特別企画
ニコン「D500」、キヤノン「EOS 80D」、リコー「PENTAX K-1」などニューモデルが目白押し

今年の「CP+」は超充実! 「CP+2016」で注目の新製品をチェックしよう!

カメラ・写真映像における日本最大級の展示イベント「CP+2016」が、2016年2月25日(木)〜2月28日(日)の期間で、パシフィコ横浜および大さん橋ホールにて開催される。今年の春はカメラの新製品が充実しており、「CP+2016」では例年以上に多くの新製品が展示される予定だ。ここでは、1インチ以上の大型センサーを搭載するカメラを中心に、特に注目度の高いものをピックアップしてみた。

ニコン
フラッグシップモデル「D5」、話題のAPS-C機「D500」、新ブランド「DLシリーズ」

2016年に入って多くの注目製品をリリースしたニコン。デジタル一眼レフの新しいフラッグシップモデル「D5」、APS-Cサイズのフラッグシップモデル「D500」、さらには2月23日に発表されたばかりの1インチセンサーを搭載したコンデジ「DLシリーズ」の注目度が特に高い。

D5は、2082万画素のフルサイズCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 5」を搭載し、常用感度で最高ISO102400を実現。新開発の「マルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュール」を採用し、AFシステム全体を刷新したほか、4K UHD(3840×2160 30p/25p/24p)動画の記録にも対応している。

D5

D5

D500は、APS-Cサイズのフラッグシップモデルとして、2009年8月に発売された「D300S」から6年以上経過した待望の後継機。「D5」と同等の新開発「マルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュール」を採用し、153点のフォーカスポイントで広い範囲を高密度にカバー。約10コマ/秒の高速連写や、4K UHD(3840×2160 30p)動画にも対応する。

D500

D500

突如発表になり話題を集めているDLシリーズは、超広角ズームモデル「DL18-50 f/1.8-2.8」、標準ズームモデル「DL24-85 f/1.8-2.8」、超高倍率ズームモデル「DL24-500 f/2.8-5.6」の3機種がラインアップされている。

DL18-50 f/1.8-2.8

DL18-50 f/1.8-2.8

DL24-85 f/1.8-2.8

DL24-85 f/1.8-2.8

DL24-500 f/2.8-5.6

DL24-500 f/2.8-5.6

キヤノン
フラッグシップ「EOS-1D X Mark II」、中級機「EOS 80D」、新開発「DIGIC 7」搭載の「PowerShot G7 X Mark II」

キヤノンもこの春、非常に多くの新製品をリリースしている。注目製品は、デジタル一眼レフのフラッグシップモデル「EOS-1D X Mark II」と、APS-Cモデルの中級機「EOS 80D」、1インチセンサーを搭載したコンデジ「PowerShot G7 X Mark II」だ。

EOS-1D X Mark IIは、2012年6月に発売された「EOS-1D X」の後継機。撮像素子に、新開発の約2020万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを採用。フルサイズセンサーとしては初となる「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載し、ライブビューや動画撮影時の高速・高精度AFを実現。連写撮影では、ファインダー撮影時で最高約14コマ/秒、ライブビュー撮影時で最高約16コマ/秒の超高速連写が可能。動画撮影では、「EOS」シリーズ初の4K(4096×2160) 60p/50p記録に対応した。

EOS-1D X Mark II

EOS-1D X Mark II

EOS 80Dは、2013年8月に発売された「EOS 70D」の後継機種で、APS-C一眼レフカメラの中級機。新開発の有効画素約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC 6」を搭載し、最高ISO16000の常用ISO感度を実現。さらに、視野率約100%の光学ファインダーを装備するほか、被写体をより確実にとらえるオールクロス45点AFや最高約7コマ/秒の高速連写にも対応する。

EOS 80D

EOS 80D

PowerShot G7 X Mark IIは、2014年10月に発売された「PowerShot G7 X」の後継機。約2010万画素の1.0型CMOSセンサーを搭載するほか、最新の映像エンジン「DIGIC 7」を初めて採用。従来機種と比べて最大約14倍のテクスチャーとノイズの判別情報を用いたノイズリダクションを実現し、ISO 1600時に従来のISO 800と同等のエッジノイズに抑制する。

PowerShot G7 X Mark II

PowerShot G7 X Mark II

リコー
ペンタックス初のフルサイズ一眼レフ「K-1」

リコーの注目製品は、何といってもフルサイズセンサーを搭載するデジタル一眼レフ「PENTAX K-1」だ。昨年の「CP+2015」でモックが展示されていたが、ついに正式に発表になっている。撮像素子には、有効約3640万画素フルサイズCMOSセンサーを採用。新開発の画像処理エンジン「PRIME IV」で、感度はISO100〜ISO204800に対応する。5段分の補正効果が得られる5軸対応の手ぶれ補正機構「SR II」や、「リアル・レゾリューション・システム」、「ローパスセレクター」といった独自機能を多数搭載。4本のステーでモニターを保持する「フレキシブルチルト式液晶モニター」にも注目だ。

レンズも、フルサイズに対応した「HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR」「HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED」「HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW」が登場している。

PENTAX K-1

PENTAX K-1

ソニー
APS-Cミラーレスのフラッグシップ「α6300」、新ブランド「Gマスター」レンズ

ソニーは、APS-Cミラーレス一眼カメラのフラッグシップ「α6300」と、交換レンズの新ブランド「Gマスター」の3本の高性能レンズを発表。2月19日に発売になったばかりのフルサイズコンデジ「サイバーショット DSC-RX1RM2」も注目モデルだ。

α6300は、APS-Cミラーレス一眼のフラッグシップモデルで、世界最多となる425点の像面位相差AFセンサーをイメージセンサーの画面ほぼ全域に配置し、高精度なピント合わせが可能。新センサーに最適化した画像処理エンジン「BIONZ X」との組み合わせで、世界最速0.05秒のAFを実現している。連写時のライブビュー表示も見直され、光学ファインダーのようにタイムラグの少ない表示が可能だ。Super 35mmで全画素読み出しの4K/24p動画記録に対応するのも特徴である。

α6300

α6300

交換レンズの新ブランドGマスターは、静止画でも動画でも解像とボケ味を両立する高性能なシリーズ。新たに開発した超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズの採用により、ボケ味を損なうことなく高い解像性能を発揮する。ラインアップは、35mmフルサイズ対応のEマウントレンズで、ズーム全域F2.8の大口径標準ズームレンズ「FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM」、解像感と美しいボケを両立させるポートレートレンズ「FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM」、大口径F2.8望遠ズームレンズ「FE 70-200mm F2.8 GM OSS SEL70200GM」の3本となっている。

サイバーショット DSC-RX1RM2は、有効約4240万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載した「サイバーショット RXシリーズ」の最上位機種。従来機比で約3.5倍(「RX1R」との比較)の高速読み出しも実現し、AFの高速化などレスポンスも向上。電子ビューファインダーには、ワンプッシュでポップアップと収納が行える新開発の「XGA OLED Tru-Finder」を内蔵した。

サイバーショット DSC-RX1RM2

サイバーショット DSC-RX1RM2

富士フイルム
「Xシリーズ」のフラッグシップ「X-Pro2」、APS-Cコンデジ「X70」

富士フイルムからは、「Xシリーズ」のミラーレス一眼カメラのフラッグシップモデル「FUJIFILM X-Pro2」が登場した。約4年ぶりのリニューアルとなり、ファンからの注目度も高い。APS-Cセンサーを搭載するコンデジでは、「FUJIFILM X70」もリリースされている。

FUJIFILM X-Pro2は、撮像素子にXシリーズでは最高画素となる有効約2430万画素の新開発APS-Cセンサー「X-Trans CMOS III」を搭載。画像処理エンジンは新開発の「X-Processor Pro」で、感度は常用でISO100〜ISO12800に対応する。EVFとOVFを切り替えられるハイブリッドファインダーを継承しつつ、新たにERF(エレクトロニックレンジファインダー)が追加された。高速処理を実現しているのも特徴で、EVFのライブビューの表示スピードは従来の54fpsから最速85fpsに向上。フィルムシミュレーションには「ACROS」モードが追加されている。

また、レンズでは、5段分の補正効果を実現した望遠ズームレンズ「XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」が発売になっている。

FUJIFILM X-Pro2

FUJIFILM X-Pro2

FUJIFILM X70は、約340gのコンパクトボディに、35mm判換算で28mm相当の画角となる広角フジノンレンズを搭載。「X-Trans CMOS II」センサーに組み込まれた位相差画素を使った像面位相差技術と、画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」の高速処理性能によって、最速0.1秒の高速AFと起動時間0.5秒の高速レスポンスを実現している。

FUJIFILM X70

FUJIFILM X70

シグマ
Foveonセンサー搭載のミラーレス一眼「sd Quattro」

シグマは、同社初となるミラーレス一眼「SIGMA sd Quattro」「SIGMA sd Quattro H」の2機種を発表。また、全域F1.8の中望遠ズームレンズ「SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art」と、開放F1.4で30mmのミラーレス向け大口径標準レンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary」のレンズ2本も登場する。

SIGMA sd QuattroとSIGMA sd Quattro Hの2機種は、「SIGMA SD1 Merrill」の基本コンセプトを継承しながら、ミラーレス構造を採用することで、「SIGMA dp Quattro」シリーズと同等の高画質と小型・軽量化を両立したのが特徴。レンズマウントは、シグマSAマウント。撮像素子には、3層構造のFoveon X3ダイレクトイメージセンサー「Quattro」を搭載する。センサーサイズは、SIGMA sd QuattroがAPS-Cサイズ、SIGMA sd Quattro Hが新開発のAPS-Hセンサー(26.6×17.9mm)となっている。

SIGMA sd Quattro

SIGMA sd Quattro

SIGMA sd Quattro H

SIGMA sd Quattro H

SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Artは、全域F1.8で50-100mmの中望遠ズームレンズで、F2.8のズームレンズよりひと絞り以上も明るく、背景のボケを生かしたポートレート撮影などに適している。SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporaryは、開放F1.4で30mmのミラーレス向け大口径標準レンズで、大口径特有の大きなボケと、シャープで高い光学性能を実現する。

オリンパス
高品位なデザインのミラーレス一眼「PEN-F」

オリンパスの新製品の中でもっとも注目を集めているのは、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼「OLYMPUS PEN-F」だ。フィルムカメラのような高品位なデザインが特徴のカメラだが、性能も高く、有効2030万画素の4/3型Live MOSセンサーや、最大5段分の手ブレ補正効果を発揮する5軸VCM(Voice Coil Motor)手ぶれ補正機構を搭載する。さらに、フィルムカメラの撮影プロセスをファインダー内で楽しむことをテーマに作られた新機能「モノクロ/カラープロファイルコントロール」も新搭載。撮影時にダイヤルとレバーの操作で効果を確かめながら、自分だけの絵作りを楽しめる機能だ。

レンズでは、オリンパスのレンズとして初めてレンズ内に手ブレ補正機能を搭載した「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」が登場。ボディ内5軸補正との組み合わせによって6段補正が可能だ。さらに、35mm判換算で600mm相当の画角と、開放F4の明るさを持つ超望遠レンズとしては非常にコンパクトな筐体に仕上がっている。

OLYMPUS PEN-F

OLYMPUS PEN-F

パナソニック
1インチセンサーの光学10倍コンデジ「LUMIX DMC-TX1」

パナソニックの注目製品は、1インチセンサーを搭載したコンデジ「LUMIX DMC-TX1」や、光学5倍の標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」、ポケットサイズのコミュニケーションカメラ「LUMIX DMC-CM10」となる。

LUMIX DMC-TX1は、有効2010万画素の1型MOSセンサーを搭載したモデル。非球面レンズや独自の調心技術、全群駆動の新レンズ構成を採用し、コンパクトなボディに光学10倍ズーム、開放F2.8〜F5.9の「LEICA DC VARIO-ELMARITレンズ」を搭載。明るさと同時に、画像周辺部までの高い解像感を実現する。

LUMIX DMC-TX1

LUMIX DMC-TX1

LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.は、マイクロフォーサーズマウントの光学5倍の標準ズームレンズ。35mm判換算で広角24mmから望遠120mmまでの幅広い領域をカバーする。非球面レンズ3枚を含む9群11枚構成で、風景撮影からポートレート撮影まで広範な撮影シーンに対応するほか、防塵・防滴仕様を採用。最新の光学設計により、4K動画撮影中のAFサーチ時の微小な画角の変化や、手ブレ補正動作時の周辺画像の歪みを極小に抑えられる。

LUMIX DMC-CM10は、ポケットサイズのコミュニケーションカメラで、2015年に台数限定で発売した「DMC-CM1」から、通話機能を省いてデータ通信専用SIM対応にしたモデル。厚さ約15.2mmのポケットサイズながらも、有効2010万画素で1.0型の大型センサーや、広角で明るいライカレンズの「28mm F2.8 LEICA DC ELMARITレンズ」を搭載する。OSは「Android 5.0」をプリインストール。ディスプレイは4.7型フルHD液晶(1080×1920ドット)を搭載。SIMカードサイズはmicroSIMで、SIMロックフリー端末となる。

LUMIX DMC-CM10

LUMIX DMC-CM10

山野 徹(編集部)

山野 徹(編集部)

新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。

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