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番組表の見やすさや表示切り換えの速度、録画機能や編集機能の使いやすさを徹底検証

4Kブルーレイレコーダーベストバイはどれ? パナソニック、シャープ、ソニーの3機種をガチ比較

4Kブルーレイレコーダーベストバイはどれ? パナソニック、シャープ、ソニーの3機種をガチ比較

2018年12月1日の新4K8K衛星放送のスタートから1年、薄型テレビの“4Kチューナー内蔵”が一気に進んだ。そこで同時に考えたいのがレコーダーの4K放送への対応だ。これから迎える年末年始の特番シーズン、そして2020年の大型スポーツイベントを考えると、テレビの内蔵4Kチューナーだけでは全然足りない。そう、今こそレコーダーの4K対応を進めるべき絶好のタイミングなのだ。

レコーダーの4K対応を語る上で、2019年はまさに激動の1年だった。2018年12月に4Kレコーダーの第1世代モデルがパナソニックとシャープの2社から登場したが、2019年7月には、パナソニックから早くも第2世代が登場。業界初の4Kダブル録画、そして4K長時間録画対応と大きな機能アップを果たした。以降、シャープが10月に4Kダブルチューナー搭載モデルを、11月にはソニーが4Kダブル録画、4K長時間録画対応のモデルを投入。この冬は、パナソニック・シャープ・ソニーの3社から選べるようになった。

では、パナソニック・シャープ・ソニーどの4Kレコーダーを買うべきか。パナソニック「DMR-4W400」、シャープ「4B-C20BT3」、ソニー「BDZ-FBT4000」の3機種を自宅に用意してガチンコ比較を実施してみた。

上段がシャープ「4B-C20BT3」、下段がソニー「BDZ-FBT4000」

上段がシャープ「4B-C20BT3」、下段がソニー「BDZ-FBT4000」

パナソニック「DMR-4W400」

パナソニック「DMR-4W400」

ソニー、パナソニック、シャープのリモコン

ソニー、パナソニック、シャープのリモコン

4K放送の切り替えレスポンス、マルチタスクは?

4K放送の視聴・録画に対応する4Kチューナー内蔵のレコーダー。2018年に発売した第1世代と第2世代レコーダーの性能上の大きな違いが、3社とも4Kダブルチューナーを搭載したこと。まずは昨年行った検証で相当苦労したチャンネル変更とマルチタスクからチェックしてみた。

検証に用いたテレビはシャープの8K AQUOS「8T-C80AX1」。8Kパネルの超大画面でチェックを行った

検証に用いたテレビはシャープの8K AQUOS「8T-C80AX1」。8Kパネルの超大画面でチェックを行った

4K放送のチャンネル変更はソニー、シャープが約3.5秒、パナソニックは約5秒だった。いずれも、4K放送の録画中に別の4Kチャンネルに選局した際の極端なスピード低下はなかった。4Kダブルチューナー対応となり、第1世代の欠点を克服している形だ。なお、ソニー、パナソニックの対応する4K長時間録画モードは、内部的には1度DRで録画して後で変換する形となっているようだ。

 各社4Kダブル録画とチャンネル変更を検証するが、第1世代のような極端な遅れはなかった(画面はシャープ)

各社4Kダブル録画とチャンネル変更を検証するが、第1世代のような極端な遅れはなかった(画面はシャープ)

より厳しい条件の検証として4K放送+4K放送のダブル録画中にUltra HD Blu-ray再生を実施してみたが、パナソニック、シャープ、ソニーの3機種すべてで成功。昨年から1年の時を経てずいぶんとレコーダーの動作も洗練されたようだ。

4K放送ダブル録画中にUltra HD Blu-rayの再生をテスト。3社とも問題なく再生することができた

4K放送ダブル録画中にUltra HD Blu-rayの再生をテスト。3社とも問題なく再生することができた

番組表の操作性、動作レスポンスを測定

続いて、レコーダーでもっとも利用頻度の高い番組表からの録画予約の動作もチェックしてみた。

パナソニックは、Gガイドの番組表で、上に広告スペース、下に操作ガイドが広めに入るため、表示エリアが若干狭く見えがち。ただし、画面右上にライブ放送を見ながら操作できるところが扱いやすい。

4K放送から番組表を開くまでのレスポンスは約2.2秒、番組表の上下左右操作のレスポンスは約0.5秒で十分高速だ。ただし、1週間分のスクロールは若干重く約45秒かかった。録画ボタンでできる予約登録は約0.5秒と高速。

パナソニックの番組表

パナソニックの番組表

予約機能はリモコンの検索ボタンからジャンルやキーワード、人名(人気キーワードのレコメンドあり)も利用可能。自動録画の「おまかせ」は録画一覧の画面に一体化されていて、同じくジャンルやキーワード、人名も登録できる。普段マニアックに語られないパナソニックだが、こだわる人なら使い込む手段もしっかり用意されている。なお、「注目番組」「ニュース録画」などの機能は4K放送非対応だ。

パナソニックの検索画面。自動録画の条件画面もほぼ同じ

パナソニックの検索画面。自動録画の条件画面もほぼ同じ

シャープは番組表全体が4K解像度で広く、左下にライブ番組も表示するスタイル。細かなところだが“デフォルトでBS8Kを表示しない”(4Kレコーダーでは、どうせ8K放送を視聴も録画もできない)配慮がうれしい。検索は通常のジャンル、キーワード検索。ホーム画面から操作すれば自動録画の条件設定も可能だ。なお、ドラマ・アニメ録画の「ドラ丸」は4K放送には残念ながら非対応だ。

番組表のレスポンスは、4K放送から番組表のボタンを押してから表示まで約1.8秒、番組表の反応は上下の時間移動は約0.5秒だが、選択中の局を拡大する都合で横の移動は約0.8秒とワンテンポ遅れる。1週間分のスクロールは約35秒だ。

なお、録画ボタンによる予約登録は約5.5秒かかった。レコーダーが正しく動作しているのか心配になるところが少々気になった。

シャープの番組表

シャープの番組表

ジャンル、キーワード、人名、カテゴリー検索に対応

ジャンル、キーワード、人名、カテゴリー検索に対応

ソニーの番組表は画面全体を使った9ch表示で大画面向けなデザイン。番組説明の文字表示も細かく情報量も豊富だ。番組表に指定したジャンルだけ色分けするスタイルはソニーらしい。なお、番組表内にある王冠マークはネット連携による「みんなの予約ランキング」の結果で、4K放送にも対応するところがうれしい。

レスポンスは放送から番組表を開くまで約3.3秒(2回目以降は約2秒、約1.5秒と短縮されていく)。番組表内の上下左右の反応は約0.4秒で、サクサク快適だ。BS4Kの1週間分のスクロールにかかった時間は約34秒で、レスポンスにまったく不満はない。録画ボタンでできる予約登録は約0.9秒だった。

ソニーの番組表

ソニーの番組表

予約機能は、「新作ドラマ・アニメガイド」が4K放送にも対応するなど、地デジ時代から作り込んできた機能がしっかりと継承されている。「気になる語句で検索」で視聴/再生中の番組情報から他の番組に飛べたり、自動録画「おまかせ・まる録」でジャンルやキーワード指定のほかに“おすすめ”も使えたり、繰り返し予約に“番組名”(隔週放送や特番なども自動捕捉してくれる)が使えたりと、以前からある独自機能がすべて4Kレディで移植されているところが心強い。

ソニーの自動録画「おまかせ・まる録」

ソニーの自動録画「おまかせ・まる録」

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