今週発売の注目製品ピックアップ

ボディ4軸+レンズ2軸手ブレ補正対応のミラーレス一眼「LUMIX GX8」などが登場

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毎週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、パナソニックからボディとレンズの両方の手ぶれ補正効果が得られるミラーレス一眼「LUMIX GX8」や、カシオから最大60枚/秒の高速連写機能を搭載したデジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM EX-100F」などが登場!

パナソニック「LUMIX DMC-GX8H 高倍率ズームレンズキット」

2015年8月20日(木)発売

新開発の有効2030万画素4/3型 Live MOSセンサーを装備した、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ。ボディには、各部シーリング構造による防塵・防滴設計、マグネシウム合金の採用など、過酷な条件下での撮影にも耐えるタフネス構造を実現した。さらに、レンズ内手ブレ補正2軸とボディ内手ブレ補正4軸を組み合わせた、6コントロールによる新たな手ブレ補正技術「Dual I.S.」を採用し、さまざまな手ブレを強力に補正する点が特徴だ。

ファインダーには、0.5型に大型化したファインダー倍率約0.77倍(35mm判換算)の約236万ドット有機ELディスプレイ(OLED)を採用。ファインダー倍率は、約0.77倍と約0.7倍を切り換えられる。また、上に向かって90度可動するチルト機構を採用しており、ローアングルでも無理のない姿勢で撮影に集中できる。背面モニターは、左右約180度、上下約250度に回転するバリアングルで、画面サイズが3.0型、約104万ドット静電容量方式タッチ有機ELディスプレイ(OLED)を採用した。

機能面では、連続した秒間30コマ連写で撮影し、撮影後に好みのコマを選び出す撮影スタイル「4K PHOTO」で撮影できる「4K フォト」モードを搭載。「4K連写」、「4K連写(S/S)」(S/SはStart/Stopの略称)、「4Kプリ連写」という3つのモードに対応し、写真の撮影中に、背面のカーソルボタンからすばやく選択できる。

このほか、4K/30pまでの動画撮影に対応。Wi-Fi機能も搭載した。バッテリー寿命は約330枚(LCD ON)/約310枚(LVF ON)。本体サイズは133.2(幅)×77.9(高さ)×63.1(奥行)mm(突起部除く)、重量は約435g(本体のみ)/約752g(GX8H付属レンズ14-140mm、本体、バッテリー、メモリーカード含む)。ボディカラーは、ブラック、シルバーの2色を用意した。

「LUMIX DMC-GX8」のラインアップをチェック

カシオ「HIGH SPEED EXILIM EX-100F」

2015年8月21日(金)発売

全域F2.8、光学10.7倍の明るいズームレンズを搭載した「EX-100」をベースに、最大60枚/秒の高速連写機能を搭載したフラッグシップモデルのデジタルカメラ。スポーツシーンや動物など、動きの速い被写体の決定的瞬間を撮影することができる。

また、ハイスピード動画撮影の際には、被写体ブレを抑えた動画が撮影できるよう、絞り、シャッタースピード、ISO感度の調整が可能なモードを搭載。新たに、望遠鏡や顕微鏡などに接続した際に逆さまに見える画像を、見やすいよう上下左右に反転(180度回転表示)させて撮影、連写できるモードも搭載した。

さらに、ワンシャッターで、フォーカスと絞り、ホワイトバランスと明るさなど、2つの撮影パラメータの設定値を3段階変化させて計9枚を連写する好評のプレミアムブラケティング機能も備えた。

このほか、3.5型で上180度/下55度のチルト液晶も搭載。撮影時に液晶画面の4辺にインジケーターを表示するEXファインダーも備えた。撮影した画像の1枚を大きく表示し、前後の画像を画面下部にサムネイル表示する列表示モードも利用できる。

主な仕様は、撮像素子が有効1210万画素の1/1.7型高速CMOS(裏面照射型)センサーを搭載。標準出力感度は、ISO80〜12800。記録メディアは48.9MBメモリーを内蔵し、SD/SDHC/SDXCメモリーカードをサポート。バッテリー寿命は静止画撮影で約390枚、エコモード時で約465枚。

本体サイズは119.9(幅)×67.9(高さ)×32.6〜50.5(奥行)mm、重量は約390g(電池およびメモリーカードを含む)。ボディカラーはブラックのみ。

タムロン「18-200mm F/3.5-6.3 Di II VC (Model B018)」

2015年8月20日(木)発売

APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ専用高倍率ズームレンズで、発売から10年を経過した「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO(Model A14)」の後継モデル。タムロンの手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を新たに装備し、手ブレを起こしやすい望遠側、室内、夜景など低照度の撮影条件でも、効果的に手ブレの発生を抑える。また、DCモーターのAFユニットを新規設計し、従来のDCモーター搭載機種と比較して、AFスピードと静音性が大幅に向上した。

さらに、18-200mmという広い焦点域をカバーし、手ブレ補正機構を新たに搭載しながらも、世界最軽量(タムロン調べ)となる重量400gを実現した点も特徴だ。

主な仕様は、レンズ構成が14群16枚、絞り羽根枚数が7枚(円形絞り)、最大撮影倍率が1:4(f=200mm時:最短撮影距離0.5m)。最短撮影距離は、焦点距離35mm時で0.77m、180mm時で0.49m、18mm時と200mm時で0.5m。キヤノン用の本体サイズは75(最大径)×96.6mm(全長)mm、ニコン用の本体サイズは75(最大径)×94.1mm(全長)mm。フィルター径は62mm。重量は400g。花型フードとレンズキャップが付属する。

「18-200mm F/3.5-6.3 Di II VC (Model B018)」のラインアップをチェック

山野 徹(編集部)
Writer / Editor
山野 徹(編集部)
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。
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