まだまだ暑い日が続いていますね
猛暑日には、外を歩くのが本当にイヤになってしまいますが、それ以上に暑い場所が……。
クルマの中!
走り出しちゃえばエアコンで涼しくできるものの、駐車中に直射日光に照らされ、アッツアツに熱せられた車内はもう……。
ボンネットの温度は71℃。これだけでもかなりヤバイですが
ハンドルの温度はなんと81℃!
やはり真夏の車内はヤバイ。ペットや子供を置き去りにしちゃ、絶対にダメ!
81℃もあると当然、ハンドルを握ることは困難。アツーッ!
仕方ないので、ハンドルが冷えるまでエアコンをかけて待機しなければなりませんが……。
シート自体も結構な温度になってますから不快!
夏のクルマは、走り出すまでが地獄なんですよ
ハンドルが冷えるまで、なかなか出発できないじれったさもそうですが、毎回こんな高温になっていると、ハンドルや内装も傷んできそうです。
サンシェードを使えばいいのですが、使っていないときは結構じゃまなんですよね
そんな悩みを一気に解決してくれそうなグッズがありました。
見た目は、そのまんま折りたたみ傘ですが
こうやって開くと……
クルマのフロントガラス用のサンシェードに!
ほぼ折りたたみ傘くらいの感覚で簡単に開け閉めできます
車内に設置すると日光をバッチリとシャットアウト!
ボクの車にはサイズピッタリで特に固定する必要はありませんでしたが、車によっては日よけ部分で挟むといいみたいです。
まあ、折りたたみ傘方式のサンシェードはこれまでにもあったようですが、この「車用サンシェード」には進化したポイントがあります。
柄がグニュッと曲がること
ダッシュボードの形に合わせて曲げることで、柄がじゃまにならず、思い通りの場所に設置できるわけです。ダッシュボード部分に傷が付くのも防げますね。
開くのも、設置するのも簡単なのはわかりましたが、問題はサンシェードで日光を遮った結果、どれくらい暑さ対策になっているのかということ。
このサンシェードを使った後の温度を測ってみました。
シートは40℃
まあ、気持ち下がったかなくらいの温度ですね。しかしハンドルは……。
42℃。メチャクチャ下がってる!
サンシェードなしのときは81℃だったので、ほぼ半分です! これでもだいぶ温かいですが、「ハンドルを握れない!」というほどではなく、すぐに運転することが可能。
外から見ると若干、あやしげですが、ここまで効果があるなら気にならない!?
そして、使わないときにはスッとたためば
ドアのポケットなどに収納できるくらいコンパクトになるのがうれしい
このくらいのサイズだったら、車内に置いておいてもじゃまになりません。晴れていても曇りでも、とりあえず置いておけば安心です。かさばらないサンシェードが欲しい方は試してみる価値アリですよ。
最悪、急な雨のときには傘代わりにもなるかも……!?
防水性能は未知数ですが!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。