みなさん、こんにちは! プロレスリング・ノアの丸藤です! 丸藤の世界一シリーズを楽しみにしてくださっている皆さん、お待たせしました。今回もまた世界一のものを発見したので、調査とまいりましょう。今回は世界でもっとも高価なコーヒー!「シベットコーヒー」だ!!
コーヒー好きなオレとしては非常に興味のある商品だな。なんでも世界一希少価値が高い幻のコーヒーともいわれているようだ。というわけでシベットコーヒーがなぜ世界でもっとも高価で、幻のコーヒーといわれているのか、そして一般的なコーヒーと異なるポイントを調べてみた。……が、驚愕の事実を知ってしまった。
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パッケージには猫。これはジャコウネコという種類 |
ざっくり言うとこうだ。
・ジャコウネコは栄養分のあるコーヒーの果実を種ごと食べる
ほうほう。なるほど。
・果実は体内で消化されるが、豆は消化されない
…う、うん。それでどうなるって?
・体内で醗酵処理・減カフェイン処理され、さらにジャコウネコの持つ天然アロマが加わる
ふむふむ。アロマね。それからそれから?
・種が消化されないまま体外に豆が排出される
へぇー、なるほど!
・幻のコーヒー豆ができあがり
やったぁー!
・シベットコーヒーはジャコウネコの体内を通さないとできない
まさに、自然環境が起こした奇跡だね!! …って、これ簡単に言うとウ○コじゃないか!
ちなみに、このコーヒーにはいろいろと別名がある。たとえば、インドネシア産のものは「ルアック・コーヒー」「ジャコウネココーヒー」と呼ばれていたり、フィリピン産のものは「アラミド・コーヒー」「シベットコーヒー」と呼ばれていたりする。呼び名に明確な差はないようだが、インドネシア産のものは飼育しているジャコウネコにコーヒーの果実を食べさせて量産しているものが多いらしい。対してフィリピン産のものは、野生のジャコウネコのフンを採集しているものが多いそうだ。もちろん後者のほうが高価で取り引きされる。そしてもちろん、今回は高いほうを選んだぞ。
……まぁ、そんなことはいい。なんせ世界一シリーズだ。いろいろな世界一があるだろう。さてさて、いれてみるとしよう。使うのはこちら。
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マイフレンチプレスコーヒーメーカー!! |
1杯のコーヒー豆を入れる(これを使う時は粗挽き豆を使うべし)。
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ウンコっぽい臭さはまったくない |
お湯を注いでコーヒーをかき混ぜ、4分ほど待つ。そしてプランジャーをポット内に静か〜にまっすぐ押し下げる……。
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さぁ、できあがった! |
コーヒーカップへ。
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コレがシベットコーヒーか |
できあがったということは、そうだ。レポートもしなきゃな。レポートな、レポート。ビビってなんかないぞ。
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い、いただきます |
まずは香りをチェック!
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おぉ! 独特なアロマの香りを感じる |
味はどうかな。
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いい感じの苦みを感じるぞ |
おぉ、味わい深いし、鼻から抜けるアロマ具合もいい感じだ。
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コーヒーの香りは落ち着くな |
これはおいしい。これができる過程を知らなければ、もっと素直に楽しめただろう。世の中には、知らなくていいこともあるのかもしれない……。
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とにかく、世界一高価なコーヒーも制覇だ! |
いれ方をもっと研究したら、もっともっとも〜っとおいしいシベットコーヒーをいれられるような気がするな。ちなみにコーヒー豆は、ジャコウネコの体から排出された後はキレイに洗浄、よく乾燥させ、高温で焙煎されているので衛生上もまったく問題ないぞ。
またしても世界一シリーズを制覇してしまった。次はどの世界一に挑むのか楽しみだ。
■丸藤正道
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もしよかったら試合に足を運んでみてください。会場で待っています!
プロレスリング・ノア所属のプロレスラー。得意技は不知火、虎王、タイガーフロウジョン。プロレスラーという職業を活かした商品を紹介したり、ときどき世界一〇〇なもののレポートをしています。