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没入感爆上げ! BRAVIA XRと接続して立体音響を楽しめるソニーのワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NS7」

ソニーから、同社薄型テレビ「BRAVIA XR」と組み合わせて立体音響コンテンツを楽しめる新機軸のワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NS7」が発表された。発売は10月29日で、市場想定価格は33,000円前後だ。

ソニー「SRS-NS7」

ソニー「SRS-NS7」

新製品の「SRS-NS7」は、首に掛けて使用するワイヤレスネックバンドスピーカーと、テレビに接続するワイヤレストランスミッターで構成。「BRAVIA XR」の高い処理能力を生かし、テレビ側で立体音響データを加工、ワイヤレストランスミッターからワイヤレスネックバンドスピーカーに加工した音声データをBluetooth伝送することで、ネックバンドスピーカーでも臨場感のある立体音響コンテンツを楽しめるというのがウリだ。立体音響のDolby Atmosはもちろん、Dolby DigitalやDTSなどのサラウンドフォーマット、テレビ放送やYouTubeなどの2chコンテンツも立体音響で楽しめるという。

ワイヤレスネックバンドスピーカーとワイヤレストランスミッターの2つで構成

ワイヤレスネックバンドスピーカーとワイヤレストランスミッターの2つで構成

ワイヤレストランスミッターの接続インターフェイス。電源供給はUSB Type-Cで、テレビからの音声信号取り出しは光デジタルとなる

ワイヤレストランスミッターの接続インターフェイス。電源供給はUSB Type-Cで、テレビからの音声信号取り出しは光デジタルとなる

最新アップデートを適用した「BRAVIA XR」と接続すると、クイック設定メニューに「3Dサラウンド」のメニューが追加される。こちらを「入」にすれば、2chコンテンツも立体音響で楽しめる

最新アップデートを適用した「BRAVIA XR」と接続すると、クイック設定メニューに「3Dサラウンド」のメニューが追加される。こちらを「入」にすれば、2chコンテンツも立体音響で楽しめる

また、360 Reality Audio認定ヘッドホンなどでも利用されている専用アプリ「360 Spatial Sound Personalizer」や「Headphones Connect」を使用した個人最適化技術にも対応。耳の形状を撮影してクラウドにアップし、最適化したパラメーターを「BRAVIA XR」側にダウンロードすることで、よりリアルで臨場感のあるサラウンドを楽しめるようになっているのもポイントだ。

専用アプリ「360 Spatial Sound Personalizer」や「Headphones Connect」を使用し、使用者の耳の形状をクラウドにアップ

専用アプリ「360 Spatial Sound Personalizer」や「Headphones Connect」を使用し、使用者の耳の形状をクラウドにアップ

個人最適化したパラメーターを「BRAVIA XR」側にダウンロードすることで、よりリアルで臨場感のあるサラウンドを楽しめる

個人最適化したパラメーターを「BRAVIA XR」側にダウンロードすることで、よりリアルで臨場感のあるサラウンドを楽しめる

なお、「SRS-NS7」は「BRAVIA XR」以外のテレビに接続して利用することも可能だが、「BRAVIA XR」側で立体音響データの処理や個人最適化を行っているため、「BRAVIA XR」以外のテレビと接続した場合は2chのワイヤレスネックバンドスピーカーとなり、個人最適化技術も利用できない点は注意してほしい。

ネックバンドスピーカーは、非対称形フルレンジスピーカーユニット「X-Balanced Speaker Unit」を耳元に向けて斜め前向きに配置。小型ボディながらスピーカーユニットサイズを最大化することで、音圧を上げつつも歪みを減らしたクリアなサウンドを実現したという。また、低音を効果的に増強する「パッシブラジエーター」を各チャンネルあたりに2個配置した「デュアル・パッシブラジエーター方式」を採用。キレと存在感のある低音域を実現したという。

スピーカーは「X-Balanced Speaker Unit」。パッシブラジエーターは「デュアル・パッシブラジエーター方式」で、「SRS-WS1」ほどではないものの、重低音が直接体に伝わってくる

スピーカーは「X-Balanced Speaker Unit」。パッシブラジエーターは「デュアル・パッシブラジエーター方式」で、「SRS-WS1」ほどではないものの、重低音が直接体に伝わってくる

スピーカーは耳元に向けて斜め前向きに配置。「3Dサラウンド」を「入」に切り替えると、高さ方向に音が広がるようになり、没入感がグッと高まる

スピーカーは耳元に向けて斜め前向きに配置。「3Dサラウンド」を「入」に切り替えると、高さ方向に音が広がるようになり、没入感がグッと高まる

なお、ネックバンドスピーカーは単体のBluetoothスピーカーと利用でき、コーデックはSBC/AAC/LDACをサポート(ワイヤレストランスミッターとの接続時はSBC)。マイクも内蔵しており、通話なども行える。バッテリー駆動時間は最長約12時間(最大音量でも最長約5時間再生可能)で、約10分の充電で約60分の使用が可能な急速充電にも対応する。

このほか、ワイヤレストランスミッターは「WLA-NS7」という型番で単体販売も予定されている。対応する「BRAVIA XR」と立体音響が楽しめる同社製ヘッドホン・イヤホンを組み合わせることで、個人最適化された臨場感ある立体音響を楽しめるということだ。こちらも10月29日発売で、市場想定価格は7,000円前後だ。

■「WLA-NS7」との組み合わせで立体音響に対応するヘッドホン・イヤホン
WH-1000XM4、WF-1000XM4、WH-1000XM3、WF-1000XM3、WI-1000XM2、WH-XB910N、WH-XB900N、WH-XB700、WH-H910N、WH-H810、WF-C500

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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