ストリートカルチャーブランドのDopest、オーディオブランドのdefunc、ストリートカルチャー音楽レーベルのMonzaというスウェーデン発の3社がコラボレーションして誕生したMONDO by defunc。日本国内ではdefuncの国内正規輸入代理店を務めるTHT Japanがブランド取り扱いを発表しており、一部製品はクラウドファンディングで先行予約を実施していたが、ついに国内での一般販売開始が発表された。
今回、第1弾製品として投入されるのが、クラウドファンディングで先行予約を実施していたオーバーヘッドタイプのBluetoothヘッドホン「MONDO Over-Ear」と、オンイヤータイプのBluetoothヘッドホン「MONDO Freestyle」の2機種。3月22日から一部ショップで先行販売を開始、一般販売は4月22日より開始する予定だ。価格は「MONDO Over-Ear」が34,800円、「MONDO Freestyle」が12,800円(いずれも税込)。
オーバーヘッドタイプのBluetoothヘッドホン「MONDO Over-Ear」(写真はトランスペアレント)。価格は34,800円(税込)
オンイヤータイプのBluetoothヘッドホン「MONDO Freestyle」(写真はトランスペアレント)。価格は12,800円(税込)
新製品はストリート系の3社がコラボレーションした製品らしく、カラーバリエーションに透明なスケルトンタイプの“トランスペアレント”をラインアップするなど、本体のデザインがかなり特徴的な製品となっている。
なかでもオンイヤータイプのBluetoothヘッドホン「MONDO Freestyle」は、初代ウォークマンに付属していたヘッドホンを彷彿とさせるレトロポップなデザインが印象的。パッケージには2色のイヤーパッドが標準で付属しており、コーディネートを楽しめるところもポイントだ。
「MONDO Freestyle」のカラーバリエーションはトランスペアレントのほか、ブラック、ピンク、グレージュの全4色をラインアップ。ブラックとトランスペアレントにはオレンジとブラックのイヤーパッド、ピンクにはピンクとパープルのイヤーパッド、グレージュにはホワイトとブラックのイヤーパッドが付属する
また、オーバーヘッドタイプの「MONDO Over-Ear」、オンイヤータイプの「MONDO Freestyle」ともにユニークな物理ボタンを採用している点にも注目したい。「MONDO Over-Ear」はハウジング部にフェーダーをモチーフにしたスライドボタンとダイヤル式ボタンを、「MONDO Freestyle」は左右のハウジングにダイヤル式ボタンが用意されており、音量や曲送り/曲戻しを直感的に操作できるようになっている。ダイヤル式ボタンは操作時にカチカチと心地よい感覚があり、操作ミスによるストレスも皆無。実用性と遊び心、クラシカルなデザインが見事にマッチした意匠と言えそうだ。
「MONDO Over-Ear」のボタン。スライドボタンの上下で音量を、ダイヤル式ボタンで曲送り/曲戻しを操作できる
「MONDO Freestyle」はハウジングにダイヤル式の物理ボタンが一体化。つまんでクルクル回すだけのシンプルな操作性が魅力的
「MONDO Over-Ear」は、口径40mmと口径10mmの2つのドライバーユニットを搭載。SBC、AACのほかにaptX HDコーデックにも対応しており、ハイレゾ相当の音を楽しむことができる。バッテリー駆動時間は最大約45時間。重量は約275gだ。
「MONDO Over-Ear」のカラーバリエーションは、トランスペアレント、グレージュ、ブラックの全3色
「MONDO Over-Ear」は付属のカールコードケーブルによる有線接続にも対応する
「MONDO Freestyle」は、口径36mmのドライバーユニットを搭載。Bluetoothの対応コーデックはSBCとAAC。バッテリー駆動時間は最大約22時間。重量は約68gとなる。
重量約68gとかなり軽量なので、首にスッとかけて持ち運べる
なお、今回発表したBluetoothヘッドホン2機種のほかに、Bluetoothスピーカー2機種を秋ごろに発売する予定とのこと。フェーダーをモチーフにしたスライドボタンやダイヤルボタンを搭載、楽器やマイクなどを接続でき、音楽と一緒に再生できるなど、こちらも遊べるモデルに仕上がっているそうだ。価格は現時点では未定。
Bluetoothスピーカー2機種も秋ごろ発売を目指して準備中
ちなみに、Bluetoothヘッドホン、Bluetoothスピーカーともにオレンジカラーの映えるパッケージを共通で採用している