選び方・特集
設置などの面倒なセッティングが不要な一体型モデルをピックアップ

Amazonプライム・ビデオを大画面で手軽に視聴できるWi-Fi内蔵プロジェクターの選び方

自宅の壁でAnker「Nebula Capsule II」にチャレンジ

Amazonプライム・ビデオ対応という観点で機種ガイドを書いたが、せっかくなので僕の自宅で1機種を試してみることにした。

実は、僕は今回紹介したすべての機種をひと通り触れた経験がある。最近の流行り具合とライフスタイル的な面白さで選ぶならやっぱり「popin Aladdin 2」……なのだが、実は僕の自宅にはちょうどいい設置場所がないので除外。大人気のAnkerの「Nebula Capsule II」は、設置場所の自由度で考えたら最強、XGIMI「MoGo」「MoGo Pro」も同じコンセプトの好敵手だ。いっぽう、リビング志向でガッツリ使いたいならエプソン「EF-100B」が高輝度で性能バランスのよい機種だし、20万円も出せるならLGエレクトロニクスの「HU70LS」は画質もアマプラもバッチリ使えて優秀。「HU85LS」も4K画質と超短焦点の設置性が揃うが、高価過ぎるのでこれは除外しておく。

どの機種を選ぶの? と問われると……正直、これ一択というほどの機種はない。何より、設置性がバラバラなので部屋の環境に依るところも大きいのだ。とりあえず今回はAnkerの「Nebula Capsule II」を選んでみた。使う場所を決め打ちで考えられないなら、バッテリー内蔵のポータブル機が選びやすいのだ。Ankerの「Nebula Capsule II」が売れているのも、案外、そういった汎用性にあるのかもしれない。

自宅にAnker「Nebula Capsule II」が来たので、リビングに設置して設置も含めてさっそく試してみた。

結局選んだのはAnkerの「Nebula Capsule II」

結局選んだのはAnkerの「Nebula Capsule II」

まずはWi-Fiを設定し、Android TVなのでGoogleアカウントをセットアップところから始まるのだが……画面の操作がえきれば映ればいいやとテーブルの上に置いて投写。

テーブルの上に置いて凸凹のレンガ壁に投写しても、一応操作できる程度には映せる

テーブルの上に置いて凸凹のレンガ壁に投写しても、一応操作できる程度には映せる

プロジェクターを導入する際には、専用ルームでもなければ設置は試行錯誤の連続だ。まず、僕のリビングには壁に据え付けの棚があるので置き場にちょうどよい……と思いきや、反対側の投写したい壁まで4.5mまであって投写サイズとして壁投写をすると巨大になり過ぎて棚やテレビに被ってしまう。

置き場としてはちょうどよさそうな棚(本当はキャットウォーク)に設置

置き場としてはちょうどよさそうな棚(本当はキャットウォーク)に設置

壁から壁の4.5メートルの距離では投写サイズが巨大過ぎた

壁から壁の4.5メートルの距離では投写サイズが巨大過ぎた

結局、リビングの壁から約2mの距離に、高さ約75cmのカウンターチェアを置いて台代わりにして設置。投写面はコンクリ打ちっぱなし風のパネルだ。これで投写サイズは約80インチで家具も避けられてちょうどいい…………のだけど、人の通る場所に置かれているので常設はできないし、充電する際には片付ける必要がある。内蔵バッテリーの連続再生時間は3時間だ。

リビングの一角に背の高いカウンターチェアを置いて設置

リビングの一角に背の高いカウンターチェアを置いて設置

設置場所が決まったのでAnkerの「Nebula Capsule II」の見か方もチェックすると、明るさは200lmなので照明を付けたままで見えない訳ではいが、やはり暗い。しかし、照明を段階的に落としてみると、一気に自宅の壁がスクリーンになり、非日常感が現れる。

部屋の照明を落として間接照明のみの状態にすると壁がスクリーンになる雰囲気が出る

部屋の照明を落として間接照明のみの状態にすると壁がスクリーンになる雰囲気が出る

照明を落とすと家具も壁の柄も見えなくなり、まるで映画館のようになる

照明を落とすと家具も壁の柄も見えなくなり、まるで映画館のようになる

実際にAmazonプライム・ビデオも登録して映像を視聴してみると、映画館のような体験。「Nebula Capsule II」はHDパネルの機種なので精細感がよい訳ではないが、投写で見ると画質もナチュラルでいいかなと許せるようになる。もうひとつ、「Nebula Capsule II」は内蔵スピーカーが8Wあり、ちょっとしたBluetoothスピーカーくらいの迫力ある音質が楽しめたのもよかった。

もちろんアマプラで映像配信も視聴。アプリをリモコンで操作できるので操作も簡単

もちろんアマプラで映像配信も視聴。アプリをリモコンで操作できるので操作も簡単

Wi-Fi内蔵プロジェクターで”アマプラ”を楽しむというのは、今までのホームシアターの敷居の高さを一気に下げてくれる。プロジェクターなので設置については一定の面倒さはあるが、設置してみて工夫次第で解決できるところも多い。10万円以下で選べる機種が多いので、自宅の壁に大画面映像を投写して、映画館のような非日常体験の世界に飛び込んでみてほしい。

折原一也

折原一也

PC系版元の編集職を経て2004年に独立。モノ雑誌やオーディオ・ビジュアルの専門誌をメインフィールドとし、4K・HDRのビジュアルとハイレゾ・ヘッドフォンのオーディオ全般を手がける。2009年より音元出版主催のVGP(ビジュアルグランプリ)審査員。

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