トレンドニュース

富士フィルムのミラーレス一眼カメラ「FUJIFILM X-T10」が注目度上昇中!表示タイムラグ0.005秒の有機ELファインダーと、銀塩カメラ風デザインが好評

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

2015年6月25日に発売された、富士フイルムのミラーレス一眼カメラ「FUJIFILM X-T10」の注目度が上昇している。コンパクトな銀塩カメラ風のデザインが特徴的なモデルだが、表示タイムラグが0.005秒の大型有機ELファインダーを搭載するなど、操作性や画質性能も本格派。価格.comの「デジタル一眼カメラ」カテゴリーにおける注目ランキングでは3位にランクインしており、独自の魅力でさらに人気を集められるか注目される。

富士フイルム「FUJIFILM X-T10」は、銀塩カメラ風デザインのミラーレス一眼カメラ。有機ELファインダーの視野率は約100%で、ファインダー倍率は0.62倍の大型仕様となっており、表示タイムラグは0.005秒を実現。ボディには、上部に3つのダイヤルや2つのコマンドダイヤルなどを配置し、直感的な操作が可能だ。シーンに応じて位相差AFとコントラストAFを切り替えるAFシステムも搭載している。イメージセンサーには、独自開発のAPS-Cサイズセンサー「X-Trans CMOS II」(1630万画素、ローパスフィルターレス)を搭載。高感度撮影は、拡張設定でISO 51200までに対応し、連写性能は最高8コマ/秒。また、フルHDの動画撮影にも対応した。背面の3型液晶モニターはチルト可動式で、タッチAFも可能。記録メディアは、SDXCメモリーカードをサポート。本体サイズは118.4(幅)×82.8(高さ)×31.9〜40.8(奥行)mmで、重量は約381g。ラインアップとして、標準ズームレンズをセットにしたレンズキットも用意している。

「デジタル一眼カメラ」カテゴリーにおける注目上位5製品のランキング推移

「デジタル一眼カメラ」カテゴリーにおける注目上位5製品のランキング推移

「FUJIFILM X-T10 ボディ」のアクセス推移

「FUJIFILM X-T10 ボディ」のアクセス推移

「価格.comトレンドサーチ」で見ると、「デジタル一眼カメラ」カテゴリーにおける注目ランキングでは、本製品「FUJIFILM X-T10 ボディ」は、発売日の6月25日に13位まで順位を上昇。その後、6月26日に10位へランクインすると、28日には4位、7月1日には3位をマークした。アクセス数は、発売日翌日の6月26日に10,088PV/日に達している。ただし、売れ筋ランキングではまだ28位(レンズキットは19位)と、注目度が高い割に順調に売れているというわけではないようだ。なお、本製品の7月2日時点の最安価格は、製品発表時点の86,989円より4.4%安い83,199円だった。

「FUJIFILM X-T10 ボディ」のユーザーレビュー評価

「FUJIFILM X-T10 ボディ」のユーザーレビュー評価

本製品に対するユーザーレビューは、7月2日時点でボディ単体に2件、レンズキットに3件が寄せられている。ボディ単体の評価は5点満点、レンズキットの評価は4.67と高い。レビュワーのコメントを見ると、「有機ELファインダーが見やすくMFの歩留まりが格段に向上」「夜間、真っ暗な場所で、着陸してくる旅客機をMFで撮りましたが、有機ELファインダーでピントを合わせられました。X-T10の有機EFファインダーは明るさを自動調整してくれるすぐれものです」など、有機ELファインダーの使い勝手を評価する声が多い。操作性やAFについても、「Fnボタンやカスタマイズボタンが多く、また前後ダイヤルのプッシュなども便利です」「AFがかなり改善されています!」と好評だ。

肝心の画質についても、「フジノンレンズの性能を発揮していると思います」「写りが評判だったベルビアと同じ色で撮れる」「RAWから現像しない場合は、フジが綺麗ですね」というコメントがあった。また、本製品の特徴である軽量・コンパクト設計やボディデザインについては、「軽くて素晴らしいです」「首から下げても邪魔になりません」「持ち出さないと写真は撮れません。少しでも小さいほうがいいです」「デザインに惚れたのが一番です。この昔のFujicaみたいなのがよいです」「現物見ずに予約しましたが、思った以上にカッコいいです」と、ほとんどの人が好意的なコメントを寄せていた。

ここ最近に発売されたミラーレス一眼カメラは、各社とも軽量・コンパクト設計にさらに磨きをかけており、画質性能と携帯性の水準が高まっている。本製品もこうしたトレンドを踏まえたモデルと言えそうだが、大型の有機ELファインダーや銀塩カメラ風のデザインなど、独自の魅力を備えており、今後は売れ筋ランキングで上位にランクインすることができるか注目だ。

宮澤保生(編集部)
Writer
宮澤保生(編集部)
学生時代から価格.comのヘビーユーザーで、外資系金融機関、出版社、新聞社を経て念願のカカクコムへ。趣味はドライブ、JAZZ鑑賞、映画鑑賞。ユーザー目線に立った記事の作成を心掛けています。
記事一覧へ
記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
本ページはAmazonアソシエイトプログラムによる収益を得ています
関連記事
SPECIAL
ページトップへ戻る
×