レビュー
フルハイビジョンの1.8倍という高画質を実現!長時間録画にも対応

“超”高画質を誇るケンウッドのドラレコ「DRV-830」をテストレビュー!

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2017年の後半は「あおり運転」が社会問題となり、ドライブレコーダーの販売が急増しました。その影響による、ドライブレコーダーの品薄状態は、2018年となった今もなお続いています。

そんな、ドライブレコーダーの老舗メーカーのひとつとしてあげられるのが、「JVCケンウッド」です。JVCケンウッドといえば、オーディオやビデオカメラ、カーナビなどが思い浮かびますが、2016年に日本国内におけるドライブレコーダーの販売でNo.1のシェアを獲得している(※GfK Japan調べ)人気ドラレコメーカーでもあります。

JVCケンウッドのドライブレコーダーの特徴は、同社が得意とするビデオカメラ技術を応用した「高画質」をはじめとして、自社開発という点を生かした高機能さにあります。

2017年10月に発売されたケンウッドのドライブレコーダー「DRV-830」。フルハイビジョンの約1.8倍の解像度である「WQHD録画」を実現しているほか、microSDカードの「ダブルスロット」搭載によるリレー録画や、「低フレームレート」の長時間録画に対応しています

2017年10月、JVCケンウッドは、同社史上最高画質を誇るドライブレコーダー「DRV-830」「DRV-W630」「DRV-630」3機種を発売しました。これらの新製品は、大ヒットとなったドライブレコーダー「DRV-610」において購入のポイントとなった、「高画質」「高機能」の2点にさらなる磨きをかけたモデルとなっています。

今回は、その中でもフラッグシップモデルである「DRV-830」をテストし、画質や使い勝手、各種機能などをレビューしたいと思います。

DRV-830は大画面ワイド液晶にダブルスロットなど、フラッグシップモデルならではの機能を搭載

DRV-830には、ケンウッドのドライブレコーダーでは最大となる「3型液晶モニター」が搭載されています

DRV-830には、ケンウッドのドライブレコーダーでは最大となる「3型液晶モニター」が搭載されています

DRV-830本体には、大画面の「3型ワイド液晶モニター」が採用されています。前モデルのDRV-610や、DRV-830と同時発売された「DRV-630」「DRV-W630」には「2.7型液晶モニター」が採用されていますが、DRV-830の液晶モニターはフラッグシップモデルらしく、ひと回り大きなものとなっています。液晶画面が大きいため、撮影した映像の確認や設定変更などが行いやすいのが特徴です。

実際にDRV-830を使ってみた感想としては、3型液晶はちょうどいい大きさの画面サイズに感じました。あまりに画面が大きすぎると、運転の最中に視界に入ってじゃまになるかと思ったのですが、あくまで手のひらサイズですので、液晶画面が運転を妨げるようなことはありませんでした。

また、画面そのものはとてもキレイで、撮影した映像を再生する時に、画面を6分割して拡大ズームできるなど、さまざまな機能が搭載されている点も、とても便利です。

DRV-830には、2基のmicroSDカードスロットが搭載されています。このダブルスロットは、128GBまでのmicroSDXCメモリーカードに対応しており、2枚のメモリーカードへ交互に録画する「リレー録画」に対応しています

また、右側面には、2つのmicroSDカードスロット「ダブルスロット」が備わっています。ダブルスロットの詳細については後述しますが、これによってDRV-830の特徴のひとつである「長時間録画」が可能となっています。

左側面のボタン類。上下のボタンは主に設定画面での移動に、中央のボタンは決定の時に使います

左側面のボタン類。上下のボタンは主に設定画面での移動に、中央のボタンは決定の時に使います

左側面には、3つのボタンが備わっています。このボタンは、設定変更などで多く使用するのですが、ドライブレコーダーをクルマのフロントガラスへ取り付けた状態でも押しやすく、操作感も迷うことがなく、わかりやすい配置となっています。なお、ドライブレコーダー録画中に一番下のボタンを押すことで、静止画を撮影することができます。

本体下側面には、手動録画が可能な「RECボタン」(中央)と「マイク/戻るボタン」(左)が配置されています

本体下側面には、手動録画が可能な「RECボタン」(中央)と「マイク/戻るボタン」(左)が配置されています

下側面には「RECボタン」と「マイク/戻るボタン」が備わっています。中央のRECボタンは、常時録画とは別に、手動で録画したいときに押すことで、映像を手動録画することが可能。手動録画は、常時録画とは別のフォルダに保存されますので、たとえば上書き保存で消されたくない映像を撮影したいときなどに使います。なお、手動録画時間は15秒、30秒、1分の3つから設定することができます。

マイク/戻るボタンは、設定画面時には「戻る」ボタンとして機能し、録画時には「マイクのオン/オフ」ボタンとして機能します。マイクのオン/オフは、撮影中でも切り替えることができ、たとえば通常はオンにしておいても、音声を入れたくないときだけ押すことで、オフにしたところだけが無音になるといった使い方が可能です。

ドライブレコーダーは「取り付け位置」にご注意を

ケンウッド「DRV-830」の付属品。(上)DRV-830本体とシガープラグを接続して電源を得るための「シガープラグコード(4m)」/(左下)DRV-830本体をフロントガラスへ取り付けるための「取り付けブラケット」/(中央下)DRV-830本体/(右下)「microSDHCカード(16GB)」とmicroSDカードからSDカードへの「変換アダプター」※マニュアル、保証書を除く

取り付けブラケットを、DRV-830本体へと取り付けます

取り付けブラケットを、DRV-830本体へと取り付けます

DRV-830をフロントガラスへ設置するには、まず取り付けブラケットをDRV-830本体に装着します。この装着については、はめ込むだけで力はいりませんので、簡単に取り付けることができます。

シガープラグコードと、DRV-830本体を接続します

シガープラグコードと、DRV-830本体を接続します

次に、DRV-830本体上部にある電源コードコネクター端子へ、シガープラグコードの端子を接続します。そして、シガープラグコードの逆側の端子をシガープラグへ接続すれば、DRV-830本体の電源が入ります。

なお、取り付けブラケットは前後左右に動かすことができます。ですので、まずはDRV-830本体をフロントガラスへ仮置きしてみて、液晶画面を見ながら取り付け位置と取付ブラケットの角度を調整していくとよいでしょう。

ドライブレコーダーの取り付け位置については、「フロントガラス上部から20%以内の位置に設置する」ことが、道路運送車両法によって定められています。そのために、まずフロントガラスの縦の長さをメジャーなどで測った後、フロントガラス上部から20%の位置を測って、その範囲内にドライブレコーダーを設置します。

さらに、運転者の前方視界を妨げない位置へ設置することが推奨されているため、ルームミラーの後ろあたりの、ミラーに干渉せず車検標章とも重ならないような位置へ取り付けます。適切な位置へ仮置きしたら、液晶モニターで撮影範囲がワイパーでふき取られているかも確認しましょう。ワイパーのふき取り範囲外で撮影すると、フロントガラスが汚れてしまったときに、見えづらくなる可能性があります。

設置場所が決まったら、市販のクリーニングクロスなどで取り付け場所の汚れをきれいに拭き取ってから、取り付けブラケットの両面テープのはくり紙をはがし、フロントガラスへしっかりと押し付けて取り付けます。

DRV-830ならフルハイビジョンの1.8倍となる高画質「WQHD」で撮影できる

DRV-830において最大の特徴と言えるのが、ケンウッドのドライブレコーダー史上で最高の画質を達成していることです。前モデルのDRV-610では、3M(2,304×1,296)による鮮明な映像を録画することができましたが、DRV-830ではDRV-610を超えるWQHD (2,560×1,440)による撮影が可能となっています。これは、他の主要メーカーのドライブレコーダーと比べても、かなり高精細な解像度(2018年3月現在)です。

DRV-830は広視野角レンズを採用

DRV-830には、水平132°、垂直70°、対角144°の広視野角レンズが採用されています。DRV-610は水平121°、垂直59°、対角141°でしたが、DRV-830はそれを超え、JVCケンウッドのドライブレコーダーラインアップの中では、もっとも広角で撮影することができます。

※DRV-830のテスト動画は次ページで公開!

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