ガンプラ組み立てレビュー
ついに4機が揃った!

「ナドレ」への換装を完全再現!「MG ガンダムヴァーチェ」組み立てレビュー

昨年、2021年は「クスィーガンダム」や「ナイチンゲール」など、大型のガンプラが多数発売された年でもありました。その最後を飾ったのが、今回ご紹介する「MG 1/100 ガンダムヴァーチェ」です。実に12年の時を経て、「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」の4機がついに揃いました!

1/100スケールガンプラの中でも、特に大型のパッケージです

1/100スケールガンプラの中でも、特に大型のパッケージです

「ガンダムヴァーチェ」は、2007年より放映されたTVアニメ「機動戦士ガンダム00」に登場するモビルスーツで、パイロットはティエリア・アーデ。私設武装組織「ソレスタルビーイング」が所有する、太陽炉「GNドライブ」を搭載した4機のガンダムのうちの1体です。ほかの3機より重装甲かつ大型の機体で、大出力のビーム兵器を装備しています。最大の特徴は、緊急時に外装を排除して、素体部である「ガンダムナドレ」に移行できること。

ちなみに、「機動戦士ガンダム00」のMG(マスターグレード)ガンプラシリーズは、アニメ放映直後の2009年に「ガンダムエクシア」より始まりましたが、ほかの3機体のMG化はかなり遅れました。10年後の2019年に「ガンダムデュナメス」、2020年に「ガンダムキュリオス」が発売、そして2021年に最後の「ガンダムヴァーチェ」が発売されたのです。

巨大な体躯を忠実に再現!

本キットでは、劇中同様に「ガンダムナドレ」にも換装可能となっています。組み立て順としては、まず中の素体部である「ガンダムナドレ」を組み立て、そこに「ヴァーチェ」の装甲を付けていく流れ。今回は先に完成形の「ヴァーチェ」からご紹介します。

「ヴァーチェ」完成形です。全長は約18cm。注目すべきはこの巨大な脚ですね

「ヴァーチェ」完成形です。全長は約18cm。注目すべきはこの巨大な脚ですね

基本的には、「ナドレ」の装甲の上に「ヴァーチェ」のパーツを付けていくのですが、上からかぶせるようにピッタリ&きっちりハマるようになっていました。外装を付けることで多少可動に影響が出る部分もありますが、腕、脚、腰部などは動かしても外装パーツが外れるようなことはありません。足のつま先パーツがやや外れやすく感じたくらいですね。

同スケールの「ガンダムエクシア」と比較。全長はほぼ変わりませんが、幅が全然違います

同スケールの「ガンダムエクシア」と比較。全長はほぼ変わりませんが、幅が全然違います

背中のGNキャノンもかなり大型ですが、バランスがうまくとれるので自立は問題なし。腰周りも大きなパーツで、迫力のある体躯になっていますね

背中のGNキャノンもかなり大型ですが、バランスがうまくとれるので自立は問題なし。腰周りも大きなパーツで、迫力のある体躯になっていますね

付属品は、ホログラム加工のPPシートとホイルシール、マーキングシール。また、同スケールのパイロット、ティエリア・アーデのフィギュアが3種付いています。今回は素組み+ホイルシール+一部にマーキングシールを貼って仕上げています。

ソレスタルビーイング機の共通パーツとして、今回もホログラム加工のPPシートが付属

ソレスタルビーイング機の共通パーツとして、今回もホログラム加工のPPシートが付属

ティエリアのフィギュアは、コックピット用の搭乗姿のほかに2体付属しており、うち1体は劇中でのドレス姿というサプライズ。また、GNドライブの中身とも言える太陽炉も付属していました

ティエリアのフィギュアは、コックピット用の搭乗姿のほかに2体付属しており、うち1体は劇中でのドレス姿というサプライズ。また、GNドライブの中身とも言える太陽炉も付属していました

さすがに可動域はやや制限あり

さて、これだけの太い脚では全然曲がらないのでは?と思ってしまうのですが、きっちり膝部分で可動します。自立状態ではあまり動かさないと思いますが、アクションベースなどのスタンドで宙に浮かせて飾る場合など、問題なくポージングさせることができました。ただ、腕は肘部分が干渉するため90°以上は曲げられず、また腰もほぼ固定になります。

この状態でも膝は十分可動します。腕はこれが精一杯な感じですね

この状態でも膝は十分可動します。腕はこれが精一杯な感じですね

武装は、まず背中に背負ったGNキャノン。キャノン部はスライド可動して、GNフィールド展開状態にすることもできます。そして、「ヴァーチェ」最大の武器である巨大なGNバズーカと、ビームサーベルが2本、あとは「ナドレ」用のビームライフル、専用シールド、ライフルエフェクトパーツが付属しています。

背中のGNキャノンは自在に動かせるため、写真左のように砲身を伸ばして射撃状態を再現可能。また、GNキャノンや脚部のGNフィールド発生装置はスライド可動し、中の黄色いパーツが見える展開状態にもできます

背中のGNキャノンは自在に動かせるため、写真左のように砲身を伸ばして射撃状態を再現可能。また、GNキャノンや脚部のGNフィールド発生装置はスライド可動し、中の黄色いパーツが見える展開状態にもできます

次にGNバズーカですが、巨大な砲身をスライド可動させて、劇中同様の発射態勢にすることが可能です。ただ、バズーカ用の専用手首が付属せず、指のパーツを差し替えて持たせるようになっているのですが、これがやや頼りなく、重い砲身ゆえに外れてしまうこともしばしば。筆者は、バズーカ用の指パーツをグリップ部分に接着して固定しました。

巨大なGNバズーカ。片手でも保持可能ですが、重いので下がってきてしまいますね

巨大なGNバズーカ。片手でも保持可能ですが、重いので下がってきてしまいますね

グリップは前後にスライド可動。両手でしっかり保持できるので安定します

グリップは前後にスライド可動。両手でしっかり保持できるので安定します

グリップは真っすぐだけでなくやや斜めにも可動するので、「ヴァーチェ」の巨大な体躯でもうまく持たせることができます。特に両手持ちの際は、左右でしっかり支えられるのでとても安定していました。

砲身をスライド可動させてバーストモードに。「ヴァーチェ」必殺の一撃スタイルを再現。アクションベースがあれば、この巨大な機体もしっかり保持して浮遊ポーズで飾れますよ

砲身をスライド可動させてバーストモードに。「ヴァーチェ」必殺の一撃スタイルを再現。アクションベースがあれば、この巨大な機体もしっかり保持して浮遊ポーズで飾れますよ

「ナドレ」への移行は驚くほど簡単

ではいよいよ、素体部である「ガンダムナドレ」をご紹介しましょう。劇中で「ヴァーチェ」の外装がパージされて、中から「ナドレ」が出現したときは驚きましたよね。
パーツの換装はとても簡単。頭部、肩、腕、胸、腰、脚におけるすべての外装パーツを外し、「ナドレ」特有のケーブルパーツを追加すると完成です。無理に力を入れる必要はなく、驚くほど簡単に外装パーツを外すことができますよ。あの太ましかった「ヴァーチェ」からスリムな「ナドレ」が出現すると、某ダイエットのCMじゃないですが、ちょっと笑いますね。

まず片側だけ外装パーツを外してみました。特に脚がとてもスリムになりますよね

まず片側だけ外装パーツを外してみました。特に脚がとてもスリムになりますよね

なお、装甲の裏側も裏打ちパーツでしっかりとディテールを表現しており、密度感と積層感が出ています

なお、装甲の裏側も裏打ちパーツでしっかりとディテールを表現しており、密度感と積層感が出ています

さあ、すべての外装をパージしました。顔まで変わることに注目です

さあ、すべての外装をパージしました。顔まで変わることに注目です

顔と後頭部、胸の部分に差し込むケーブルパーツは軟質素材でできており、フィギュア造形のような多層構造になっています。赤く艶めいたカラーリングで再現度が高いですね

顔と後頭部、胸の部分に差し込むケーブルパーツは軟質素材でできており、フィギュア造形のような多層構造になっています。赤く艶めいたカラーリングで再現度が高いですね

「ナドレ」に換装完了。 とてもスリムな機体になりました。戦車のようだった頭部もスマートに、そしてガンダムっぽい顔つきになっています

「ナドレ」に換装完了。 とてもスリムな機体になりました。戦車のようだった頭部もスマートに、そしてガンダムっぽい顔つきになっています

「エクシア」と比較すると、ほぼ同じようなサイズ感になりますね

「エクシア」と比較すると、ほぼ同じようなサイズ感になりますね

外装パーツがなくなったことにより、腕や脚の可動域はここまで広がります

外装パーツがなくなったことにより、腕や脚の可動域はここまで広がります

「ナドレ」登場シーンを再現。脚と腕のホログラムがよりきれいに見えるようになりますね

「ナドレ」登場シーンを再現。脚と腕のホログラムがよりきれいに見えるようになりますね

「ナドレ」専用のビームライフルとシールドが付属。ライフルは腕に固定でき、発射エフェクトのクリアパーツも付属しています

「ナドレ」専用のビームライフルとシールドが付属。ライフルは腕に固定でき、発射エフェクトのクリアパーツも付属しています

ビームサーベルも指パーツ交換でしっかり保持。平手の指パーツもありますよ

ビームサーベルも指パーツ交換でしっかり保持。平手の指パーツもありますよ

GNキャノンを手に持たせることもできますが、ちょっと重くてぐらぐらしますね

GNキャノンを手に持たせることもできますが、ちょっと重くてぐらぐらしますね

2ndシーズン以降の機体のMG化も待つ!

今回、実に12年の時を経て、「エクシア」から「ヴァーチェ」までのMGガンプラが揃うことになりました。特にこの3年、毎年のように発売された3機体はとても完成度が高く、ガンプラファンとしてもうれしかったです。ただ「エクシア」は発売からかなりたっているので、ほかの機体の可動や技術に比べるとやや古くさい感じも否めません。ぜひともVer2.0の発売、また、2ndシーズン以降の機体のMG化も楽しみに待ちたいところですね。

ガンダムマイスター達のMG機体がついに揃いました!

ガンダムマイスター達のMG機体がついに揃いました!

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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