JTの加熱式タバコ「プルーム・テック」の専用「たばこカプセル」に、期間限定の新フレーバーが登場する。それぞれ、「ブルーベリー・ヨーグルト」と「バニラ」をイメージしたというスイーツのようなフレーバーで、「秋のくつろぎカフェ気分」というテーマで開発された、この秋冬限定のフレーバーだという。
左がブルーベリー・ヨーグルト、右がバニラ
プルーム・テックは、JTの加熱式タバコとしてはもっとも低温となる30℃で熱した蒸気をたばこカプセルを通すことで、ニコチンを吸い込む方式の製品。低温加熱式のために喫味は比較的穏やかで、紙巻きたばこに換算した時のニコチン量は1mg程度とされている。こうしたニコチン量の少ない製品は、紙巻きたばこでも比較的フレーバーが多く、「喫味だけでなく、味と香りも楽しみたい」というニーズに応えた商品が作られている。
そうした流れに沿って、JTのほかの加熱式タバコに比べて、プルーム・テックはさまざまなフレーバーが用意されているのが特徴となっており、今回も期間限定という形で新フレーバーが登場した。
発売されるのは「メビウス・バニラ・アロマ・フォー・プルーム・テック」と「ピアニッシモ・ブルーベリー・ヨーグルト・クーラー・フォー・プルーム・テック」の2種類。どちらも490円(税込)で、発売は2019年10月1日から、プルーム オンラインショップ、全国プルーム専門店および全国の一部たばこ販売店などで展開予定だ。季節限定フレーバーは今夏に展開された「メビウス・マスカット・クーラー・フォー・プルーム・テック」「ピアニッシモ・レモン・ライム・クーラー・フォー・プルーム・テック」に続く第2弾となる。
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2つの限定フレーバーはどちらも特徴的なもので、ブルーベリー・ヨーグルトはメンソール、バニラはレギュラーとなっている。カートリッジは、ブルーベリー・ヨーグルトがホワイト、バニラがブラックとなっている。
まずブルーベリー・ヨーグルトから試してみた。吸ってみると、メンソールの清涼な味わいに少し甘みを感じるフレーバーだ。ガムのようなブルーベリーの香りは強めで、メンソールと合わさってヨーグルト感を感じる風味となっている。
ヨーグルトにブルーベリージャムを混ぜたような色彩のパッケージ
パッケージの中身。カートリッジとカプセル4つという構成は通常のたばこカプセルと変わらない
カートリッジ色に合わせて、ホワイトのバッテリーに装着してみた
続いて「バニラ」を吸ってみた。想像したよりも「甘ったるい」感はないが、後味にはバニラの甘さを感じる。たばこ感はほかのたばこカプセルよりも弱く感じられ、食前よりも食後のデザートといったイメージだ。コーヒーを飲みながら吸い込むと、バニラのフレーバーコーヒーといった印象で、甘めのコーヒーが好きな人にはフィットしそうだ。
秋らしく紅葉したもみじのようなデザインがあしらわれたパッケージ
こちらのパッケージの中身も同じ
バニラのカートリッジはブラックなので、バッテリーもブラックで合わせてみた
秋をイメージしたフレーバーだけあって、どちらもゆったりとした気分を誘う味わいになっており、くつろぎ時間に吸うのにもってこいだ。もともと低温加熱式のプルーム・テックは、においが少なく飲食のじゃまをしない特徴があるが、特徴的なフレーバーをつけたこの新製品に関しては、吸う時と場所を選ぶフレーバーだと感じた。その分、ピッタリとはまった時に、より味わい深く感じることができるのはメリットだろう。単に吸うだけでなく、食後のデザート代わりやコーヒーのお供にたしなんでみると、また異なる印象が得られそうだ。シーンに応じて、普段の製品と吸い分けて楽しむのもいいだろう。
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