定しておくと視聴履歴などを学習するようになる。「見るコレ」自体も番組検索のインターフェースとして活用可能だが、スマートに使いこなすには“ざんまい”の方が便利だ。

REGZAには番組を探す機能を多数用意

REGZAには番組を探す機能を多数用意

リモコンのざんまいボタンから呼び出せる「ざんまいスマートアクセス」では、基本的なジャンルの絞り込みは放送画面を映したまま表示可能。

通常のジャンル絞り込みだけでも、番組探しは一気に楽に

通常のジャンル絞り込みだけでも、番組探しは一気に楽に

「いつもの」を選ぶと僕が毎朝観ているNHK朝ドラの「なつぞら」がズラリ。いや、一日一回で足りるのだが……(注:NHK朝ドラは同じ内容を朝昼2回放送するので片方見ても他方がヒットする)。

ほかにも、「あなたにおすすめの番組」では、僕や家族が観ている『全力!脱力タイムズ』や『マツコの知らない世界』を学習していて最新放送を教えてくれる。「ほかにも」は提案性のある番組が表示され、僕がBS4Kで宇宙関連のサイエンス番組ばかり観ていたので、見事に宇宙関連の番組がサジェストされた。

「あなたにおすすめ」では僕や家族の観ている番組がズラリ

「あなたにおすすめ」では僕や家族の観ている番組がズラリ

「ほかにもこんな番組」では視聴傾向に合う番組を提案

「ほかにもこんな番組」では視聴傾向に合う番組を提案

リモコンからダイレクトに呼び出せる「シーン検索」も強力だ。“バルセロナ”で検索すると、サッカー日本代表でFCバルセロナ移籍報道が出た鹿島アントラーズMFの安部裕葵選手のニュース映像もヒットした。

ただし、43Z730Xの番組探しの機能には現時点ではひとつ弱点がある。REGZAの現行機種で対応しているリモコンからの音声認識による検索の対応が、7月下旬のアップデート対応予定なのだ。僕はテレビのキーワード検索は音声認識入力が当たり前になっているので、早急なアップデートに期待したい。

「見るコレ」からは、もちろん映像配信にも対応。Netflixをはじめ対応サービスのアイコンが並ぶ(全対応は公式サイト参照)。ちなみに、Abema、Netflix、hulu、U-Next、YouTube、dTVはリモコンダイレクトに呼び出し可能だ。ただし、メジャーな映像配信のなかではAmazonプライム・ビデオの対応が漏れているのは残念。また、YouTubeは7月下旬のアップデート対応だ。

当たり前のように無料で使えるシーン検索

当たり前のように無料で使えるシーン検索

以上、東芝映像ソリューションの43Z730Xを使った感想は、小さくても画質も音質も録画や機能面まで妥協なしという魅力。7月中旬時点の価格.com最安値で13万円台という価格も、4K液晶テレビのトップエンドとしては手頃だ。画面サイズを求めていないなら、43Z730Xはほかに代わる機種のないベストバイモデルといえそうだ。

折原一也

折原一也

PC系版元の編集職を経て2004年に独立。モノ雑誌やオーディオ・ビジュアルの専門誌をメインフィールドとし、4K・HDRのビジュアルとハイレゾ・ヘッドフォンのオーディオ全般を手がける。2009年より音元出版主催のVGP(ビジュアルグランプリ)審査員。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る