「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。
テスラは、2019年11月21日に同社初となる電動のピックアップトラック「サイバートラック」を発表し、同日に予約受付をスタートしました。発表からわずか3日後に予約が20万台を突破し、アメリカ国内で話題になっています。
テスラが発表した「サイバートラック」
21日に開催された発表会では、「サイバートラック」の未来感あふれるデザインに加え、鉄球を当てる実演で飛散防止ガラスが割れてしまうというハプニングも重なり、アメリカだけでなく日本のニュース番組で報道されるほど話題になりました。
このデモの影響か、テスラの株価は同日に6.1%安という記録的な値下げを記録。しかしながら、テスラのイーロン・マスク氏によると、「サイバートラック」の予約注文は24日時点で20万台を突破したとのことで、驚異的なペースで受注しているようです。
「サイバートラック」は、シングルモーター、デュアルモーター、トリプルモーターの3モデルが用意されており、充電航続距離は順に250マイル(約400km)、300マイル(約480km)、500マイル(約800km)。販売価格は39,900ドル(約430万円)、49,900ドル(約540万円)、69,900ドル(760万円)です。
予約には前払い金100ドル(約10,800円)が必要ですが、キャンセルの場合は返金されます。ちなみに、日本での販売はTesla Motors Japanが手がけており、日本からでも予約は可能です。
シングルモーターとデュアルモーターは2021年後半に生産開始、最上位のトリプルモーターは2022年後半に生産開始予定です。今予約しても、実際に運転できるのは、まだまだ先になります。
ソース:テスラ、イーロン・マスクTwitter
2013年に公開され大ヒットとなったディズニーの映画「アナと雪の女王」の続編、「アナと雪の女王2」が2019年11月22日に世界同時公開されました。
アニメーション映画として史上最高の世界興行収入を記録した「アナと雪の女王2」
興行収入を集計するBoxOffice Mojoによれば、オープニング週末だけでの興行収入はアメリカで1億2700万ドル(約138億円)とのこと。また、アメリカ国外における興行収入は2億2300万ドル(約242億円)となり、全世界興行収入は3億5000万ドル(約388億円)でアニメーション作品としては過去最高のスタートを切ったことが判明しました。
ディズニーは、2019年に「アベンジャーズ/エンドゲーム」「トイ・ストーリー 4」「ライオン・キング」など5作品で世界興行収入10億ドルを突破しており、「アナと雪の女王2」がここに加わるのも時間の問題でしょう。
2019年12月20日には「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の公開も控えているディズニー。この勢いはしばらく続きそうです。
ソース:BoxOffice Mojo
ボードゲーム愛好家で知らない人はいないドイツのボードゲーム「カタンの開拓者たち」が、スマホ向けゲームとしてリリースされることがわかりました。
スマホ向け「カタンの開拓者たち」は正式名称を「CATAN World Explorers」と言い、単なるボードゲームではなく、位置情報を活用したARゲームです。現実世界の地球が丸ごとゲームの舞台となり、収穫、トレード、建設など「カタン」ならではの遊びが行えます。
スマートフォンを片手に「カタンの開拓者たち」を遊べる日がやってくる
世界各地にレンガや木材、穀物、鉱石などの素材が散らばっていて、地域特有の素材も用意されているとのこと。友人とチームを組み、道路を建設、領土を拡大、そして勝利を目指すという戦略性のある対戦型ゲームになっている模様です。
「CATAN World Explorers」の具体的な詳細は不明ですが、人気ボードゲームが位置情報ゲームになるということで、リリースが今から楽しみです。