アニメのようにリアルな動きや表情で、しゃべりながら爆走する!

さまざまな仕掛けがいっぱい! 「カーズ」に登場するマックィーンの超リアルなラジコンがすごすぎる

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ディズニー/ピクサーの最新アニメ映画『カーズ/クロスロード』が、本日ついに劇場公開される。劇場公開に合わせ、さまざまなメーカーから関連グッズが登場していきているが、米国でロボット・トイを手がけるスフィロ社からも、大注目の製品が登場した。その名も、「アルティメット・ライトニング・マックィーン(Ultimate Lightning McQueen)」。『カーズ』シリーズの主人公として活躍する赤いクルマ「ライトニング・マックィーン」(以下、マックィーン)を、スマートフォンで操縦できるトイラジコンで、タイヤを上下に動かしたり、目や口をリアルに動かしておしゃべりをしてくれるなど、画面の中のマックィーンがそのまま飛び出してきたようなリアルな動きをしてくれるのが最大の特徴だ。

「アルティメット・ライトニング・マックィーン」は、スター・ウォーズに登場する「BB−8」の動きをリアルに再現したロボット・トイ「BB-8 APP-ENABLED DROID」などを手がけるスフィロ社が開発を手がけた。製品開発にはピクサーも協力し、高い技術力とこだわりによって、マックィーンのリアルな動きを見事に再現している

こちらは、「アルティメット・ライトニング・マックィーン」のプロモーションビデオ。実際に映画から飛びだしてきたような動きをしているのが感じられるはずだ

すでに6月23日より発売が開始されており、価格は41,450円(税込)。トイラジコンにしてはかなり値が張るが、実際に製品を体験してもらえば、その完成度の高さから価格も納得できるはず。そんな「アルティメット・ライトニング・マックィーン」を実際に試す機会を得たので、今回は実際に動かしている動画などを交えながら製品をじっくりと紹介していこう。

マックィーンを具現化した車体には、さまざまな技術や仕掛けがいっぱい!

とにかくマックィーンがじゃべりまくって動く。この動きは「カーズ」のアニメーターによって直接作りあげられているとのこと。だからリアルな動きをするというわけだ

まずは本体からみていこう。大きさは、約25.1(全長)×12.7(全幅)×8.2(全高)cmと、本格的なラジコン並のサイズ感。重量も916gもあり、ずっしりと重さを感じられるほど。腕に抱えながら持ち運ぶ感じだ。

一見すると普通のラジコンに見えるが、この中にさまざまな秘密が詰め込まれている。そのなかのひとつがフロントガラス部分。この部分は特製の台形型液晶スクリーンになっていて、感情豊かな目の表情を再現できるようになっている。動きやしゃべりに合わせて、目が動くようになっており、まるでアニメを見ているような感じだ。

フロントガラスの液晶画面にマックィーンの目のアニメーションを映し出し、さまざまな表情を表現。にこやかだったり、凛々しかったりと、マックィーンの気持ちが伝わってくる

また本体内部には、6つのモーターが内蔵されており、これによってアニメのようなリアルな動きを再現している。フロントタイヤには、走行するためのモーターが左右それぞれに搭載。さらに2つのモーターで両サスペンションをそれぞれ上下させる仕組みになっている。このほかに、ステアリングのコントロール用としてのモーターがひとつ使われている。

左右のフロントタイヤは、それぞれ独立してタイヤが回るほか、サスペンションが上下に動く。これによってアニメのような仕草が再現されている

そして残る1つのモーターだが、おしゃべりする口に使われている。ロボットの表面に人工的な皮膚をかぶせ、リアルな動きを再現する「アニマトロニクス」と呼ばれる技術を用いることで、口の自然な動きを実現しているというわけだ。

フロントバンパー部分にある口は、おしゃべりに合わせてパクパクと開いたり閉じたりする。このおかげで、まるでマックィーンが本当にしゃべっているようにみえるのだ

さらに、本体の外装部分には静電容量式タッチセンサーが組み込まれており、触ると反応するようになっている。タッチセンサーの設置箇所は、ルーフ、エンジンフード、両側のドア、リアウィンドウの全5箇所。触った場所によって違ったリアクションをしてくれるので、かまっているだけでもかなり楽しい。

また、車体を逆さまにひっくり返すと、それに対してしゃべって反応してくれるほか、放置しておくと眠くなるというギミックも用意されており、しばらくすると寝てしまう。まるで本物のペットを飼っているような感覚だ。

一見すると普通の車体なのだが、外装部分にタッチセンサーが埋め込まれており、触るといろいろな反応をしてくれる

このほか、車体には環境光センサーが組み込まれており、室内の明るさに応じて、ヘッドライトやテールランプが自動的に明るくなったり暗くなったりする。これだけギミックが多いと、マックィーンを走らせなくても十分楽しめそうだ。

周囲の明るさに応じてテールランプが自動的に光るなど、細部までこだわって作られている

周囲の明るさに応じてテールランプが自動的に光るなど、細部までこだわって作られている

映画と同じ声優がしゃべるので、本物のマックィーンがいるような感覚を味わえる

先述したとおり、「アルティメット・ライトニング・マックィーン」は、さまざまな動作に合わせて口をリアルに動かしてしゃべってくれる。その声も映画と同じ声優が担当しており、まさにマックィーンがしゃべっているような感覚を楽しめるのだ。

言語設定には、英語のほか、日本語や中国語なども用意されており、設定でいつでも変えられる。日本語の設定にすれば、日本語吹き替え版の声優・土田大さんの声でしゃべってくれるぞ。

また、音声のほかに、エンジン音などの効果音も本体のスピーカーから鳴るのもポイントだ。このおかげで、ラジコンなのにまるで本物のクルマを走らせているような臨場感を味わえる。

言語設定は、iOS/Android向けに提供されている専用アプリから切り替えが可能だ

言語設定は、iOS/Android向けに提供されている専用アプリから切り替えが可能だ

バッテリーの充電方法やパッケージにも細かなこだわり

映画のマックィーンと異なり、本製品はラジコンなので電気で駆動する。本体にバッテリーが内蔵されており充電が必要となるのだが、そこもこだわって作られている。

具体的には、ACアダプターのケーブルをマックィーンの給油口に差し込んで充電する。まるでガソリンを給油するようになっているのだ。ちなみに本体のフル充電は1時間。バッテリーが満充電なら約40分の連続駆動が可能で、たっぷり走らせることができるぞ。

車体左後方に給油口があり、そこに専用のケーブルを挿して充電する。充電中もマックィーンとおしゃべりをしたり、後述するミニゲームを一緒に楽しむことができる

さらに、製品が入っているパッケージもしっかりと作りこまれており、外箱を開けるとマックィーンの本体がドーンと現れる仕組みになっている。ACアダプターやスターターガイドなどは、パッケージ下部を引き出すと現れる形だ。こういったパッケージの細かな作りからも、制作会社のこだわりがしっかりと感じられる。

車体が動かないようにタイヤ止めが用意されているなど、マックィーンが入っているパッケージも非常に凝っている。充電用のACアダプターはパッケージ下部に収納されており、本体側の充電端子の形状は専用設計となっている

スマホでマックィーンをカッ飛ばして楽しめる!

本製品の醍醐味は、なんといってもマックィーンをラジコンカーのように自由に操作してカッ飛ばせることだろう。マックィーンの操縦は、iOSやAndroid向けに提供されている専用のアプリを使い、ドライブモードで行う形となる。

操作は画面上のジョイスティックを円の外側に動かし、走らせたい方向に動かすと、車体がどの方向を向いていても操作した方向に進む仕組みだ。円の外側に動かすほど、マックィーンは早く走るようになっている。通常のラジコンのハンドル操作(タイヤの向きを左右に動かすタイプ)とは違うので、慣れが必要になるが、感覚を掴むとある程度は思いのままに走らせるようになる。また操作画面には、「スピードアップ走行」や「バック走行」、「ドーナツ・ターン」のボタンも用意されており、運転中にそれらを押して、バックさせたり、その場でドリフト回転もできる。

専用アプリの操作画面。進めたい方向にジョイスティックを動かしてやることで走らせることができる。走行中に画面右側に用意されているボタンを押すと「ドーナツ・ターン」や「バック走行」などをする。操作感は、同社が開発した「BB-8 APP-ENABLED DROID」に近い感じだ

スペック表によると、最高速度は時速9.65qで、全開走行をさせるとキビキビと動いてカッ飛んで走る。さらに「ドーナツ・ターン」は、ダイナミックにドリフト走行を決める。何故そのような走りができるかというと、ヒミツはタイヤの素材にあるようで、硬い床や絨毯の上を低速で走ってもドリフトしやすいものが使われているとのこと。

とにかく走らせていて気持ちいい。しかも走行中にあらかじめ用意した台本のセリフをしゃべらせることも可能だ。

マックィーンの迫力ある走りを動画にまとめみた。なお、マックィーンを全開で走らせるには、ある程度広い場所が必要となるので注意してほしい

マックィーンの車体に、SONYのアクションカム「FDR-X3000」を取り付けて走らせてみた。低いアングルなのでスピード感があり、マックィーンになった気分を楽しめる

好きなセリフをしゃべらせることができる台本作成機能や、マックィーンと一緒に「カーズ」の映画を楽しめる機能など、面白い機能が盛りだくさん!

映画で使われたセリフをしゃべりまくるマックィーンだが、アプリで「アクティング・スタジオ」モードに切り替えることで、話すセリフを自由に並べて台本を作成し、その通りにしゃべらせることもできる。作った台本はセーブすることができ、ドライブモードの走行中にしゃべらせることも可能だ。

「アクティング・スタジオ」モードを使えば、マックィーンに好きなセリフをしゃべらせることができる。映画のワンシーンを再現することもできそうだ

また、映画「カーズ」を鑑賞するときに、マックィーンも横に置いて電源を入れておくと、映画の内容に応じてマックィーンがリアクションし、一緒に映画を観ている気分を味わえるというギミックも用意されている。なお、この機能は、いまのところ「カーズ」シリーズの1作目だけとなっている。今後のアップデートで3作目まで対応することに期待したい。

ドライブインのモードで、マックィーンと映画を一緒に観て楽しめる。今回は試すことができなかったが、どんなリアクションをするのか気になるところ

このほか、専用アプリには、ミニゲーム「ピット・ストップ・パニック」が用意されており、マックィーンとともにゲームを楽しめる。ピットに入ってきたレーシングカーを修理していく内容になっていて、クルマの上に表示された修理箇所のボックスと画面上部にあるコンベア・ベルト上に流れてくるボックスを合わせてタップしていく。単純だけど制限時間もあり、ハラハラドキドキしながら楽しめる。ゲーム中、マックィーンはしゃべりながら応援してくれるぞ。

絵合わせする単純なゲームだが、レーシングカーがピットする時間内に作業(絵をそろえる)を終える必要があり、モタモタしていられない。難易度は3種類あり、中級以上になると素早い判断力や作業が必要になり、大人でもかなり白熱する

究極の完成度を誇る「マックィーン」でファンなら「カッチャウ」!!

『カーズ』シリーズの映画1作目が公開されたのは、2006年6月。これまで10年以上にも渡って数々の関連おもちゃが発売されてきたが、そのなかでも本製品は、究極と言えるほどの出来映えだ。特にそのリアルな動きはおもちゃとは思えない仕上がりで、とにかく完成度が高く、『カーズ』ファンなら誰もが欲しくなるはず。しかし、このリアルな動きを再現するために、最新のテクノロジーを詰め込んだため、お値段はおもちゃとしてはかなり高めの設定になっているのも確かだ。

正直、なかなか手を出しにくい価格ではあるが、最新映画が公開になり、本製品の店頭イベントも行われるようなので、機会がある方はぜひ実際に見て触れてほしい。細かな仕草や愛らしい動きに、『カーズ』ファンだけじゃなく、『カーズ』ファン以外も人もメロメロになること間違いなしだ!

(C)Disney/Pixar

川村和弘

川村和弘

新しモノ好きで、元ゲーム雑誌の編集者。玩具の攻略本を出版した経験もアリ。現在は、iPhone関連の情報メディアなどで編集・ライターとして活躍中!

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2017.12.11 更新
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