キレイな写真を撮るのに欠かせないデジタルカメラのレンズのお手入れ。ブロアーでゴミやホコリを吹き飛ばし、乾いた不織布で軽く拭き上げるというのが定番の方法ですが、筆者が愛用している便利なクリーニンググッズをご紹介します。
カメラ用品メーカーのハクバが発売しているその名も“レンズペン”。ホコリを払うブラシとレンズのクリーニングチップが一体化したペン型の商品です。
キャップを外すと出てくるペン先のチップはセーム革と呼ばれる上質でやわらかい革製で、表面にカーボン粉末がまぶされています。この粉末がクリーニング液のように働き、指紋などのレンズ表面に付いた油脂汚れを吸着して後を残さずにふき取ることができるのです。
![]() |
ペン先でなでるようにレンズの表面をふき取ります。やわらかで上質な革素材なので、デリケートなレンズの手入れにも安心 |
カーボン粉末はキャップの内側に含まれていて、キャップを閉めると補填される仕組み。説明書によると、1日5〜6回の使用でも約半年使える上に、消耗してしまってもスペアを交換して使い続けることが可能です。
![]() |
ペン先のチップに付いたクリーニング剤のカーボン粉末は、キャップを閉めると補填される仕組みです |
せっかく撮れた美しい写真もレンズ汚れが映り込んでしまっては台無し。こちらの商品ならば、ペン型で持ち歩きやすく、場所を選ばず1本でいつでも簡単にメンテナンスができるので、カメラと一緒に持ち歩いておくと重宝すること間違いなしです。