ここからは、10万円台で手に入る50インチクラスの4Kテレビの中から注目6機種をピックアップして紹介しよう。主要スペックも掲載するので、ぜひ役立ててほしい。
REGZA 49Z700X
画面サイズ:49インチ
LEDバックライト:直下型
バックライトの部分駆動:○
倍速駆動:○
バックライトスキャン:○
HDR:○
HDMI入力:3系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×3
4Kチューナー:-
その他:Netflix、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ対応、タイムシフトマシン機能搭載、外付けHDD録画対応
2016年4月に発売されたばかりの4Kレグザ「REGZA Z700X」シリーズの49インチモデル。最上位モデル「Z20X」の下位に位置づけられる製品で、液晶パネルに広視野角なIPSパネルを採用したのがトピックだ。Zを冠した4KレグザでIPSパネルを採用したのはZ700Xが初となる。液晶パネルは倍速駆動に対応し、バックライトには全面直下(直下型)LEDバックライトを採用。LEDのエリアコントロールや、バックライトを制御して映像の残像感を低減する「4Kクリアダイレクトモーション480」といった高画質機能、外付けの対応USB HDDを接続することで地デジ6chの番組をまるごと録画できる「タイムシフトマシン」機能などを搭載し、Zシリーズとして恥じない高画質・高機能なモデルに仕上がっている。
BRAVIA KJ-49X8500C
画面サイズ:49インチ
LEDバックライト:エッジ型
バックライトの部分駆動:-
倍速駆動:○
バックライトスキャン:○
HDR:○
HDMI入力:4系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×2
4Kチューナー:スカパー!プレミアムサービスチューナー×1
その他:Netflix、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ対応、Android TV搭載、外付けHDD録画対応
ソニー「BRAVIA」のスタンダードモデル「X8500C」シリーズの49インチモデル。2016年春に後継モデルの「X8500D」シリーズが出ているが、49インチがラインアップされておらず、現行の4K BRAVIAのラインアップでこのサイズ感の製品を選ぼうとすると、本製品しかない状況となっている。バックライトの部分駆動には対応しないが、倍速駆動とバックライトスキャンには対応しており、HDRにもファームアップで対応している。スカパー!の4Kチューナーも内蔵しており、スカパー!の4K放送をすぐに楽しめるのもうれしいポイントだ。スマートテレビ機能は、「Android TV」を搭載する。
AQUOS LC-60US30
画面サイズ:60インチ
LEDバックライト:エッジ型
バックライトの部分駆動:-
倍速駆動:○
バックライトスキャン:○
HDR:○
HDMI入力:4系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×3
4Kチューナー:-
その他:Netflix、ひかりTV 4K対応、外付けHDD録画対応
4K AQUOSのミドルレンジモデル「US30」ラインの60インチモデル。企画趣旨の50インチクラスよりさらに一回り大きい機種となっているが、他社がラインアップしている55インチよりもさらに大きい画面サイズはかなり魅力的だ。1年前のミドルレンジモデルということで、バックライトの部分駆動こそ対応しないものの、倍速駆動液晶やバックライトスキャン、HDR対応と基本はしっかりと押さえており、長く使える1台となっている。
VIERA TH-49DX750
画面サイズ:49インチ
LEDバックライト:エッジ型
バックライトの部分駆動:○
倍速駆動:○
バックライトスキャン:-
HDR:○
HDMI入力:3系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×3
4Kチューナー:-
その他:Netflix、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ対応、Firefox OS搭載、外付けHDD録画対応
4Kビエラスタンダードライン「DX750」シリーズの49インチモデル。「CX700」シリーズの後継モデルにあたり、HDRに対応したのがトピックだ。また、LEDバックライトに新赤色蛍光体を採用し、色再現性も向上。BT.2020の広色域にも対応する。スマートテレビ機能は、「Firefox OS」を搭載し、VODサービスだけでなく、多彩なアプリを楽しめる。
REGZA 49G20X
画面サイズ:49インチ
LEDバックライト:直下型
バックライトの部分駆動:-
倍速駆動:-
バックライトスキャン:○
HDR:○
HDMI入力:4系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×3
4Kチューナー:-
その他:Netflix、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ対応、外付けHDD録画対応
価格.com最安価格で12万円台という今回紹介した4Kテレビのなかでもっとも安価な4Kテレビ。エントリーラインの製品ながら、直下型のバックライトを採用しているのが特徴だ。バックライトの部分駆動やパネルの倍速駆動には非対応なものの、バックライトスキャンは対応している。画像処理エンジンは「4KレグザエンジンHDR」で、BT.2020やHDRにも対応している。ちなみに、ワンサイズ上の55インチモデルも価格.com最安価格で14万円前後となっており、こちらも非常にコストパフォーマンスにすぐれている。