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はじめての一眼レフに適した3モデルを比較レビュー

《2017春》初心者向け一眼レフカメラ徹底比較! キヤノン、ニコン、ペンタックスのどれを選ぶ?

続いて、EOS Kiss X7、D3400、K-70の携帯性や操作性、AFなどをチェックしていきましょう。

携帯性 サイズ・重量はどのくらい違う?

「一眼レフを購入したのはいいけれど大きくて重いのであまり持ち歩かない……」というのを避けるためにも、カメラ初心者の方がはじめての一眼レフとして選ぶのは、できる限り持ち運びに負担の少ないモデルがいいと思います。3モデルのカメラボディのサイズ・重量は以下のとおりです。

・サイズ(幅×高さ×奥行)/重量
EOS Kiss X7:約116.8×90.7×69.4mm/約407g
D3400:約124×98×75.5mm/約445g
K-70:約125.5×93.0×74.0mm/約688g
※いずれも重量は付属バッテリーとメモリーカードを含みます。

スペックからは、世界最小・最軽量をウリにするEOS Kiss X7のコンパクトさが際立っていることがわかります。3モデルの中で幅、高さ、奥行、重量のすべてのスペックでもっとも小さくて軽い一眼レフとなります。ただ、実際にカメラを持ったり、ホールドしてみると、EOS Kiss X7とD3400は大きさや重さで体感的な差はあまりないように感じました。持ち比べてみるとEOS Kiss X7のほうが軽いとわかる程度で、どちらも一眼レフとしては持ち運びやすい携帯性にすぐれたモデルになります。K-70については、防塵・防滴・耐寒構造やボディ内手ブレ補正機能などを搭載していることもあって、ほかの2モデルと比べると250〜280g程度重いボディとなります(※ペンタックスブランドの一眼レフはコンパクトですが重くなる傾向があります)。

続いて、レンズ装着時のサイズ・重量を見ていきましょう。EOS Kiss X7とD3400はレンズキットに付属する標準ズームレンズを、K-70は高倍率ズームレンズ(※K-70のレンズキットは高倍率ズームレンズキットのみ)を装着した際の、ボディ+レンズの奥行と重量を以下にまとめます。

・奥行/重量(いずれもレンズキット付属レンズ装着時)
EOS Kiss X7:約142mm/約612g
D3400:約130mm(※撮影時は150mmを超える)/約650g
K-70:約145mm/約1093g

EOS Kiss X7とD3400の標準ズームレンズはいずれも200g程度と軽く、ボディ装着時の重量は600g台。現行ラインアップの一眼レフとしてはもっとも軽い組み合わせで、長時間持ち歩いても負担を感じにくい重さだと思います。画質や操作性、機能は別として、携帯性をもっとも重視するならこの2モデルのどちらかを選ぶといいでしょう。

注目してほしいのは奥行で、D3400がもっとも奥行が短く、約130mmとなります。これは、D3400のレンズキットに付属するAF-Pタイプの新しい標準ズームレンズ「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」が沈胴式の構造を採用し、撮影しないときはレンズを収納しておけるため。レンズ単体の奥行は62.5mmで、一眼レフのレンズキットに付属する標準ズームレンズとしては非常に短いレンズになっています(※ただし、撮影時にはレンズを繰り出す必要があり、ボディと組み合わせたときの奥行は150mmを超えます)。

K-70は、簡易防滴構造の高倍率ズームレンズ「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」が付属しますが、レンズの長さがもっとも短い状態では、ボディと組み合わせた際の奥行はEOS Kiss X7と大差がありません。ただし、レンズの重量が約405gもあって、ボディと組み合わせると1kgを超えます。レンズ装着時の見た目の大きさはほかの2モデルとそれほど変わらないため、持ってみてギャップを感じる重さでした。

左からEOS Kiss X7、D3400、K-70。レンズキット付属のレンズを装着した際の奥行はD3400がもっとも短くなります

操作性 光学ファインダーやグリップ、モニターの使いやすさは?

次に操作性を見ていきましょう。3モデルの光学ファインダー、グリップ、液晶モニターの違いに注目しました。

以下、3モデルの光学ファインダーのスペックになります。

・光学ファインダーのスペック(視野率/倍率/アイポイントなど)
EOS Kiss X7:約95%/約0.87倍/約19mm/ペンタミラー
D3400:約95%/約0.85倍/18mm/ペンタミラー
K-70:約100%/約0.95倍/約20.5mm/ペンタプリズム、交換式フォーカシングスクリーン

EOS Kiss X7とD3400は、いずれも視野率約95%のペンタミラーファインダーを採用しています。EOS Kiss X7のほうが倍率が高いですが、35mm判換算で計算するとD3400のほうが上回ります(※35mm判換算だとEOS Kiss X7は約0.54倍、D3400は約0.57倍)。両モデルでスペックの違いはありますがファインダーの品質に大きな差はなく、コンパクトなボディとしては明るくてクリアなファインダーに仕上がっています。見比べると、EOS Kiss X7は映像がやや青く、D3400は黄色く見える傾向にあるようです。一眼レフを使ううえで光学ファインダーの見やすさは重視したいところですが、さすがにこの2モデルはエントリーモデルであるため、中上位機ほどの高性能なファインダーではありません。

いっぽうのK-70は、ペンタプリズムファインダーを採用し、高性能ファインダーの証でもある視野率約100%を実現。倍率も約0.95倍(35mm判換算約0.63倍)と高く、大きな見え方をするファインダーになっています。映像が若干暗く見えますが、ピントの位置やプレビューでのボケ具合が確認しやすいと感じました。

なお、ファインダーの視野率とは、記録される画像の範囲に対してファインダーで見える範囲の割合のことで、約100%は最高スペックになり、記録される画像とファインダー越しに見る映像の範囲がほぼ一致することを意味します。撮影時に上下左右の周辺に写るものに気を配って厳密に構図を決められるのが、視野率約100%ファインダーのメリットで、より本格的な撮影を行う場合に必要なスペックと言えるでしょう。ペンタックスブランドの一眼レフは、従来よりエントリーモデルでも視野率約100%を実現しています。これはニコンやキヤノンの一眼レフにはない特徴です。

K-70は視野率約100%の光学ファインダーを搭載しています

K-70は視野率約100%の光学ファインダーを搭載しています

続いて、グリップの違いについてレポートします。大きさや深さなどグリップの形状によってカメラの握りやすさが変わり、握りやすいほうがシャッターボタンを押したときの手ブレが少なく安定した撮影が行えます。

3モデルを見比べると、EOS Kiss X7のグリップはもっとも浅い形状になっています。強く握るというよりも、指を引っ掛けるようにして軽くホールドするほうが持ちやすいグリップです。やや指が余る感じがしますが、手が小さい方だとこのくらい浅いほうがしっくりくるかもしれません。D3400は、最近のニコンの一眼レフが採用する、細くて深い形状のグリップ。コンパクトなボディですが、しっかりとしたホールド感が得られます。K-70のグリップは、3モデルの中でもっとも厚みがあって深い形状で、手が大きい方でも力を入れて握ることができます。

EOS Kiss X7のグリップは浅め。軽く握ってホールドするタイプのグリップです

EOS Kiss X7のグリップは浅め。軽く握ってホールドするタイプのグリップです

細くて深い形状のグリップが特徴のD3400。しっかりとしたホールド感で握れます

細くて深い形状のグリップが特徴のD3400。しっかりとしたホールド感で握れます

K-70は厚くて深い形状のグリップを採用しています

K-70は厚くて深い形状のグリップを採用しています

液晶モニターは、EOS Kiss X7とD3400は固定式。K-70はバリアングルモニターで、横に開いて上方向・下方向に回転させることができます。無理な体勢にならずにローアングルやハイアングルからライブビューで撮影できるのが特徴です。加えて、3モデルの中ではEOS Kiss X7のみタッチパネルに対応するのもポイント。画面をタッチすることで撮影の操作や設定変更が行えます。ピントを合わせたいところをタッチするとその位置でAFが動作するタッチAFや、タッチしてそのままシャッターを切るタッチシャッターといった便利な操作にも対応しています。

EOS Kiss X7の液晶モニターは3.0型固定式(約104万ドット)。タッチパネルに対応しています

EOS Kiss X7の液晶モニターは3.0型固定式(約104万ドット)。タッチパネルに対応しています

D3400の液晶モニターは3.0型固定式(約92万ドット)。上位モデルと同じように、モニターの左側にボタンが並ぶレイアウトになっています

K-70は、3.0型 (約92.1万ドット)のバリアングル液晶モニターを採用。ライブビュー撮影時にローアングルやハイアングルから撮りやすいです

オートフォーカスの速度・精度は?

デジカメの使い勝手のよさを大きく左右するのがAFの速度・精度です。AFの性能が高いほうがストレスのないスムーズな撮影ができます。3モデルの光学ファインダー撮影時のAFシステムは以下のようなスペックになっています。

・ファインダー撮影時のAFのスペック(測距点数/低輝度限界)
EOS Kiss X7:9点(中央1点クロスセンサー)/-0.5EV
D3400:11点(中央1点クロスセンサー)/-1EV
K-70:11点(中央9点クロスセンサー)/-3EV
※低輝度限界は値が小さいほうが高性能で、より暗い被写体でもAFでピントが合わせが可能なことを意味します。

測距点数やクロスセンサーの数など基本性能の違いはあるものの、輝度差の少ない被写体や暗いところなどで実際に使い比べてみて、光学ファインダー撮影時のAFの速度は3モデルで大きな差がないと感じました。AFの速度はレンズの性能によるところもあるので一概には言えませんが、レンズキット付属のレンズを使う限りでは、D3400のレスポンスが多少いいかなと感じる程度で、実際の撮影において気になるような違いを感じる差ではなかったです。

数年くらい前だと、ペンタックスの一眼レフはキヤノンやニコンと比べてAFの速度で大きく水をあけられていて、中上級者向けの上位モデルでもキヤノンやニコンのエントリーモデルに速度で劣る印象でしたが、そのころと比べるとペンタックスの一眼レフは性能が上がっています。K-70のレンズキットに付属する高倍率ズームレンズは駆動音が少し大きいため体感的には「動きが遅い」と感じるものの、実際にピントが合う時間はほかの2モデルとさほど変わらないと感じました。3モデルともに、止まっている被写体や、それほどすばやく動かない被写体であればストレスのないAF撮影が可能です。精度については、ピントが合いにくい被写体のクセが異なるものの、こちらも3モデルで性能に差はないと思います。

3モデルの光学ファインダー内のAF測距点は、いずれもひし形に配置されています。EOS Kiss X7とD3400は中央1点、K-70は中央9点がより高精度なクロスタイプのセンサーになります

ただし、3モデル共通で言えるのは、中上級者向けの上位モデルと比べるとさすがにAFの基本性能や追尾性能が落ちるため、素早く動く被写体をカメラのAFまかせで追いかけながら撮るのは難しいということ。カメラの設定や撮影の仕方を工夫することで動体もある程度撮ることはできますが、航空機や鉄道、野鳥などを追尾・連写し続けるような本格的な動体撮影を視野に入れるのであれば、予算は上がりますが、中上級者向けのモデルを選んだほうが快適な撮影ができます。

次に、ライブビュー撮影時のAFについてまとめます。ライブビュー撮影とは、撮像素子が受け取った光を映像として液晶モニターに表示しながら撮る方式になります。コンデジやスマートフォンと同じで、実際に記録される映像そのものを液晶モニターで確認しながら撮れるので、初心者の方にとっては安心できる撮り方かもしれません。一眼レフでは、光学ファインダー時とライブビュー撮影時でAFのシステムが異なっていて、モデルによって性能に差があります。

・ライブビュー撮影時のAFシステム
EOS Kiss X7:像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッド
D3400:コントラストAF
K-70:像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッド

像面位相差AFは、光学ファインダーのAFシステムに使われている位相差AFを撮像素子上で行う方式で、コントラストAFは、レンズを動かしながらコントラストが大きなところを探してピントを合わせる方式です。一般的には、位相差AFはピント合わせが速く、コントラストAFはピント合わせの精度が高いと言われています。一眼レフのライブビューAFのシステムとしては、像面位相差AFとコントラストAFの両方を使うハイブリッド方式のほうが性能にすぐれ、高速かつ高精度なAFが可能とされています。

スペック的にはハイブリッド方式のEOS Kiss X7とK-70がAFの速度・精度にすぐれると判断するところですが、実際に使い比べてみると、狙った位置でピントを合わせるなら、3モデルでAFの速度に大きな差は感じませんでした。D3400はコントラストAFのみとなり、大きくボケた状態からのピント合わせでやや遅れる印象だったものの、最新のAF-PレンズのAF性能が高いこともあってかスムーズなAFが可能です。

違いがあるのは細かい使い勝手。3モデルともに顔認識AFが可能なほか、指定した被写体を追尾する機能も備わっていますが、トータルで見るとEOS Kiss X7がもっとも使いやすいと感じました。

EOS Kiss X7は、EOSシリーズのシステムとしては「ハイブリッドCMOS AF II」という一世代前のAF方式を採用していますが、画面の横約80%・縦約80%のエリアで像面位相差AFが使えることもあってか、マルチ多点AF(カメラがピント位置を自動選択するモード)でのピント合わせが高速なのが好印象。狙った被写体の位置をタッチすることでピントを合わせたり、追尾できるのも便利なところ。動画撮影時のAFが滑らかな動きになるのも高ポイントです(※動画撮影時は、静止画撮影時とは異なり、あえてピントの合う速度を遅くしてなめらかな動きでピントを合わせるようになります)。

D3400は顔認識の感度がもっとも高く、複数人がいる場合でも同時にすばやく顔を認識してくれます。1点でピントを合わせるならほかの2モデルと比べて速度にそれほどの差はないのですが、EOS Kiss X7のようなマルチ多点AFが用意されておらず、人物を顔認識で撮るときは別として、撮影者がピントを合わせる位置を自分で決めないといけないのは、初心者にとっては少し使いにくいと感じるところかもしれません。

K-70も顔認識の性能が高く、複数人の認識が可能。カメラまかせでの多点オートも可能です。速度はけっして遅くないのですが、レンズキット付属の高倍率ズームレンズだと動画撮影時に駆動音が出てしまうのと、ピント合わせにやや滑らかさがないのが気になりました。ただし、3モデルの中で唯一の可動式モニター(バリアングルモニター)なので、モニターの角度を調整して撮れるのはポイントが高いです。

タッチパネル液晶を搭載するEOS Kiss X7は、タッチするとその位置でAFが動作するタッチAFなどの便利な操作が可能です

その他機能の充実度は?

最後に、その他の機能や基本性能をモデル別に紹介します。

EOS Kiss X7は、2013年4月発売のモデルということもあり、EOSシリーズの中で見るとそれほど機能が充実したモデルではありませんが、基本的なところは過不足なく搭載しています。初心者向けの機能としては、機能の解説やアドバイスをモニター上に表示する「機能ガイド」や、露出やホワイトバランスといった設定ではなく「雰囲気」や「明かり・状況」を選択してカメラまかせで撮る「表現セレクト機能」などが用意されています。撮影機能については、計7種類(ラフモノクロ、ソフトフォーカス、魚眼風、油彩風、水彩、トイカメラ風、ジオラマ風)のフィルター効果を選べる「クリエイティブフィルター」を搭載するほか、短い動画をつなげてショートムービーが作れる「ビデオスナップ」、ミニチュア感のある動画が撮れる「ジオラマ風動画」といった機能も。このほか、動画撮影は1920×1080/30p記録に対応。連写速度は最高約4コマ/秒。最速シャッタースピードは1/4000秒となっています。

D3400の機能では、スマートフォンとの常時接続が可能なBluetooth(Bluetooth low energy)機能を搭載しているのが大きな特徴です。一度Bluetoothのペアリングを行えば、利用するごとに接続設定をし直す必要がないのが便利なところで、2M(200万画素)相当にリサイズした画像をスマートフォンに自動転送できるほか、手動でデータを選択して元画像を転送することもできます。Wi-Fiは非搭載なので動画の転送とリモート撮影には対応していませんが、撮影した写真をSNSにすぐに投稿したい場合に便利な機能です。NFCにも対応しています。

このほかD3400は、初心者向けとして、表示されるガイドに従って操作することでさまざまな効果を使った撮影が行える「ガイドモード」を搭載。10種類(ナイトビジョン、極彩色、ポップ、フォトイラスト、トイカメラ風、ミニチュア効果、セレクトカラー、シルエット、ハイキー、ローキー)のエフェクトを選択できる「スペシャルエフェクトモード」なども利用できます。動画撮影は1920×1080/60pに対応。連写速度は最高約5コマ/秒。最速シャッタースピードは1/4000秒になります。1回の充電で撮影できる枚数が1200枚と多いのも特徴です。なお、中上級者向けの機能になるかもしれませんが、露出補正を段階的に行うオートブラケットに対応していないのは少し残念なところ。

D3400はBluetooth機能を搭載しており、リサイズした画像をスマートフォンに自動転送することができます

D3400はBluetooth機能を搭載しており、リサイズした画像をスマートフォンに自動転送することができます

機能についてはK-70がもっとも充実しています。ほかの2モデルよりも価格が高いということもありますが、ペンタックスブランドの一眼レフは、エントリーモデルでも非常に多くの機能を搭載しているのが特徴。ほかの2モデルが搭載しない機能を挙げていくと、ホワイトバランスの色温度指定、タイムラプス動画、インターバル撮影(カメラ単体での)、多重露光(※D3400は撮影後に2枚の画像合成が可能)、電子水準器、Wi-Fiなど。シャープネスの設定が3種類(シャープネス、ファインシャープネス、エクストラシャープネス)あったりと、これ以外でも細かい設定が数多く用意されており、中上級者も納得の機能性と言えます。

さらに、K-70については、ボディ内に手ブレ補正機能「SR」を搭載するのもほかの2モデルにはない特徴です。レンズ側で補正するのとは異なり、装着するすべてのレンズで手ブレを補正できます。SRを活用してローパスフィルターの効果を選択できる「ローパスセレクター」や、1画素ピッチずつ動かしながら4枚を連続撮影して高精細画像を生成する「リアル・レゾリューション・システム」、電子水準器とSRを活用して自動的に傾きを補正する「自動水平補正」といったユニークな機能も備わっています。このほか、シャッタースピードは1/6000秒に対応。連写も最高約6コマ/秒と中級機に迫るスペックのカメラとなっています。機能性を見ると、K-70はエントリーモデルというよりも中級機と言っていいでしょう。

K-70はリアル・レゾリューション・システムなど独自の機能を多数搭載

K-70はリアル・レゾリューション・システムなど独自の機能を多数搭載

Wi-Fiを搭載し、スマートフォンからのリモート撮影も可能です

Wi-Fiを搭載し、スマートフォンからのリモート撮影も可能です

まとめ いずれもコストパフォーマンスの高い一眼レフ。EOS Kiss X7とD3400はファミリー向けに最適。本格的な撮影を視野に入れるならK-70

以上、EOS Kiss X7、D3400、K-70の比較レビューをお届けしました。

EOS Kiss X7とD3400については、いずれも小型・軽量で持ち運びやすいのがいいところで、家族で利用するファミリー向けの一眼レフとして最適です。どちらを選んでもはじめての一眼レフとして満足できるお買い物になるでしょう。

EOS Kiss X7は2013年発売ということもあって価格がこなれてきていて、標準ズームレンズキットは4万円、ダブルズームレンズキットは5万円を切る価格で手に入ります。発売から4年が経過しましたが、最新モデルに見劣りしない画質力を持ち、APS-C一眼レフとして世界最小・最軽量を実現したコンパクトボディも健在。女性でも重さを気にせずに気軽に使えると思います。

D3400は、最新のAF-Pレンズが付属することもあって、標準ズームレンズキットが57,000円程度、ダブルズームレンズキットが7万円程度と、EOS Kiss X7に比べると価格は高くなりますが、今回の3モデルの中でもっとも高感度に強い画質などを考慮するとコストパフォーマンスは十分に高いです。EOS Kiss X7ほどの軽さではありませんが、それに匹敵するコンパクトボディで、こちらも女性がそれほど重さを感じずに使える一眼レフではないでしょうか。

EOS Kiss X7にはホワイトカラーの「ダブルレンズキット2」が用意されています。グレーのストラップが付属するほか、同梱の2本のレンズ(EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM とEF40mm F2.8 STM)もホワイトに仕上がっています

D3400はレッドカラーのボディも用意。赤いストラップが付属します

D3400はレッドカラーのボディも用意。赤いストラップが付属します

K-70は、EOS Kiss X7とD3400よりも上位に位置するモデルで、作品作りを含めてより本格的な撮影を行いたい方や、防塵・防滴を生かしてアウトドアで一眼レフをアクティブに使いたい方、一眼レフを使っていろいろな撮影にチャレンジしたい方に向いたカメラになっています。ファミリー向けとして使うこともできますが、どちらかというと趣味性の高いカメラではないでしょうか。ボディ単体が62,000円程度、高倍率ズームレンズキットが93,000円程度と、今回レビューした3モデルの中ではもっとも高い価格になります。ただ、充実した機能を考えるとこの価格も納得。コストパフォーマンスにすぐれた一眼レフとなります。

K-70にはシルキーシルバーカラーのボディも用意されています

K-70にはシルキーシルバーカラーのボディも用意されています

真柄利行

真柄利行

カメラとAV家電が大好物のライター/レビュアー。雑誌編集や価格.comマガジン編集部デスクを経てフリーランスに。価格.comではこれまでに1000製品以上をレビュー。現在、自宅リビングに移動式の撮影スタジオを構築中です。

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