日本の代表的な家庭料理の1つと言えば、味噌汁。家庭で手作りしなくても、お湯を注ぐだけで手軽に楽しめるインスタント味噌汁はいろいろな種類が売られていますが、今回はちょっとプレミアム感のある究極のインスタント味噌汁をご紹介します。
東京都内と神奈川県川崎市に店舗を構える、味噌汁の専門店“美噌元”の商品。湯葉の中に味噌とだし、具材が包まれていて、お湯を注ぐと風味豊かな味噌汁になるというなんとも風流な逸品です。
味噌汁の専門店として、味噌や具材など厳選した素材はもちろん、比叡山延暦寺御用達の“比叡ゆば”を使用しています。
種類は5種類。色づけしていない湯葉に包まれた豆乳だしベースの“白”をはじめ、かき玉が入った柚子風味の“黄”、きのこ入りの“桜”、胡麻ねぎ入りの“緑”、わかめ入りの赤だし“赤”のラインアップです。
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豆乳だしベースの“白”。中身はフリーズドライの味噌汁が乾燥ゆばに包まれています |
お椀に入れて、150ccのお湯を注いでひと混ぜ。1分ほどで乾燥湯葉が元に戻ります。
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お湯を注いでかき混ぜます |
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中身が全部お湯に戻って正真正銘の味噌汁に |
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こちらは、かき玉が入った柚子風味の“黄”。柚子の香りが口いっぱいに広がり吸い物のように上品な味噌汁です |
筆者が試食してみた第一声は「だしが効いてる!」、そして「上品な味!」。お味噌の風味もしっかり濃厚。一般的なインスタント味噌汁とは比べものにならない美味しさです。また、歯ごたえのあるゆばは食べごたえがあり、具材の1つとしてしっかりとした満足感が得られます。ご飯のお伴の副菜というよりは、スープを単品のメインメニューとして“食べる”感覚で、仕事の合間などの気分転換に味わってほしい逸品です。
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日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。