トレンドニュース

フォルクスワーゲン「ゴルフ」の排ガス不正発覚で波紋が広がる! 価格.com上ではディーゼルエンジンの真価を問う議論も

このエントリーをはてなブックマークに追加

ドイツ最大の自動車メーカー、フォルクスワーゲンの排気ガス規制に対する不正行為が波紋を広げている。2015年9月18日にアメリカ合衆国環境保護庁(EPA)が、同社のクリーンディーゼル自動車に試験時のみ窒素酸化物の排出を抑える不正なプログラムが搭載されていることを明らかにしたことを受け、多方面で物議を醸しているが、価格.com上でも、本件に関しては連日にわたりクチコミ投稿が盛り上がっている。特に、日本国内では、90年代に一時ブームを終えたディーゼルエンジンの人気がクリーンディーゼルエンジンとして再評価され始めたばかりであり、ディーゼルエンジンの真価を問う議論も活発になっている。なお、米国内で不正の対象となったのは、「ゴルフ」「ジェッタ」「ビートル」「パサート」、アウディ「A3」のうち、ディーゼルエンジンを搭載した一部年式の車両で、日本国内では正規ルートでは販売されていない。

「フォルクスワーゲン」のアクセス推移

「フォルクスワーゲン」のアクセス推移

「ゴルフ 2013年モデル」のアクセス推移

「ゴルフ 2013年モデル」のアクセス推移

こうした事態を受け、価格.comの「自動車」カテゴリーでも、フォルクスワーゲンや同社の主力車種「ゴルフ」などへのアクセス数が急増。「価格.comトレンドサーチ」で見ると、「自動車」カテゴリーにおける「フォルクスワーゲン」のアクセス数は、9月23日に30,113PV/日に達し、主力車種の「ゴルフ 2013年モデル」については、同日に11,443PV/日を記録した。

「ゴルフ 2013年モデル」のクチコミ投稿数推移

「ゴルフ 2013年モデル」のクチコミ投稿数推移

「ゴルフ 2013年モデル」のクチコミキーワードランキング

「ゴルフ 2013年モデル」のクチコミキーワードランキング

「ゴルフ 2013年モデル」の製品詳細ページに対するクチコミの投稿ペースも加速している。上に掲げた2つの図のうち、下の図は、投稿されたクチコミのうち、どのような話題が中心となっているかがわかる「クチコミキーワードランキング」だが、これを見ると、直近1週間で「不正」「VW」「制裁金」「リコール」など、今回の不正の背景やその影響に関連するキーワードが頻出している。具体的なクチコミを見ると、「これは組織ぐるみの犯罪ですから、会社の姿勢が問われますね」と企業姿勢を問う声や、「ユーザーに対する裏切り行為」「一番怖いのは、事業会社の売却、日本市場から撤退。保証がどうなるかが不安です」というオーナーの切実な声も見られた。また、「VWだけでなく他の自動車メーカーの株価も大変なことになっています」「業界に不信の連鎖が続くかもしれません」と、業界全体への影響を懸念する人もいる。

特に、今回は、クリーンディーゼルエンジンが不正の対象となっただけに、「またディーゼルへの風当たりが強くならないか心配です」との声も。日本国内におけるディーゼルエンジン搭載車の市場シェアで6割以上を有するマツダも話題にのぼっており、「マツダは正道を行っているのか?」「マツダのディーゼルはアメリカで展開していないので無関係ですよね」「マツダがディーゼルの排ガス規制を逃れるような不正を行っていないと証明されたら、マツダのディーゼルの優秀さを世界にアピール出来そうですね」という意見も見られた。

欧州ではすでにディーゼルエンジン搭載車がガソリンエンジン搭載車と同等の市場規模を有しているが、日本国内の乗用車では、90年代にディーゼルエンジンを搭載したRV車が人気を博したものの、環境への影響から一時はブームが去った。その後は、マツダなどが低環境負荷なクリーンディーゼルエンジンを開発し、搭載車種を発売したことから、第2のブームが起こっている。フォルクスワーゲンの今回の不正事件が、こうした日本国内のトレンドにどう影響を与えるか注目されるところだ。

宮澤保生(編集部)

宮澤保生(編集部)

学生時代から価格.comのユーザーで、いつの間にか好きなことが仕事になっていました。ユーザーの立場や目線に立ったコンテンツ作りを心がけています。

製品 価格.com最安価格 備考
ゴルフ 2013年モデル 0 フォルクスワーゲンの主力車種
このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
トレンドニュース最新記事
トレンドニュース記事一覧
2017.4.25 更新
ページトップへ戻る