松田さんのコラボカップ麺チェック
“ラーメン大好き松田”さんのコラボカップ麺チェック! 大阪「千とせ」編

「どん兵衛」の豪華バージョン? 卵かけご飯と無限ループしたくなる「千とせ 肉うどん」カップ麺

“ラーメン大好き松田”さん、大阪に現わる。今回、どうしても試してみたかったのが、近畿地区限定で販売されている「千とせ 肉うどん」(日清食品)です。あれ? ラーメンじゃないのって、そんな野暮なことは聞かないで。大阪と言えば、やっぱり、ラーメンよりうどんでしょ! 多くの芸人に愛されてきた大阪・千日前の老舗うどん店「千とせ」の味は、カップ麺でどこまで再現されているのでしょうか?

大阪と言えば、やっぱりうどん。今回は、近畿地区限定のコラボカップ麺をチェック!

大阪と言えば、やっぱりうどん。今回は、近畿地区限定のコラボカップ麺をチェック!

昭和24年創業の老舗うどん店「千とせ」

夏休みを利用して、大阪にやって来た“ラーメン大好き松田”さん。普段は、東京でラーメンばかり食べているわけですが、大阪では、固い決意をもって、絶対にうどんを食べようと思いました。

ここまで、うどんにこだわってしまうのは、筆者が好きなパンク歌手、町田康(まちだ こう)氏の影響かも。彼の作詞した曲にはなぜか、関西弁に混じってうどんが登場しますし、芥川賞作家でもある彼の小説にも、うどんの話がよく出てきます。そのため、関西弁に触れるたびに、筆者の頭は「うどん、うどん、うどん……」と、脊髄反射のごとく反応するようです。完全に、「大阪=うどん文化」と頭に刷り込まれています。

さて、今回訪れた千とせ本店は、昭和24年に創業された老舗のうどん店。近くになんばグランド花月があることから、長年にわたって吉本芸人に愛されてきたお店でもあります。名物は「肉うどん」と、うどん抜きの「肉吸い」。この肉吸いは、吉本新喜劇の俳優である花紀京さんが出番の空き時間に店を訪れ、二日酔いで軽く食事をしたかったために「肉うどん、うどん抜きで」と注文したことが、きっかけとか。いずれも、卵かけご飯とのセットがおすすめです。

食いだおれの街、大阪ミナミ。右を見ても左を見ても、美味しそうなお店がいっぱい

食いだおれの街、大阪ミナミ。右を見ても左を見ても、美味しそうなお店がいっぱい

千とせ本店は、大阪ミナミの千日前にお店を構えます

千とせ本店は、大阪ミナミの千日前にお店を構えます

夏の日差しがまぶしいなか、千とせ本店に到着!

夏の日差しがまぶしいなか、千とせ本店に到着!

さっそく、注文したのは「肉うどん」(650円)と「小玉(卵かけご飯)」(210円)のセット。店内は歴史を感じるたたずまいで、レトロな建物が好きな筆者は、思わずテンションがあがってきます。東京では、どうしてもなじみの薄い、肉うどん。唯一食べたことがあるとすれば、牛丼チェーン店の「なか卯」で、牛丼の肉をうどんに乗っけた肉うどん(ようは、牛丼のご飯とうどんを入れ替えたもの)を食べたことがある程度でしょうか。

「肉うどん」と「小玉」のセットが到着!

「肉うどん」と「小玉」のセットが到着!

うどんはかなり熱々なので、ヤケドに注意! モチモチしていて美味しい!

うどんはかなり熱々なので、ヤケドに注意! モチモチしていて美味しい!

意外にも、牛肉はさっぱりとしていて薄味です

意外にも、牛肉はさっぱりとしていて薄味です

まずは、肉うどんのボリュームにビックリ。大きなドンブリに牛肉とうどんがたっぷり入っています。これで、小玉とのセットで860円とは安すぎる。コスパ最強ですね。

やわらかめに茹でたうどんはモチモチとしていて、美味しい。しかし、かなり熱々なのでヤケドにはご注意を。つゆは薄味ですが、鰹のダシがしっかり効いているのでクセになる! まるで美味しいラーメンを食べたときのように、リピートしたくなる味です。これには、ラーメン好きも素直に感服してしまいます。

具材は、牛肉とネギのみ。牛肉は、牛丼のお肉にそっくりですが、かなり薄めの味付けであっさり。肉本来の素材の味を楽しめます。さらに、肉うどんと最強タッグを組む小玉(卵かけご飯)が最高! 熱々のご飯に卵をからめて一気にほおばると、まさに、至福のひと時。ここに、お肉やうどんを乗せてもOKです。ボリュームも味も大満足の肉うどんでした。なお、営業時間は10:30〜14:30なので、お店に行く際はご注意を。

「千とせ」の味をどこまで再現した?

千とせ本店の味を楽しんだ後は、近畿地区限定で発売されているコラボカップ麺を現地で入手。ラーメン好きをも納得させるあのつゆを、どこまで再現しているのか、食べ比べてみたいと思います。さらに、カップうどんと言えば、同じ日清食品が発売する「日清のどん兵衛 うどん」との違いもポイントと言えそうです。

パッケージには、「千とせ」というロゴもしっかりと描かれています

パッケージには、「千とせ」というロゴもしっかりと描かれています

「お笑い芸人を育てた大阪ミナミの味」。まさに、大阪を代表する老舗の味!

「お笑い芸人を育てた大阪ミナミの味」。まさに、大阪を代表する老舗の味!

フタを開けると、具材は牛肉とネギのみ。これは、千とせ本店の肉うどんと一緒

フタを開けると、具材は牛肉とネギのみ。これは、千とせ本店の肉うどんと一緒

フタの裏にはメッセージが書かれています

フタの裏にはメッセージが書かれています

千とせとコラボしたカップうどんが完成! もちろん、卵かけご飯も用意

千とせとコラボしたカップうどんが完成! もちろん、卵かけご飯も用意

本店と比べると、牛肉はやや濃いめの味付け

本店と比べると、牛肉はやや濃いめの味付け

まずはうどんですが、「どん兵衛 うどん」のような平打ちタイプでした。モチモチとした本店の歯ごたえは楽しめないものの、インスタント麺で食べ慣れた味(むしろ、筆者は大好き)なので、これはこれでアリ。味や食感は、どん兵衛とほぼ変わらず、麺の太さがやや細くなっているようです。

次に、つゆの完成度ですが、鰹ベースのダシは本店にかなり近くて美味しい! クセになって、リピートしたくなる感じもバッチリです。強いて言うなら、本店よりも醤油がやや効いているかな、という印象。とても上品な味わいなので、まるで、「どん兵衛の豪華バージョン」とも言えるクオリティのつゆです。

具材については、本店と同様に牛肉とネギだけ。牛肉の味付けは思ったよりも濃く、しっかりとしています。本店のように、肉本来の旨味を引き出す繊細な味付けは、さすがに難しかったかもしれませんね。さらに、牛肉の量が少なかったのも、マイナスポイント。本店の肉うどんでは、ドンブリいっぱいの牛肉を見て「ウワァー!」とテンションが上がったので、こちらのカップ麺でも、あと2〜3倍のボリュームがあれば、よかったかもしれません。

卵かけご飯の上に、うどんと牛肉を乗っけて、一気に食べてもよし!

卵かけご飯の上に、うどんと牛肉を乗っけて、一気に食べてもよし!

本店と同様に、卵かけご飯も用意してみました。ダシの効いたつゆと、卵かけご飯の相性は抜群! 思わず、本店の雰囲気を思い出します。この食べ合わせは、本店で食べた印象にかなり近いです。うどん、卵かけご飯、うどん、卵かけご飯……無限ループが始まります。え〜い、面倒だから、卵かけご飯の上に、うどんと牛肉を乗っけてしまえ! そんな楽しみ方もアリです。思わず、どん兵衛 うどんと卵かけご飯の組み合わせも、今度試したくなりました。

(まとめ)つゆの完成度はバッチリ。具材は今後に期待

卵かけご飯との組み合わせに、“ラーメン大好き松田”さんも大満足

卵かけご飯との組み合わせに、“ラーメン大好き松田”さんも大満足

「千とせ本店の肉うどんを、どこまで再現しているのか」という点がテーマでしたが、結論から言うと、つゆのクオリティは大満足。卵かけご飯と一緒に食べれば、家にいながら、大阪・千日前のお店で食べた雰囲気を間違いなく楽しめます。惜しむらくは、うどんのモチモチ感や、素材の味を生かした牛肉を再現しきれなかったこと。ただし、これらは、レトルトを使ったチルドカップ麺で完成度を高められそうなので、次回作にぜひ期待したいです。さらに言うと、今回のカップ麺は近畿地区限定だったので、これだけ美味しいうどんであれば、全国でのレギュラー販売もアリなのではないでしょうか。

松田真理(編集部)

松田真理(編集部)

デジタル製品全般からホビーやカップ麺・スナック菓子まで、オールジャンルをカバーする編集部員。大のプロレス好き。読み方は、まつだ・しんり。

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