いいモノ調査隊

充電いらず! 乾電池で動くニコンのコンデジを使ってみた

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

今回はコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)のご紹介です。最近はスマートフォンのカメラの性能が上がり、コンデジの存在が薄れている感もありますが、まだまだコンデジにしかできないことが多々ありますよ! 今回はそんな魅力ある製品のご紹介です。それがこちら、ニコンの「COOLPIX A10」。お値段なんと、8,299円!(2017年8月28日時点)。トイカメラに近い値段なのに、ニコンブランドを手にできます! 特筆すべきはバッテリーが単3形乾電池というところ! このご時世に乾電池?! と驚きのあなた! これが唯一無二の魅力でもあるのです!

まさにコンパクトサイズ、重さは電池こみで160gです!

まさにコンパクトサイズ、重さは電池こみで160gです!

そうなんです。充電式バッテリーが当たり前のこの時代、この「COOLPIX A10」は単3形乾電池2本で可動します。まさに充電いらず! いまどき珍しいですが、これ実はとっても便利なんです。旅先や外出先でシャッターを切ろうとしたら充電切れ! なんてことありませんか? 単3形乾電池ならコンビニでも買えるので、取り替えれば即撮影再開が可能なのです。しかも安価なアルカリ電池ですら、電池寿命の間に約200枚の撮影が可能とのこと。もちろんそれだけではありません! 天下のニコンブランドカメラということで、この価格にしてはなかなかの機能を搭載! しかもシンプル操作で手間いらずと、なんだかテレビ通販の宣伝みたいになってきましたが…まずはその性能を一覧でご覧ください。

単3形乾電池2本で約200枚の撮影が可能です

単3形乾電池2本で約200枚の撮影が可能です

電源を入れるとレンズが可動。光学5倍ズームですよ

電源を入れるとレンズが可動。光学5倍ズームですよ

主な機能をあげてみました。この価格でこれだけできれば言うことなしですよ!さらなる詳細はニコンの製品紹介ページをご覧ください。

有効画素数:1614万画素
レンズ:光学5倍ズーム、NIKKORレンズ
開放F値:f/3.2-6.5
ISO感度:ISO 80〜1600
ファイル形式 静止画:JPEG
ファイル形式 動画:AVI(映像:Motion-JPEG準拠、音声:PCMモノラル)
モニター:2.7型TFT液晶モニター、約23万ドット、輝度調節機能付き(5段階)
幅×高さ×奥行き:約96.4×59.4×28.9mm

記録画素数はご覧のとおり。SDメモリカードは128GBまで使えます

記録画素数はご覧のとおり。SDメモリカードは128GBまで使えます

いかかでしょう? なかなか魅力的だと思いませんか? さらに撮影時にもコンデジらしい機能が多々あります。まずは「おまかせシーンモード」。このモードに設定しておくだけで、ポートレート、風景、夜景ポートレート、夜景、クローズアップ、逆光の6シーンから自動的にセレクトして撮影してくれます。もちろん自分でシーンを選択して撮影することもできます。その場合は以下の15種類からセレクトできますよ。
・ポートレート
・風景
・スポーツ
・夜景ポートレート
・パーティー
・ビーチ
・雪
・夕焼け
・トワイライト
・夜景
・クローズアップ
・料理
・打ち上げ花火
・逆光
・ペット

シーンにあったモードを選択して撮影できます

シーンにあったモードを選択して撮影できます

またエフェクトも、ノスタルジックセピア、硬調モノクローム、セレクトカラー、ポップ、クール、ミラーの6種類から選択して撮影時に効果をつけられます。ここらへんもメニューボタン一発で呼び出して選択できるので楽ちんですね。

エフェクトで楽しい写真を撮影できますね

エフェクトで楽しい写真を撮影できますね

そして光学5倍ズーム。最近筆者は単焦点レンズしか使っていなかったせいか、このズームがとても楽しかったです。手ぶれ防止機能もあるので、ズームにしても画質はとてもきれいでした。有効画素数も1614万画素なので、結構きれいに撮影が可能です。

光学ズームでのサンプルです。ズームにしてもとてもきれいです

光学ズームでのサンプルです。ズームにしてもとてもきれいです

撮影した写真を閲覧する際にも、機能が盛りだくさんです。まずは撮影した写真の階調を再調整してシャドー部を明るく補正する「D-ライティング」。ニコンユーザーならおなじみですよね。これがカメラ内だけで操作可能です。また以下の10種類のクイックエフェクトをカメラ内でつけることができます。
・魚眼効果
・クロスプロセス(赤・黄・緑・青)
・クロススクリーン
・ミニチュア効果
・トイカメラ風(1、2)
・ソフト

 D-ライティングによりカメラ内で補正可能です

D-ライティングによりカメラ内で補正可能です

魚眼効果を使ってこんな写真も作れますよ

魚眼効果を使ってこんな写真も作れますよ

さらに動画も撮影可能です。電子式手ブレ補正(VR)機能により、ブレの少ないキレイなムービーを撮影できます。パソコンなどへの接続用にUSBケーブルが付属しており、専用ソフトをダウンロードすれば、パソコンへの保存、整理も簡単です。もちろん普通にSDカードを読み込ませて保存もできるので、タブレットなどへの保存、整理もできますよ。

動画サンプルです。専用ボタンを押せばすぐ撮影できますよ

…とまあ、久し振りにコンデジを購入してまいあがってしまい、機能優先で紹介してしまいましたが、この価格でここまでできるんだ! と素直に感動してしまいました。小型軽量で持ち運びも楽だし、2.7型液晶モニターもきれいで見やすく撮影も簡単です。ただ、やはりここらへんは価格次第というところもあるのですが、オートフォーカスでスピードを撮影したときの、SDカードへの書き込みのスピードはちょっと遅く感じました。それでも、いつでもどこでも気軽に撮影できて単3形乾電池2本で動くというのは、とても秀逸ですよ。旅行中のバッテリ切れ経験者は、かなり魅力的に感じると思いますよ! 実は筆者は初めてのニコンのカメラだったのですが、これでかなり引かれてしまいました。

最後に「COOLPIX A10」で撮影した写真のサンプルをご覧ください。いっさい加工をしていない撮影データになります。

撮影画素数は16M[4608×3456]で、おまかせシーンモードで撮影

撮影画素数は16M[4608×3456]で、おまかせシーンモードで撮影

画像1枚のサイズは約1MBになりました

画像1枚のサイズは約1MBになりました

マッシー
Writer
マッシー
趣味も仕事もゲーム漬けだった人生から脱却を図り模索中。ホビーや生活雑貨記事などを書かせていただきます。
記事一覧へ
しえる(編集部)
Editor
しえる(編集部)
生活雑貨・食品に加え、ウォーターサーバーなど、サービス系商品の記事をメインに担当している2児の母。自称「ポテチマスター」。ポテトチップスを中心に1日3袋のスナック菓子をたいらげるお菓子狂です。
記事一覧へ
記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
本ページはAmazonアソシエイトプログラムによる収益を得ています
関連記事
SPECIAL
ページトップへ戻る
×