レビュー
テレコンバーター使用で最大2000mm相当(35mm判換算)の超望遠に対応

“究極”の超望遠性能を体験!「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」レビュー

「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」は、OMデジタルソリューションズの高性能レンズ「M.ZUIKO PROシリーズ」のラインアップに追加された、新しい超望遠ズームレンズ。価格.com最安価格(2021年5月27日時点)で792,000円と、マイクロフォーサーズ用の交換レンズとして最も高額な、憧れの高級レンズとなっています。今回、この注目製品を試す機会を得ましたので、実写作例を交えながら特徴をレビューします。

受注生産品として2021年1月22日に発売になったM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO(カメラボディは「OM-D E-M1X」)。炎天下の使用でもレンズ内の温度上昇を抑える遮熱塗装を採用した高級レンズです

受注生産品として2021年1月22日に発売になったM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO(カメラボディは「OM-D E-M1X」)。炎天下の使用でもレンズ内の温度上昇を抑える遮熱塗装を採用した高級レンズです

培ってきた光学技術を集結し、妥協のない性能を実現

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROは、「究極の超望遠性能」を追求して開発された、マイクロフォーサーズ用の超望遠ズームレンズ。OMデジタルソリューションズのすぐれた光学技術を集結し、妥協のない性能を実現した超ハイスペックなレンズです。高度な生産・組み立て技術と厳しい品質水準での生産管理が必要なため受注生産品であることや、2021年5月27日現在の価格.com最安価格で792,000円(希望小売価格は税込1,100,000円)という価格からも、並外れた性能を持つレンズであることがうかがえます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROの主な特徴
・150〜400mm(35mm判換算300〜800mm相当)の焦点距離をカバーする、マイクロフォーサーズ用の超望遠ズームレンズ
・絞り開放値:F4.5(ズーム全域)
・ズーミングによるレンズ全長の変化がないインナーズーム方式
・1.25倍のテレコンバーターを内蔵し、最大500mm(35mm判換算1000mm相当)での撮影が可能
・別売のテレコンバーターを組み合わせた場合、最大1000mm(35mm判換算2000mm相当)での超望遠撮影が可能
・ズーム全域ですぐれた解像力を発揮する、18 群 28 枚の贅沢なレンズ構成
・ゴースト、フレアを低減するコーティング技術「Z Coating Nano」
・最短撮影距離1.3m(ズーム全域)、最大撮影倍率0.57倍(35mm判換算)
・内蔵テレコン使用時の最大撮影倍率は0.71倍(35mm判換算)。別売テレコン使用時は等倍を超える撮影倍率を実現
・絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
・5軸シンクロ補正時で最大8段分の補正効果を発揮する手ぶれ補正
・ズーム全域での高速・高精度なAF
・防塵・防滴・-10℃耐低温性能、温度上昇を抑える遮熱塗装、フッ素コーティング
・4つのL-Fnボタンやプリセットフォーカス機能など充実した操作性
・フィルター径:95mm
・115.8(最大径)×314.3(全長)mm/重量約1875g
・価格.com最安価格792,000円(2021年5月27日現在)

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROがカバーする焦点距離はレンズ単体で150〜400mm(35mm判換算300〜800mm相当)。超望遠域をカバーしながらズーム全域で絞り開放F4.5の明るさを実現しています。1.25倍のテレコンバーターを内蔵しているのも特徴で、内蔵テレコン使用時は最大500mm(35mm判換算1000mm相当)/絞り開放F5.6での撮影が可能。さらに、別売のテレコンバーター「MC-14/MC-20」の装着にも対応しており、1.4倍のMC-14装着時は最大700mm(35mm判換算1400mm相当)/絞り開放F8、2倍のMC-20装着時は最大1000mm(35mm判換算2000mm相当)/絞り開放F11での超望遠撮影が可能になります。

レンズ構成は、新開発の大口径 EDA レンズや 4 枚のスーパーED レンズを含む 18 群 28 枚。非常に贅沢なレンズ構成を採用することで、色にじみ、フレアを徹底的に抑え、ズーム全域で周辺まですぐれた解像力を実現しています。また、最短撮影距離はズーム全域で1.3mと短く、最大撮影倍率はレンズ単体で0.57倍、内蔵テレコン使用時で0.71倍(いずれも35mm判換算)。別売のテレコンバーターを使用した場合は、等倍を超える撮影倍率(MC-14使用時で1.01倍、MC-20使用時で1.43倍、いずれも35mm判換算)でのテレマクロ撮影が行えます。

手ぶれ補正の性能も高く、従来比5倍相当の手ぶれ検出精度を持つ最新の高精度ジャイロセンサーを搭載するなどして、レンズ単体で最大4.5段分、5軸シンクロ手ぶれ補正時で最大8段分という高い補正効果を達成しました。

こうした高性能・高機能を搭載しながらも、マグネシウム合金や炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いることで、強度や精度を確保しつつ小型・軽量化を実現。サイズは115.8(最大径)×314.3(全長)mmで重量は約1875gと、35mm判換算で焦点距離800mm相当の画角をカバーする高性能な超望遠レンズとしてはとても軽量な鏡筒に収まっています。

鏡筒左手側に、フォーカスリミット、フォーカス切り替え、L-Fnボタン切り替えなどのスイッチを装備。ズームリングとフォーカスリングの間に、どのボタンでも同じ動作をする4つのL-Fnボタンが備わっています。三脚座は回転が可能で90度ごとにクリックが設けられています

鏡筒左手側に、フォーカスリミット、フォーカス切り替え、L-Fnボタン切り替えなどのスイッチを装備。ズームリングとフォーカスリングの間に、どのボタンでも同じ動作をする4つのL-Fnボタンが備わっています。三脚座は回転が可能で90度ごとにクリックが設けられています

三脚座にはストラップを取り付けられるホールが用意されています。三脚座フット部の近くにはセキュリティースロットがあります

三脚座にはストラップを取り付けられるホールが用意されています。三脚座フット部の近くにはセキュリティースロットがあります

鏡筒右手側には、内蔵テレコンバーターの切り替えレバー(ロック機構付き)を搭載。任意のフォーカス位置を登録して呼び出せるプリセットフォーカス機能用のSETボタンもこの位置に用意されています

鏡筒右手側には、内蔵テレコンバーターの切り替えレバー(ロック機構付き)を搭載。任意のフォーカス位置を登録して呼び出せるプリセットフォーカス機能用のSETボタンもこの位置に用意されています

付属の専用レンズフード「LH-115」を装着したイメージ。カーボンファイバー製のフードで重量は約180gと軽量です

付属の専用レンズフード「LH-115」を装着したイメージ。カーボンファイバー製のフードで重量は約180gと軽量です

付属のレンズキャップは布かぶせ式の「LC-115」。フードを逆向きに取り付けた状態でレンズ先端に装着します

付属のレンズキャップは布かぶせ式の「LC-115」。フードを逆向きに取り付けた状態でレンズ先端に装着します

手持ちで撮影した実写作例&レビュー

※以下に掲載する作例は、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROを組み合わせてJPEG形式の最高画質で撮影したもの(JPEG撮って出し)になります。一部作例はボディ内RAW現像で仕上がりを調整しています。

※サムネイル画像をクリックすると、撮影写真を長辺900ピクセルに縮小した画像が開きます。リサイズを行っていない撮影写真は、サムネイル画像下のテキストリンクをクリックすると開きます。なお、撮影写真は開くのに時間がかかる場合があります。

テレコンバーターMC-20を組み合わせた作例

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、MC-20使用、800mm(35mm判換算1600mm)、ISO800、F11、1/2000秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、ハイライト&シャドウコントロール:中間部-1、JPEG撮影写真(5184×3888、9.4MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、MC-20使用、800mm(35mm判換算1600mm)、ISO800、F11、1/2000秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、ハイライト&シャドウコントロール:中間部-1、JPEG
撮影写真(5184×3888、9.4MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、内蔵テレコン+MC-20使用、1000mm(35mm判換算2000mm)、ISO800、F11、1/80秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG撮影写真(5184×3888、12.0MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、内蔵テレコン+MC-20使用、1000mm(35mm判換算2000mm)、ISO800、F11、1/80秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG
撮影写真(5184×3888、12.0MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、内蔵テレコン+MC-20使用、1000mm(35mm判換算2000mm)、ISO200、F11、1/50秒、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーモード:Natural、階調:標準、JPEG撮影写真(5184×3888、4.7MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、内蔵テレコン+MC-20使用、1000mm(35mm判換算2000mm)、ISO200、F11、1/50秒、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーモード:Natural、階調:標準、JPEG
撮影写真(5184×3888、4.7MB)

レンズ単体での作例

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、150mm(35mm判換算300mm)、ISO200、F5.6、1/2000秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG撮影写真(5184×3888、9.1MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、150mm(35mm判換算300mm)、ISO200、F5.6、1/2000秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG
撮影写真(5184×3888、9.1MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、195mm(35mm判換算390mm)、ISO200、F4.5、1/2000秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:Natural、階調:標準、ハイライト&シャドウコントロール:明部-1 中間部-3 暗部-1、JPEG撮影写真(5184×3888、7.5MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、195mm(35mm判換算390mm)、ISO200、F4.5、1/2000秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:Natural、階調:標準、ハイライト&シャドウコントロール:明部-1 中間部-3 暗部-1、JPEG
撮影写真(5184×3888、7.5MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、335mm(35mm判換算670mm)、ISO100、F4.5、1/125秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG撮影写真(3888×5184、11.7MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、335mm(35mm判換算670mm)、ISO100、F4.5、1/125秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG
撮影写真(3888×5184、11.7MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、400mm(35mm判換算800mm)、ISO800、F4.5、1/800秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG撮影写真(5184×3888、10.0MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、400mm(35mm判換算800mm)、ISO800、F4.5、1/800秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG
撮影写真(5184×3888、10.0MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、400mm(35mm判換算800mm)、ISO250、F4.5、1/800秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG撮影写真(5184×3888、8.3MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、400mm(35mm判換算800mm)、ISO250、F4.5、1/800秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG
撮影写真(5184×3888、8.3MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、266mm(35mm判換算532mm)、ISO200、F6.3、1/3200秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG撮影写真(5184×3888、9.3MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、266mm(35mm判換算532mm)、ISO200、F6.3、1/3200秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG
撮影写真(5184×3888、9.3MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、150mm(35mm判換算300mm)、ISO800、F4.5、1/250秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG撮影写真(5184×3888、9.9MB)

E-M1X、OM-D E-M1X にM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO、150mm(35mm判換算300mm)、ISO800、F4.5、1/250秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:i-Finish、階調:標準、JPEG
撮影写真(5184×3888、9.9MB)

ここに掲載した作例は、テレコンバーターMC-20を組み合わせたものを含めて、すべてカメラを手持ちで撮影したものになります。

OM-D E-M1XとM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROを組み合わせた際の、撮影時の総重量は約3052g(付属のレンズフードを含む)。これにテレコンバーターMC-20を加えると総重量は約3202gになります。約3kgという重さは、テレコンバーター装着時を含めて35mm判で焦点距離300〜2000mm相当の画角をカバーする高画質な超望遠システムとしては非常に軽量。普段、焦点距離500mm以上の大きくて重い超望遠レンズを使っている人にとっては、「軽快に撮影できる超望遠システム」と感じることでしょう。

実際に手持ちで撮影してみて感じたのは、レンズ本体の重量バランスがとてもよいということ。レンズフードが約180gの軽量設計になっているなど、重心がレンズ先端に寄らないように工夫されているため、手持ち撮影でも比較的フレーミングがしやすいと感じました。さらに、5軸シンクロ手ぶれ補正が強力で、超望遠域でも手ぶれの発生を抑えられるのも使いやすいと感じたところ。テレコンバーターMC-20装着時の望遠端(35mm判換算で焦点距離2000mm相当)で、1/100秒を切る遅いシャッタースピードでも手ぶれのない写真が撮れたのには驚きました。

さらに、AFが非常に高速なのも驚いた点です。OM-D E-M1Xのインテリジェント被写体認識AF(鳥、飛行機、鉄道、モータースポーツに対応)を使って、野鳥や飛行機、鉄道を撮影してみましたが、カメラまかせのAFでも狙った被写体に高精度にピントを合わせ続けてくれました。レンズ単体はもちろんのこと、テレコンバーターMC-20装着時でもAFのレスポンスが落ちる感じがなく、フレーミングに集中してシャッターを切ることができました。

画質については、特に遠景で陽炎の影響による解像感の低下が発生する状況ながら、ズーム全域で絞り開放から高解像、高コントラストで文句の付けようがありません。絞り開放だと周辺光量落ちがわずかに発生するのと、強い点光源だと玉ボケに年輪ボケが見られることがありましたが、超望遠ズームレンズとしては非常にすぐれた画質性能を持っていると思います。テレコンバーターMC-20装着時はさすがに解像感が落ちるものの、それでも十分にシャープな画像が得られます。

より安定したフレーミングのためには一脚があったほうがよく、あらゆる撮影をすべて手持ちでカバーできるとまでは言えませんが、OM-D E-M1XとM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROの組み合わせは、常時三脚でなくても本格的な超望遠撮影が可能。超望遠撮影をよりアクティブに楽しめる組み合わせだと感じました。

まとめ “究極”の看板に偽りなし! 野鳥撮影などに本気で取り組むなら手に入れたい1本

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROは、OMデジタルソリューションズが「究極の超望遠性能」を追求して開発した超望遠ズームレンズ。テレコンバーター使用時を含めてズーム全域で高画質を実現しているうえ、AFや操作性も非常によく、“究極”の看板に偽りはありません。高性能な超望遠ズームレンズとしては軽量な鏡筒で、OM-D E-M1Xと組み合わせた際の機動力の高さと使い勝手のよさは、ほかでは得られないものになっています。今回試用してみて、望遠撮影に強いマイクロフォーサーズシステム、ならびにOMデジタルソリューションズのミラーレスカメラの魅力を改めて強く感じました。

価格.com最安価格(2021年5月27日時点)で792,000円というのは気軽に買える価格ではないですが、OM-Dシリーズのユーザー(特にOM-D E-M1Xのユーザー)で、野鳥など自然動物などを本気で撮影しているのなら、「究極の1本」として手に入れてみたいレンズです。

真柄利行

真柄利行

カメラとAV家電が大好物のライター/レビュアー。雑誌編集や価格.comマガジン編集部デスクを経てフリーランスに。価格.comではこれまでに1000製品以上をレビュー。現在、自宅リビングに移動式の撮影スタジオを構築中です。

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