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味わいをガラリと変える美味リキッドを厳選

電子タバコ「VAPE」のおすすめリキッド8選! 人気の定番から変わりダネまで

「VAPE(ベイプ)」と呼ばれる、ノンニコチン・ノンタールの蒸気を楽しむ機器(=電子タバコ)が流行中だ。しかし、せっかくVAPEを手に入れても、おいしいリキッドを味わえなければその魅力も台なし。そこでここでは、日ごろからVAPEを愛用しているライターの清水りょういち氏が「これは!」と思ったおすすめリキッドを、国内産・海外産それぞれ4本ずつピックアップ。リキッドの基本や選ぶ時のポイントとともにお伝えしたい。

リキッドの数だけおいしさがある!

リキッドの数だけおいしさがある!

<目次>
・VAPEリキッドって、安全なの?
・VAPEリキッドを選ぶ時のポイント
└PGとVGの比率をチェック
└初心者には国内産のリキッドがおすすめ
└メンソールを1本持っておこう
・おすすめリキッド8選
・まとめ

【関連記事】
・電子タバコ「VAPE(ベイプ)」って何だ? 初心者向けモデルはコレ! 「アイコス」との違いは?
・VAPEのおすすめベストバイ5機種を厳選!

VAPE用リキッドって、安全なの?

VAPEは、本体内部のタンクに注入した電子タバコ用リキッドを内部コイルで加熱し、発生させた蒸気を吸い込んで楽しむもの。世間で大流行している「アイコス」などの加熱式タバコも、同じようにグリセリン類由来の蒸気を吸い込むタバコ製品だが、加熱式タバコがニコチンを含んでいるのに対し、VAPEは日本国内ではニコチンリキッドを含まないものを指す。

VAPE用リキッドのベースとなっているのは、コンビニなどの惣菜食品やコスメなどの添加物(防腐剤など)としてよく使用されているPG(プロピレングリコール)とVG(植物性グリセリン)の組み合わせがほとんど。いずれも食品レベルの成分なので、安全性についての問題性は低いと言っていい。

キャップにスポイトがついているものや、ボトル先端が尖っていて直接VAPEに注入可能なものなど、様々なものがある。誤ってテーブルにこぼしたり手についたりするとベタベタするので、リキッド注入の際は、アルコールタイプのウェットティッシュが必須だ

VAPEリキッドを選ぶ時のポイント

PGとVGの比率をチェック

VAPE用リキッドのベースとなるPGとVGの特徴を頭に入れておき、必要があればそれぞれの比率をチェックすることで、好みに近いリキッドを選ぶ手がかりになる。

PGは比較的サラサラしていて扱いやすく、たばこを吸った時に感じられるスロートキック(喉への圧感)も出やすい。ただ、出る蒸気は少なめだ。対してVGは、蒸気が多くなるが、粘度が高くドロドロしているので、こぼすとベタベタして大変。また、粘度が高いとコイルへの供給がゆっくりになるので、空焚きしやすい(空焚きするとコイルが焦げ付いてしまう)という特性がある。最近は、同じ銘柄のリキッドでも、蒸気量を増やしたい人のために「MAX VG」というVG比率を限界まで高めたものもあるが、空焚きの可能性も高くなるので、初心者は避けたほうが無難だ。

VGとPGの配分は、通販サイトなどではスペックに書かれていることがほとんど。本体に記されていることは少ない

初心者は国内産のリキッドを試したほうが、失敗は少ない

国内産でも海外産でも、今回紹介するようなある程度有名なメーカーの製品であれば、基本的な安全性に問題はない。ただ、フレーバーを楽しむという観点から見ると、国内メーカーの製品のほうが日本人好みである場合が多い。なので、VAPE初心者であれば、まずは国内産のリキッドから試してみるのがおすすめ。ただ、異国情緒を楽しみたいという人や、元々「洋モク(海外タバコ)」派の人ならチャレンジする価値はある。

メンソールのリキッドは1本持っておくと便利

たとえば店頭で試し吸いをして気に入ったリキッドでも、家に帰って自分のVAPEに入れて吸うと、違う味わいに感じることもある。リキッドの味わいはVAPE本体の出力ワット数や蒸気を発生させる内蔵コイルの抵抗値によって変わってくるので、機種が違うと味もまた変わってくるのだ。

そんな時にあると助かるのが、メンソールのリキッド。「ちょっとこの味は受け付けないな」と思ったとしても、1〜2滴メンソールリキッドを加えることで味が整理されて、おいしく吸えるようになることは珍しくない。ちなみに、味が濃すぎる場合には、PGやVGで薄めて好みの濃度に調整することも失敗リカバリーの王道ワザだ。

初めから失敗前提でなのも何だが、リキッド選びというものは失敗がつき物。そんな時にメンソールリキッドやPG・VGが活躍。ただし、ボトルに直接添加してしまうと、入れすぎた場合悲劇になる。なので、別途空のユニコーンボトルを用意しておき、そちらに移して試すと安心だ

おすすめリキッド8選

ここからは、筆者がおすすめするVAPEリキッドを8種類紹介しよう。

1.喫煙者が移行しやすい、甘くないタバコ味系リキッドの定番!
Rocket Fuel Vapers「Reaper Blend(リーパーブレンド)」

紙巻きタバコおよび加熱式タバコユーザーがVAPEに切り替えた際、頭を抱えてしまうのが「なぜか“タバコ味”が皆ナッツの味」問題。パッケージに「タバコ味」と書かれていても、大抵の場合はナッツ風味と考えてほぼ間違いない。しかもやたらと甘いので、「甘いナッツはタバコじゃない!」と拳を握りしめる人が続出しても不思議ではない。

しかしよくよく探せば、この「Reaper Blend」のように甘さ控えめで(グリセリン類がそもそも甘いので、まったく甘くないリキッドはほぼない)、なんとなくタバコ感を感じさせるリキッドもある。ただ、正確には紙巻きタバコというよりは、シガリロ(細身の葉巻)に近いテイスト。かすかにいぶったようなスモーキー感が、タバコと解釈できなくもない。タバコ特有の“体に悪い感”は控えめで、おいしく感じる部分だけを抽出した感じだ。これを吸うと、そもそもタバコの味とは何なのかというのを深く考えさせられる人も多いはず。蒸気をもくもくと大量に吐き出す爆煙タイプのVAPEよりは、ペンタイプなどで勢いよく吸い込んで吐き出すと、よりタバコ感が増す。

6種類のタバコをブレンドしたというUSA産のタバコ味。PG:VGの比率は4:6だが、MAX VG版や、メンソール入りタイプもあり

2.好みは分かれるが、より退廃的なタバコ感を味わいたいなら!
Tark's Select Reserve「BUFFALO BILL(バッファロービル)」

「Reaper Blend」でもまだ満足できないなら、この「BUFFALO BILL」に挑戦してみよう。「Reaper Blend」が、まだタバコのいいニオイのあたりで寸止めしているのに対し、臭みの部分にまで手を出しているのが特徴だ。

干し草を腐らせたような独特のニオイで、味わいにもクセがある。これも日本の紙巻きタバコというよりは、フランス産タバコ「ジタン」や「ゴロワーズ」のような、タバコ葉を発酵させたタイプの黒タバコに近い。もしくは葉巻。それでいてはちみつのような甘みも加わるので、何とも体に悪そうな風味がタバコ特有の罪悪感を思い出させてくれる。蒸気をたっぷり吐き出すと周囲にもその厄介なニオイが漂ってしまうので注意しよう。

ちなみに、これでダメでもLunar Rover「BLK」というリキッドがある。これはもう通称“喫煙所の灰皿の水”という異名をとる極限まで甘さを控えたタバコの悪い部分を凝縮したような味で、おすすめはしにくいが……。

酒感あふれるおしゃれボトルが楽しいUSA産。乾燥タバコがベースになっており、PG:VGの比率は5:5。価格はちょっとお高め

3.メンソール派の王道中の王道。PGやVGで薄めて自分好みにするのがおすすめ
KAMIKAZE「スーパーハードメンソール」

メンソールはVAPEでも非常に人気が高い。それには理由があって、タバコにはニコチンが含まれていることで煙や蒸気を吸い込んだ時に喉にスロートキックと呼ばれる圧を感じさせるという特徴がある。ただVAPEはノンニコチン。その時に弱いながらもスロートキックを感じさせてくれるのが、メンソールなのだ。

「スーパーハードメンソール」は、今にも寝落ちそうな時でもバチっと目が覚めてしまう勢いの強烈なメンソール味。人によっては強すぎてむせてしまう人もいるかもしれないので、その場合はPGやVGで好みのレベルに希釈しよう。前述のとおり、購入したはいいもののクセが強すぎて吸えないというリキッドに1〜2滴添加して吸いやすくすることもできる、必携万能タイプの1本だ。

「ドン・キホーテ」店頭でもよく見かける国産リキッドの「KAMIKAZE」ブランド。その中で強烈メンソールを売りにしたPG:VG比率3:7なので、蒸気は出やすいが目に染みるくらい強力な清涼感

4.メンソールというよりミントガム。食後にピッタリの甘みのある爽快さ
LOOM TOKYO「Flash Gum(フラッシュガム)」

メンソールリキッドは純粋に近ければ近いほど、清涼感はあるが味わいはあまり感じられなくなる。しかし、普段からミントタブレットやガムを愛用している人なら、そこそこ甘みもあってくれたほうが楽しめると感じる人も多いだろう。この「Flash Gum」は、「食後VAPE」というコンセプトを持つメンソール系リキッド。爽快感とともにほんのり甘みがある、甘い系メンソールの定番になりそうな1本だ。「スーパーハードメンソール」ほどではないにしても、結構強力な清涼感なので、お好みで希釈することをおすすめする。爆煙タイプのVAPEで盛大に蒸気を出すと周囲の人々まで爽快になるはずだ。

日本最大のVAPEシーンを牽引するパーティー集団「ナイスガイズ」が生み出した国産リキッドブランド「LOOM TOKYO」の製品。さながら焼肉店で会計時に渡されるミントガムのようなふんわりとした甘みのある爽快ミント。PG:VGの比率は4.5:5.5

5.VAPEならではのお楽しみ。トロピカルなカクテル風味でどこでもリゾート!
小江戸工房「セックスオンザビーチ」

元喫煙者がVAPEに切り替えてしばらく経つと、次第にタバコ感を忘れはじめ、いろいろな香りや味を試したくなるもの。そんな時に、VAPEならではのよい香りに包まれる体験ができるのが、この「セックスオンザビーチ」。トム・クルーズ主演映画「カクテル」にも登場したウォッカベースにピーチやクランベリージュースなどを加えたトロピカルな人気カクテルをイメージして作り上げられたリゾート感満点の香りが特徴だ。

クランベリーとピーチ、パイナップルに、ほどよいメンソールで酒感を加えて仕上げたふんわり甘い味と香り。いつでもどこでもトロピカルなリゾートに来たような気分に浸れるリフレッシュ度では群を抜いており、蒸気の残り香も嫌に思う人は少ないはず。たっぷりと蒸気の出る爆煙タイプで煙に巻かれるのも楽しい。

VAPEユーザーがYouTubeで絶賛したところから人気に火がついたカクテル系国産リキッド。PG:VG比率は不明

VAPEユーザーがYouTubeで絶賛したところから人気に火がついたカクテル系国産リキッド。PG:VG比率は不明

6.強いビスケット風の甘さがクセになる海外系リキッドNO.1!
The Vapor Hut「Wookey Cookie(ウーキークッキー)」

喫煙者がVAPEに移行して1番先に不満を抱くのが、どのリキッドも甘いこと。甘くないリキッド自体が少ないので、甘いリキッドが苦手となると、選択肢が一気に少なくなり、リキッドを無数の銘柄の中から選ぶというVAPEならではの楽しみが半減してしまう。

もし、「甘い=まずい」という印象がついてしまっているなら、この「Wookey Cookie」を試してみたい。このリキッドは確かに甘い香りがガツンと来るのだが、実際に吸ってみるとそこまで甘くないのだ。それよりも、カラメル仕立てのこんがり焼きあがったクッキーの香ばしさが印象的で、甘くておいしいVAPEリキッドとしての完成度は非常に高い。甘さが強すぎる場合は、メンソールを1滴添加するか、PGやVGで希釈すると吸いやすくなる。

海外系リキッドNO.1として有名な甘い系USA産リキッド。日本ではケンタッキーフライドチキンで販売されているピスケットに似ていると評されることも多い。PG:VG比率は4:6で、MAX VG版もあり

7.「パインアメ」の味と香りが楽しい
なにわでんねん「まんまや!」

怪しげなパッケージに躊躇してしまいがちだが、それはこの「まんまや!」を生み出した大阪のリキッドメーカー「なにわでんねん」がハンドクラフトで作り上げているから。しかしそのリキッドの「パインアメ」の再現度の高さと抜群のコストパフォーマンスから地名度を上げ、国内VAPEシーンにハンドクラフトリキッド・ブームを巻き起こすほど人気を博した。

実際に吸ってみると、確かにパインアメそのまんまや! 蒸気とともに幼い頃への郷愁が立ち上る甘酸っぱいおいしさ。「おいしい」というよりも「楽しい」というほうに近い、駄菓子感覚のこの味わいは、メインのリキッドにするというよりも、たまに味わいたくなるので常備しておくタイプ。たっぷりの蒸気でも味が消えにくく、バカにならないリキッドコストを下げてくれる消費量の高いユーザーの救世主的リキッドだ。

いわゆる蛍光イエローに近い色味で、おなじみの「パインアメ」を色、味わいともに忠実に再現したようなリキッド。PG:VG比率は3:7で、とろりとしたテクスチャーはまさにあめを溶かしたよう

8.クセを楽しむ海外ならではの本格的アップルパイの風味
VaporFi by Cosmic Fog「Grandma's Dutch Apple Pie(グランマズ ダッチ アップルパイ)」

VAPEに慣れ親しんでくると、嗜好性が高まってくる。酒、タバコなどの嗜好品はだいたいそうだが、最初はクセが強くてまずいと思ったものが好きになる。そして最初嫌いだったもののほうが、深く愛着を持つというパラドックスが生まれる。

この「Grandma's Dutch Apple Pie」は、まさにクセの強さがクセになるタイプのリキッド。初めは、ヨーロッパ菓子では必須要素であるシナモンおよびクローブの香り。日本人では好き嫌いの分かれるデーツ臭(ナツメヤシ由来のスパイシーな甘酸っぱさ)が大丈夫な人ならいけるはずだ。そうでなくても慣れると結構クセになるクセの強い味わいで、ヨーロッパ菓子を普段から好む人に特におすすめ。

トリッキーな箱が面白いクセのある甘い系USA産リキッド。人によってはマクドナルドのアップルパイの味がするという。PG:VG比率は3:7。VG比率が高いので蒸気量はたっぷり

まとめ 人の好みは千差万別、機種によってもおいしさが変わってくるリキッド

VAPEリキッドに関しては、万人がおいしいというものが難しい。同じリキッドでも別の機種で吸うと味が違って感じることもあるだけでなく、同じVAPE機種で同じ蒸気量を出しても、いったん蒸気を口に含んでから肺に入れる口吸い(マウス トゥー ラング=MTL)か、一気に肺に吸い込む肺吸い(ダイレクト ラング=DL)かで風味は変わってくる。

なので、ひと口吸ってまずいと感じたとしても、後々別機種を購入することを考えて取っておいてもいいだろう。また、リキッドを1度開栓すると、「スティープ」と言われる空気に触れることによる熟成が始まり、味わいが変わってくることもある。決して安くはない買い物なので、そうした可能性も視野に入れて、賢くリキッドを活用するといいだろう。

VAPE本体、リキッドともに持ち運ぶ際は、リキッド漏れの可能性はゼロではない。不測の事態に備えて、こうした電子タバコ用ポーチなどを活用したい。カバンの中、一面がベタベタの油汚れになると大変なうえ、スマホもPCも故障するので注意

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協力:ベプログショップ

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価格.comマガジン編集部

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