いいモノ調査隊

人にやさしく、汚れに厳しい! 万能すぎる洗剤「ハイホーム」

私事ですが最近お引っ越しをしまして、三十路を目前にしてようやくお掃除に目覚めました。今までのズボラな自分にカツを入れたい気持ちでいっぱいです。こんにちは、はづきです。あちこち掃除をしているのですが、まだまだきれいにしたい欲が収まらないので、前回紹介した「業務用 カビとり一発 500g」みたいな、気持ちよーく汚れが落ちる商品はないのかと探していました。

そんな中、行く先々で出会うのがあの有名ロングセラー商品。筆者も知ってはいたのですが…あまり期待できず、購入するにはいたりませんでした。…しかし、モノは試し! ということで、思い切って買ってみました。

ずっと気になっていた、マルチクレンザー。量もずっしり400g

ずっと気になっていた、マルチクレンザー。量もずっしり400g

テレビでも何度も紹介されているのでご存じの方も多いかと思いますが、日本珪華化学工業の「ハイホーム」です! なんと昭和38年生まれということで、50年以上のロングセラー商品。ヤシ油使用の石鹸(せっけん)と、天然の桂華石(湯の花)を配合した「自然派石鹸クレンザー」で、合成界面活性剤・香料・着色料などはいっさい使用していないそう。

そして驚くことに、天然成分にもかかわらず落とせる汚れの種類が多すぎるのです。ざっと挙げると、油汚れ・黄ばみ・黒ずみ・食器の汚れ・茶渋・金属磨き・水垢(みずあか)・焦げ付き・手垢(てあか)・ガラス類のくもり・タイルの目地・衣類のシミ…などなど。その理由はというと、一般的なクレンザーの粒子の大きさが30〜100ミクロンなのに対し、湯の花を使ったハイホームの研磨剤はなんと5ミクロンという超微粒子なこと。細部にまで入り込めるため、どんな汚れも落としてくれるというわけです。しかも、漆器、皮製品、紙製品、光沢を必要とするプラスティック製品など以外にはほとんど使用OKという、マルチっぷり。

はたして天然成分だけでどこまで汚れを落とせるのか…。テレビで大げさな汚れを落としているのは見たことがあるのですが、イマイチ信じられないので(筆者の思い込みかと思いますが)…実際の大げさではない汚れで試してみましょう。いざオープン!

月のようだ

月のようだ

「半練りタイプ」って書いてあったのに見た目がなんだか硬そうですが、スポンジに取ってみると確かに半練り。質感、色からして、クレイ洗顔みたいな感じ。まずは今筆者が一番気になって仕方がない、キッチンのシンクの水垢で試してみたいと思います!

わかりますでしょうか、このしつこい水垢

わかりますでしょうか、このしつこい水垢

実はこのシンク…これでも市販のキッチン用クレンザー、重曹、クエン酸を経て、このアリサマです。前に住んでいた人が一度も掃除していなかったようで、水垢とカルキが共存しています。若干諦めていたのですが、このシンクで試してみたいと思います。

<使用方法>
1. スポンジやタオル、布などにハイホームを少量取ります。
   ※水を少量含ませると泡立ちますが、水を含ませなくても使用可能です。
2. 気になる部分を磨いていきます。
   ※傷がつくのが心配な物に使用する場合、目立たない場所で試してから使用してください。
3. 汚れが落ちたら、水で流します。
   ※水洗いできない場合はぬれた布巾で拭いた後、乾拭きをしてください。
   ※食器、調理器具に使用した場合は、使用後に水でよくすすいでください。

スポンジに水を含ませて、磨いてみます

スポンジに水を含ませて、磨いてみます

石鹸成分が入っているだけあって、泡立ちがすごい! 最初は白い泡だったのですが、根気よく磨いていくとだんだんと灰色になり、金属のニオイもしてきました。あわあわなので、どこまで磨けばキレイになっているのかがわからないのですが…とりあえず、ひととおり磨いて水で洗い流してみることに。

水をはじく…!

水をはじく…!

な、なんということでしょう! ハイホームで磨くまでは、年配の方の肌のように水もはじかなかったシンクが、ピチピチの若者の肌のように水をはじいている&輝いているではないですか! これは衝撃です。

上:Before 下:After

上:Before 下:After

上:Before 下:After

上:Before 下:After

わかりやすいように、水気を拭き取ってみました。水垢もなくなりましたし、それよりなにより輝きが全然違います。…楽しくなってきちゃいました。シンクがキレイになったので、今度はほかの汚れで試してみたいと思います。まずはお鍋です。

上:Before 下:After

上:Before 下:After

こびり付いたコゲ。何をやってもこれ以上落ちなかったので、諦めていただのですが…うっすら残ってはいますが、ある程度キレイになりました! うれしいー!

続いてお風呂場の鏡です。ハイホームにはなんと、くもり止め効果もあるようなので、我が家のくもり過ぎる鏡で試してみたいと思います。

左:Before 右:After

左:Before 右:After

スポンジでゴシゴシ磨いても、入浴中に何度お湯をかけても、すぐにくもっていた我が家の浴室の鏡。まったくくもらなくなればよかったのですが、さすがにくもりました…。でも入浴中に一度お湯をかければ、右側の写真のように再度お湯をかけなくても大丈夫になりました! 超微粒子でキズがつきにくいので、鏡やガラス窓にも安心して使えるのがいいですね。

ロングセラー商品を疑った筆者が馬鹿者でした! 素手でハイホームに触れてもまったく肌が荒れることはありませんでしたし、ニオイもほぼ無臭なので本当にマルチに使用できると思います! 毎日のお掃除が楽しくなる「ハイホーム」、おうちにお1ついかがでしょうか?

はづき
Writer
はづき
子育て奮闘中のもうすぐ2児の母。主婦目線で生活に役立つグッズを試しつつ、ときどきかわいくてヘンテコなものをご紹介していきます。
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しえる(編集部)
Editor
しえる(編集部)
生活雑貨・食品に加え、ウォーターサーバーなど、サービス系商品の記事をメインに担当している2児の母。自称「ポテチマスター」。ポテトチップスを中心に1日3袋のスナック菓子をたいらげるお菓子狂です。
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