いいモノ調査隊
2017年のベストバイガンプラ

あの変形機構を完全再現! ZZガンダムがついに「Ver.Ka」でMGガンプラ化

2017年もたくさんのガンプラを紹介させていただきましたが、今年の極めつき! というモデルが発売されました。それが「MG 1/100 ダブルゼータガンダム Ver.Ka」です。発表から待ちに待っていたというガンプラファンも多いと思いますが、その期待を裏切らないプラモデルでしたよ。

Ver.Kaモデルの最新作としてダブルゼータが発売されました

Ver.Kaモデルの最新作としてダブルゼータが発売されました

不遇のガンダムをカトキハジメ氏がついに立体化

ダブルゼータガンダムは「機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)」の主役機ですが、なんとなく不遇に感じるガンダムっていう気がしませんか? 1stやゼータガンダムは再放送やリメイク、商品展開などで今も盛り上がっていますが、ダブルゼータってなぜかTVアニメのときも記憶も少なく、商品展開も少なく、ゲームに登場してもスーパーロボット的な扱い…みたいな。しかもガンプラでも、RE/100シリーズや「ユニコーンガンダム登場モデル」としてネオジオンの機体が発売されることはあるものの、肝心のダブルゼータは商品展開がない…みたいな。そんなダブルゼータ好きの思いを払拭するかのように、このMG(マスターグレード)版はすごい仕上がりになっています。

完成品から。ランナー17枚という組みごたえのあるモデルとなっています

完成品から。ランナー17枚という組み応えのあるモデルとなっています

顔の造形もとてもイケメン仕様に。頭部ハイメガキャノンも大きくバランスがよくなっています

顔の造形もとてもイケメン仕様に。頭部ハイメガキャノンも大きくバランスがよくなっています

さすがにマスターグレード、そしてお値段6,480円(税込)ということもあり、ランナーは17枚! かなりのボリュームとなっております。ちなみに「Ver.Ka」とは、「バージョンカトキ」の略で、日本を代表するメカニックデザイナーの1人であるカトキハジメ氏がプロデュースしたシリーズを意味しています。

ディテールの細かさと重厚感による圧倒的な再現度

随所にメタル感のあるエクストラフィニッシュ加工がされたパーツがあり、ディテールの細かさや重厚感が演出されています。組み立てたモデルは約23cmで、背中のハイパービームサーベルまで含めると30cm近くなります。大きなバックパックのせいもあり、ガンダムタイプのモビルスーツガンプラとしては、かなり大きいサイズ。細かい色分けも完璧で、塗装をしなくてもほぼイメージどおりのカラーリングが再現されています。ただ、TVアニメ劇中だと本体のホワイトはほんのり緑がかった色合いでしたが、このモデルはホワイトになっています。

メタルっぽいパーツが胸などに組み込まれており、ディテールが際立っています

メタルっぽいパーツが胸などに組み込まれており、ディテールが際立っています

肩は少し引き出すことができ、重量感のある腕も大きく動かせます

肩は少し引き出すことができ、重量感のある腕も大きく動かせます

宇宙世紀歴代ガンダム史上、最大の火力を持つガンダムといっても過言ではないダブルゼータですが、武装もかなり大型のものが付属しております。専用武器のダブルビームライフルやハイパービームサーベルに関しては専用の持ち手が付属しており、ポロリと落ちることもありませんでした。ただやはりビームライフルは重さがあるので、まっすぐ腕を伸ばして飾っておくと、少し下方向にダレてくる印象もあります。

大型のダブルビームライフルも専用手首でしっかり保持します

大型のダブルビームライフルも専用手首でしっかり保持します

肘についたウイングが干渉するので、持つポーズは限られてきますね

肘についたウイングが干渉するので、持つポーズは限られてきますね

バックパックのミサイルランチャーもディテールが細かくなっています

バックパックのミサイルランチャーもディテールが細かくなっています

そしてこの巨大なハイパービームサーベル! メガサイズガンダム付属のものと同じくらいの大きさでした

そしてこの巨大なハイパービームサーベル! メガサイズガンダム付属のものと同じくらいの大きさでした

合体・変形機構とプロポーションを両立

そしてこのプラモデル最大の特徴は、劇中どおりの変形がほぼ組み替えなしで可能なこと。そしてその変形機能を持たせながら、腰や脚の可動を可能にし、プロポーションも損なっていないという、ある意味理想のガンプラとなっています。以前に発売されていたマスターグレードモデルも変形機能がついていたのですが、そちらを重視すると、プロポーションが損なわれ、ガンダム形態のときにちょっと違和感がありました。今回のモデルはその両方を完璧に再現しているというところに魅力があります。では、その変形を見ていきましょう。

首部分の可動もほかのガンプラにはないほどの柔らかさがあります

首部分の可動もほかのガンプラにはないほどの柔らかさがあります

変形は本体が飛行形態に変形するGフォートレスモードと、本体上部と下半身を分離させるモードの2種類が可能です。また中心部となるコアファイターも2機付属しています。まずはGフォートレスに変形させましょう。上半身では腕部分と首部分、胴体部分を可変させていきますよ。

まずは機首となるダブルビームライフル部分をこのように変形させます

まずは機首となるダブルビームライフル部分をこのように変形させます

腕部分は回転させて手首からバーニアパーツへと可変

腕部分は回転させて手首からバーニアパーツへと可変

胸部分を前方にスライドさせて上にあげます。ここかなりスムーズに動くのがスゴい

胸部分を前方にスライドさせて上にあげます。ここかなりスムーズに動くのがスゴい

頭部アンテナを動かして、ここに先ほど変形させたダブルビームライフル部分を取り付けます

頭部アンテナを動かして、ここに先ほど変形させたダブルビームライフル部分を取り付けます

これでGフォートレスモードの機首が完成。しっかりパーツもはまります

これでGフォートレスモードの機首が完成。しっかりパーツもはまります

そして何より驚くのが脚の変形です。モビルスーツ時でもかなり特殊で大型な脚パーツとなっておりますが、膝部分を中心に可変させることで飛行形態にしていきます。これまた最新技術が使われており、特にロックを外すとかはしなくても、パーツを引っ張ったり、押し込んだりすることで、それぞれのモードでカッチリとハマるようになっています。なので動かすのも気持ちいいですし、うまくハマらないというわずらわしさもありませんでした。写真ではわかりやすく脚パーツを外した状態で変形させています。

つま先を引っ張り出した後、膝部分を中心に押し込むように回転させて可変します。これがまたぴったりと収まり、180度回転するようにつま先が腿(もも)部分に収まり、変形します。

バックパックを後方に移動させて、Gフォートレスモードの完成です

バックパックを後方に移動させて、Gフォートレスモードの完成です

コアファイターを中心に分離させて2機にすることもできます

コアファイターを中心に分離させて2機にすることもできます

それぞれに使えるようにコアファイターは2機付属しています

それぞれに使えるようにコアファイターは2機付属しています

マスターグレードのような大型のモデルを変形させるときって、パーツがぽろぽろと落ちたり、うまく噛(か)み合わなかったりとイライラすることも多かったのですが、今回のダブルゼータはそこがとてもスムーズになるように計算されて作られております。なのでモビルスーツ状態からGフォートレスに変形させるのもわずか数分で完成し、またすぐに戻すこともできました。これは本当に気持ちいいですし、ダブルゼータガンダムの魅力をより楽しめますよ。

個人的には2017年のベストバイ!

2017年のベストバイガンプラといってもいいですよね

2017年のベストバイガンプラといってもいいですよね

発売されるごとにその最新技術に驚かされるガンプラですが、今回のダブルゼータガンダムはまさにその集大成ともいうべきモデルになっています。ダブルゼータならではの重量感はもちろん、複雑ながらも簡単に変形でき、劇中でのイメージどおりの楽しみ方ができるなど、観賞用としてもガシガシ動かして遊ぶにしても最適のモデルとなっています。ランナーの多さと値段でちゅうちょする方も多いと思いますが、ぜひお休みの日を使ってチャレンジしてもらいたいガンプラですね。

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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