レビュー

スマホで撮れる! “手のひらサイズの顕微鏡”で調味料を拡大するとどうなる?

小学校の時に授業で使った顕微鏡。
身の回りのものを顕微鏡でのぞいてみると、想像もしなかった姿かたちをしていたりして、ワクワクしたことを覚えています。今となっては、顕微鏡自体を目にする機会もなくなってしまいましたが、何と、こんなものを発見しました!

スマホのカメラと組み合わせて使える、顕微鏡

スマホのカメラと組み合わせて使える、顕微鏡

レイメイ藤井「ハンディ顕微鏡」です!

レイメイ藤井「ハンディ顕微鏡」です!

手のひらサイズで持ち運びも簡単、しかも拡大した画像をスマートフォンで撮影することが可能なのです!

手のひらサイズで持ち運びも簡単、しかも拡大した画像をスマートフォンで撮影することが可能なのです!

ミニサイズなのに想像以上に本格的!

セット内容は、本体、スマホアダプター、プレパラート、タマネギの皮のプレパラートです

セット内容は、本体、スマホアダプター、プレパラート、タマネギの皮のプレパラートです

単3型乾電池(別売)を1本セットします

単3型乾電池(別売)を1本セットします

スマホアダプターはクリップ型になっているので、ケースを外したスマートフォンのカメラ部分に挟むようにセット。カメラアプリを立ち上げておきます

スマホアダプターはクリップ型になっているので、ケースを外したスマートフォンのカメラ部分に挟むようにセット。カメラアプリを立ち上げておきます

試しに、付属するタマネギの皮のプレパラートを見てみましょう

試しに、付属するタマネギの皮のプレパラートを見てみましょう

顕微鏡にプレパラートをセットして、

顕微鏡にプレパラートをセットして、

顕微鏡ののぞき穴に、スマートフォンを挟んだスマホアダプターをセットします

顕微鏡ののぞき穴に、スマートフォンを挟んだスマホアダプターをセットします

位置を調整すると……おお、映ってます! そのままスマホのカメラで撮影をすれば……

位置を調整すると……おお、映ってます! そのままスマホのカメラで撮影をすれば……

こんな感じで、顕微鏡で見た状態の写真が撮影できるのです!

こんな感じで、顕微鏡で見た状態の写真が撮影できるのです!

カメラの位置を調整するのに少し手間取るのですが、下記の手順でセットするのが一番スムーズに感じました!
【1】顕微鏡本体に、先にスマホアダプターをセットしておく
【2】カメラを立ち上げた状態で、スマホアダプターのクリップを広げてスマートフォンをセット
【3】少しずつ位置をずらしながら、きれいに見える場所を探す

本体のレバーによって、拡大倍率を100〜250倍に調整可能

本体のレバーによって、拡大倍率を100〜250倍に調整可能

スマートフォンの画面で見た様子、これが100倍

スマートフォンの画面で見た様子、これが100倍

こちらが200倍

こちらが200倍

これが250倍です。100倍の時は、スマホアダプターの影?が映り込み、周囲が暗くなってしまうことがありました。200〜250倍の間でちょうどよい場所に調整するのがよいと感じました!

これが250倍です。100倍の時は、スマホアダプターの影?が映り込み、周囲が暗くなってしまうことがありました。200〜250倍の間でちょうどよい場所に調整するのがよいと感じました!

2つの顕微鏡の機能がひとつに!

ちなみに、液体を観察する際には、下から光を当てる「透過モード」、固形のものを観察する際には上から光を当てる「落射モード」に切り替えて使用します。

本来であれば、以下別々の2つの顕微鏡を使わなくてはなりません。
・透過型顕微鏡……プレパラートを使用し、観察物の下から光を当て、透過した光で観察する顕微鏡。植物など薄切切片や細胞など、光を透過する物体の観察に用いる。

・落射型顕微鏡……観察物の上から光を当て、その表面を観察する顕微鏡。観察物を薄く切る必要がなく、そのままの状態で観察することができる

しかし、ハンディ顕微鏡ならこの2つの機能がワンタッチで切り替え可能!

このライトパネルを

このライトパネルを

くるんと回転

くるんと回転

側面についている透過ライトパネルを回転させるだけで、簡単に切り替え可能なのも便利です。こんなにミニサイズなのに2つの顕微鏡の機能がどちらも備わっているというのはすごいですよね!

側面についている透過ライトパネルを回転させるだけで、簡単に切り替え可能なのも便利です。こんなにミニサイズなのに2つの顕微鏡の機能がどちらも備わっているというのはすごいですよね!

調味料を拡大してみる

何を顕微鏡で観察しようかな……と、いろいろ調べている中で、「結構面白い!」という意見が多かったのが「調味料」でした。毎日のように使う身近な存在ではありますが、実は顕微鏡で拡大してみると意外な姿かたちが見えてきそう……ということで自由研究にもぴったりのテーマなのではないでしょうか!?

そこで、さまざまな調味料を拡大して見てみたいと思います!

液体調味料は、本来であればスポイトで1滴をプレパラートに乗せるのが正しいやり方ですが、スポイトがなかったのでお箸を調味料に漬け、付着した液体を1滴プレパラートに垂らすという方法で行いました(手軽に1滴が採取できるので便利!)

液体調味料は、本来であればスポイトで1滴をプレパラートに乗せるのが正しいやり方ですが、スポイトがなかったのでお箸を調味料に漬け、付着した液体を1滴プレパラートに垂らすという方法で行いました(手軽に1滴が採取できるので便利!)

■しょう油

しょう油は、何とも言えない不思議な傷のよう! まんべんなく全体に広がっています

しょう油は、何とも言えない不思議な傷のよう! まんべんなく全体に広がっています

■みりん

みりんは、しょう油よりはさっぱりした感じがしますが、粒のようなものがところどころに見られます

みりんは、しょう油よりはさっぱりした感じがしますが、粒のようなものがところどころに見られます

■酒類

梅酒

梅酒

ウイスキー

ウイスキー

梅酒とウイスキーもそれぞれ、みりんと似たような粒のようなものが見られました。みりんと似ていますよね。こういうところから、みりんもお酒の一種であることがわかるのも、とても興味深いです。

■お好み焼きソース

面白かったのがお好み焼きソース! さまざまなサイズの何かが含まれているのがわかります!

面白かったのがお好み焼きソース! さまざまなサイズの何かが含まれているのがわかります!

お好み焼きソースには野菜・果実・糖類・アミノ酸液・各種エキスなど多くの材料が使用されており、それぞれが細かく粒子となっているのかもしれません!

続いては固形の調味料を観察してみます!

■塩

塩は、何となく予想通りではありますが、改めて宝石のような結晶で美しいですね!

塩は、何となく予想通りではありますが、改めて宝石のような結晶で美しいですね!

■うま味調味料

塩よりもさらに宝石っぽいのがうま味調味料! 断面に鉱物感があり美しい

塩よりもさらに宝石っぽいのがうま味調味料! 断面に鉱物感があり美しい

■小麦粉

予想外だったのは小麦粉! さらさらとした見た目からは想像できませんが、実は細かい結晶の塊のようになっているんですね!? 幻想的です

予想外だったのは小麦粉! さらさらとした見た目からは想像できませんが、実は細かい結晶の塊のようになっているんですね!? 幻想的です

夏休みの自由研究にも◎

お出かけ先に持って行くにも便利なハンディ顕微鏡!
今回の調味料のように、家の中のものを観察するのも楽しいですし、外に持ち出して葉っぱや虫などを観察してみるのも楽しいかもしれませんね!

大人でも思わず童心に帰って楽しめてしまいましたが、お子さまの夏休みの自由研究にもおすすめですよ!

松本果歩

松本果歩

恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。Twitter:@KA_HO_MA

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