「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。
米Amazonのゲーム開発部門、Amazon Gamesが手がけるサバイバルMMORPG「New World」が2021年9月28日に発売されました。βテストの段階で同時接続プレイヤー数が20万人を超えるなど、発売前から注目されていたタイトルですが、正式版発売後は同時接続プレイヤー数が90万人を突破するなど、世界的ヒットを記録しています。
Amazon GamesのMMORPG「New World」
「New World」は、魔法が存在する島「Aeternum」を舞台とするサバイバルMMORPGです。遺跡や洞窟などファンタジーの世界を、プレイヤー同士で協力、敵対しながら冒険するというゲームになっています。Amazon Gamesが「CryENGINE」をベースに開発した独自ゲームエンジンが使用されており、広大なマップや美麗なグラフィックも特徴です。
正式版は、北米、ヨーロッパ地域向けに発売され、発売当日には同時接続プレイヤー数が70万人を突破。一時はログインするための列が数万人待ちとなるほどプレイヤーが集まり、プレイしたくてもできないプレイヤーも多数いたとのことです。
この大盛況を受けて、Amazon Gamesはサーバーを増設するなど、より多くのプレイヤーが快適に遊べるように対策を実施すると発表。そのおかげか、同時接続プレイヤー数は日に日に伸び、2021年10月3日には90万人を突破しました。
Steamの同時接続プレイヤー数ランキングを確認すると、10月4日は上位の「Counter-Strike: Global Offensive」や「Dota 2」などを抑えて1位に君臨。MMORPGが、ここまで多くのプレイヤーを集めるのは異例のことです。
2021年10月4日時点のSteam同時接続プレイヤー数ランキング
なお、同ゲームは、MMORPGながらも月額課金制などではなく39.99ドル(約4500円)の買い切り型で、現在のところ公式の日本語バージョン発売されていません。
ソース:Steam
アップルは、2021年10月2日にiOSのアップデート「iOS15.0.1」の配信を開始しました。本アップデートでは、一部の「iPhone 13」で発生していた、Apple Watchで本体のロック解除ができない問題が解決されています。
2021年9月13日に発売されたアップルの「iPhone 13」シリーズですが、一部のユーザーでApple Watchによる本体のロック解除が行えない不具合が報告されていました。指紋認証センサーを搭載しない同シリーズは、Apple Watchのロック解除を利用することで、マスクの着用時でもスムーズにロック解除が行えるようになっています。
しかし、ユーザーからの不具合が相次いだため、アップルは早急に対応することになった模様。本アップデートを行ったユーザーの中には、Apple Watchによるロック解除が以前より早くなったという声も上がっているため、iPhone 13を使っている人は、早めにアップデートを行いましょう。
ソース:アップル
マイクロソフトは、サブスクリプション型のOffice「Microsoft 365」とは別に、買い切り版「Office 2021」の価格と発売日を発表しました。
買い切り版「Office 2021」は、一般ユーザー向けの「Office Home and Student 2021」とビジネスユーザー向けの「Office Home and Business 2021」の2種類が用意されています。
「Office Home and Student 2021」は、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Microsoft Teamsを含み、価格は149.99ドル(約17,000円)。「Office Home and Business 2021」は、「Office Home and Student 2021」に含まれるソフトすべてに、Outlookが追加されて価格は249.99ドル(約28,000円)となっています。発売日は2021年10月5日です。
マイクロソフトによると、ユーザーには基本敵にサブスクリプション型のOffice「Microsoft 365」の勧めていますが、買い切り型のOfficeを使いたいという要望が非常に多かったため、買い切り型のリリースに踏み切ったとのことです。
なお、日本での価格や発売日については公開されていません。
ソース:マイクロソフト