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オーディオテクニカから完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップ「ATH-TWX9」がついに登場!

オーディオテクニカは2022年8月25日、同社の完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「ATH-TWX9」を発表した。同社が長年培ってきた音響技術を凝縮した、高音質かつ多機能な意欲作だ。その主な特徴を紹介しよう。

音質やノイズキャンセリング機能、通話品質、デザインのすべてにこだわったハイエンドモデル「ATH-TWX9」。デザインは、光の反射を受けにくい墨色を基調に、艶のあるダークブロンズを組み合わせることで高級感を演出しているのが特徴。2022年9月3日の発売予定

音質やノイズキャンセリング機能、通話品質、デザインのすべてにこだわったハイエンドモデル「ATH-TWX9」。デザインは、光の反射を受けにくい墨色を基調に、艶のあるダークブロンズを組み合わせることで高級感を演出しているのが特徴。2022年9月3日の発売予定

新設計の5.8o径の高解像ダイナミックドライバーを採用し、高音質を実現

オーディオテクニカは、これまでに完全ワイヤレスイヤホンをいくつもリリースしているが、今回発表された「ATH-TWX9」は、同社のラインアップの中でフラッグシップに位置付けられるハイエンドモデル。音質を含めた全方位で力の入った製品に仕上がっている。

音質面では、新規設計となる5.8o径の高解像ダイナミック型ドライバーを採用したのがトピック。硬質と軟質な素材を3層に重ね合わせることでキレのよい低域と伸びやかな高域を実現する「3層マルチレイヤー振動板」や、ドライバーの出力を高める「外磁型磁気回路」、ステンレス製の薄型プレートで振動板を固定することで振動板の駆動面積を広げる「エッジマウント方式」といった独自技術をふんだんに搭載。超小型のボイスコイルを振動板から浮かせて配線する構造や、スイス Sefar社製の緻密な音響メッシュなど、細かい点にもこだわり、5.8o径というドライバーのサイズを超えるような、量感あふれる音を実現しているという。

ドライバーの分解図。「3層マルチレイヤー振動板」や「外磁型磁気回路」など独自技術を搭載している

ドライバーの分解図。「3層マルチレイヤー振動板」や「外磁型磁気回路」など独自技術を搭載している

「3層マルチレイヤー振動板」は、硬質な素材を軟質な素材で挟み込むことで付帯音を減らす技術

「3層マルチレイヤー振動板」は、硬質な素材を軟質な素材で挟み込むことで付帯音を減らす技術

「エッジマウント方式」は、通常方式と異なり、ステンレス製の薄型プレートで振動板を固定して振動板の駆動面積を広げる技術だ

「エッジマウント方式」は、通常方式と異なり、ステンレス製の薄型プレートで振動板を固定して振動板の駆動面積を広げる技術だ

BluetoothはVer.5.2に準拠し、複数台の機器登録が行えるマルチペアリングに対応。コーデックは、SBC、AAC、aptXに加えて、最大96kHz/24bitまでのハイレゾ相当の情報量を伝送できるaptX Adaptiveをサポート。ゲームプレイ時に便利な、音と映像のズレを抑える低遅延モードも用意されている。Qualcomm社「Snapdragon Sound」の対応モデル、ソニーの空間オーディオ技術「360 Reality Audio」の認定ヘッドホンなのも特徴だ。

ユーザーごとに特性をカスタマイズできるノイズキャンセリング機能と、高品位な通話品質

「ATH-TWX9」はノイズキャンセリング機能も高性能だ。左右のイヤホンにそれぞれ2基装備した小型MEMSマイクによるハイブリッドデジタルノイズキャンセリング技術を採用。専用の「高精度ノイズキャンセリングプロセッサー」と独自開発のノイズフィルター設計によって、すぐれたノイズキャンセル効果を発揮する。

フィードフォワード方式(ハウジング側)とフィードバック方式(導管部側)の小型MEMSマイクを2基搭載

フィードフォワード方式(ハウジング側)とフィードバック方式(導管部側)の小型MEMSマイクを2基搭載

機能もユニークで、イヤホン装着時の音の特性を計測して、1人ひとりの耳に適したノイズキャンセリングフィルターを適応する「パーソナライズ・ノイズキャンセリングシステム」や、周囲環境の騒音レベルを計測し、自動的に最適なノイズキャンセリングの特性を適用する「オプティマイズ・ノイズキャンセリングシステム」を搭載。環境に合わせてユーザーが最適なモードを選べる、5種類(Airplane、On The Go、Office/Study、Home、Train)の「プリセットノイズキャンセリングモード」も備わっている。

周囲の外音をマイクで取り込みながら音楽を聴ける「ヒアスルー機能」を搭載するのも便利な点だ。外音の取り込みレベルは、専用アプリ「Connect」で5段階の調整が可能。ノイズキャンセリング機能によって自分が発する声のこもりを抑えるオクルージョン(こもり)キャンセリング機能も備わっている。また、ワンアクションで再生中の音量を下げられる「クイックヒアスルー機能」も搭載。この機能は、専用アプリ「Connect」上で、人の声の帯域にフォーカスする「Natural」と、全帯域の外音を取り込んで周囲の状況を把握しやすい「Strong」の2種類のモードを選択可能。音楽再生の音量は「音量小」と「消音」から選べる。

通話関連の機能では、小型MEMSマイクを使った「ビームフォーミングマイク技術」を搭載し、周囲の雑音が多い環境でも相手に明瞭な声を届けることが可能。自分の声をイヤホンに戻すことで話しやすくなる「サイドトーン機能」も備わっている。音楽再生中と同様、通話中もノイズキャンセリング機能/ヒアスルー機能/機能オフの切り替え(アンビエンスコントロール)が可能だ。

2基本の小型MEMSマイクを利用した「ビームフォーミングマイク技術」を搭載

2基本の小型MEMSマイクを利用した「ビームフォーミングマイク技術」を搭載

深紫外線除菌システム搭載の充電ケースや、充実した付属イヤーピースにも注目

フラッグシップモデルらしく、「ATH-TWX9」は付属品も充実した内容になっている。

充電ケースはユーザビリティーにこだわった設計を採用しており、なかでも、深紫外線除菌システムを搭載するのがトピック。イヤホンを充電ケースに収納した際に深紫外線LEDを照射することで、イヤーピース表面に付着した細菌やウイルスを除菌する仕組みだ。なお、大腸菌、バクテリオファージウイルス、黄色ブドウ球菌の除菌効果は確認されているが、すべての細菌・ウイルスに効果を発揮するわけではないとのこと。新型コロナウイルスへの効果も検証していないとのことだ。

深紫外線除菌システムによる除菌機能を搭載する、ユニークな充電ケース。フタが開けやすいように、側面に広い指がかりスペースを設けるなど使い勝手にも配慮している

深紫外線除菌システムによる除菌機能を搭載する、ユニークな充電ケース。フタが開けやすいように、側面に広い指がかりスペースを設けるなど使い勝手にも配慮している

Qi規格によるワイヤレス充電に対応。フル充電状態のイヤホン単体で連続約6時間(ノイズキャンセリング機能オン時)の再生が可能だ。充電ケースを併用した場合の再生可能時間は最大約18.5時間

Qi規格によるワイヤレス充電に対応。フル充電状態のイヤホン単体で連続約6時間(ノイズキャンセリング機能オン時)の再生が可能だ。充電ケースを併用した場合の再生可能時間は最大約18.5時間

イヤーピースは、硬度の異なる2種類のシリコン材によるハイブリッド構造を採用した、新開発の「コンフォートフィットイヤピース」だ。注目したいのは、導管の長さが異なる3パターン×サイズの4パターンで計12種類のイヤーピースが付属すること。耳に収まる深さや、径方向の大きさなどに応じてフィットするものを選べるようになっている。

新開発の「コンフォートフィットイヤピース」は、導管の長さが異なる3パターンを選べるのが特徴

新開発の「コンフォートフィットイヤピース」は、導管の長さが異なる3パターンを選べるのが特徴

付属のイヤーピースは、導管の長さ3パターン×サイズ4パターンで計12種類だ

付属のイヤーピースは、導管の長さ3パターン×サイズ4パターンで計12種類だ

まとめ オーディオテクニカらしい高品位なイヤホンとして注目を集める存在になりそう

以上、駆け足で「ATH-TWX9」の主な特徴を紹介したが、音質やノイズキャンセリング機能、通話品質など、あらゆる点でオーディオテクニカの音響技術を詰まった、ハイエンドな完全ワイヤレスイヤノンであることが伝わっただろうか。2022年8月25日時点での価格.com最安価格は33,000円(税込)。この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンは群雄割拠だが、その中でも、「ATH-TWX9」は、オーディオテクニカらしい高品位モデルとして、目の肥えたイヤホンファンから注目を集める存在になりそうだ。

真柄利行(編集部)

真柄利行(編集部)

フリーランスから価格.comマガジン編集部に舞い戻った、カメラが大好物のライター/編集者。夜、眠りに落ちる瞬間まで、カメラやレンズのことを考えながら生きています。

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