レビュー
俊敏な動きと、時速13kmで走行できる新モデル!

ミニドローン「Jumping Night」「Jumping Race」を公園で走らせてみたよ

仏Parrotの「ミニドローン」シリーズの新モデル「Jumping Night(ジャンピング・ナイト)」「Jumping Race(ジャンピング・レース)」が発売になりました。これまで発売されているミニドローン「Jumping Sumo(ジャンピング・スーモ)」も継続して販売されていますが、それよりも上位のモデルになります。これまでどおり、2つの大きいタイヤと丸い本体を持っていて、陸上を走り回ったり、高さ80cmのジャンプができたり、スマホやタブレットを使ったFPV(First Person View:リアルタイム映像を見ながらの操縦)が可能なドローンたちです。また、Jumping Nightは高出力LEDを搭載し、Jumping Raceは最高時速13kmの速度での走行が可能になりました! 価格はJumping Raceが26,800円、Jumping Nightが25,800円となっています。

今回は、実際に公園の中を走らせてみた動画で、Jumping RaceとJumping Nightを紹介します。見た目は、「変わった形のラジコン」という印象でしたが、操縦してみると、ラジコンカーとはまったく違っていました! 操縦の方法が違うし、それに機体自身が考えて進みたい方向を向いてくれる感じです。ひとつのタップで動くいろいろなアクションがプログラムされていること、おしゃべりなところなど、ある程度の自動制御がプログラムされていて「ペットロボット」という感じです。

※製品特徴は、新製品レポート「Parrot社のミニドローンに仲間が増えたよ! 今回は水・陸・空を制覇します!」をご確認ください。

左の、太いタイヤのほうがJumping Raceの「Jett」。右の赤い機体がJumping Nightの「Marshall」です。機体の種類とカラーごとに、名前がつけられています。今回も、流山市にご協力いただき、操縦してみました

走らせてみました

早速、走らせてみました。筆者はJett(白いほう)を動かしています。Marshall(赤いほう)にぶつかってしまいがちですが、iPhoneを傾けてスルスルと操縦できるのが面白かったです。広い公園だと、走らせやすくて楽しい! 大きめのどんぐりがたくさん落ちている状況でしたが、つまづいて動きが止まったりすることはなかったです。ジャンプのボタンをタップするだけで、80cmの高さのジャンプをします

NightもRaceもスピンやジャンプができます。Raceは高さ75cm、Nightは高さ80cmにジャンプ。よく見るとわかるんですけど、ジャンプのときに機体がブレても、ジャンプ後は、機体の向きをジャンプ前と同じ方向に自動で調整しています。アクションによっていろいろな音やメロディが出ていて、わりとずっとしゃべっているロボットです

スピンのほかにも、ウェーブ、スローシェイクなどのアクションが用意されています

スピンのほかにも、ウェーブ、スローシェイクなどのアクションが用意されています

Jumping Nightで撮った映像です。地面が近くて迫力がありました。それにまわりの音も録音されるので、走っている感じがすごい! 本体の内蔵メモリは4GB、動画のサイズは、640×480px、30fpsです

操縦は、iPhone やタブレットを使います。今回は、iPhone で操縦しました。iPhoneを傾けて操縦するので、iPhoneがハンドルみたいな感じです。操作中の画面には、ドローンの進行方向に搭載されているカメラからの映像がほぼリアルタイムでライブストリーミングされます。マイク・イヤホンもつなぐと、機体の周りの音が聞こえるし、マイクに向ってしゃべった声は機体のスピーカーから聞くことができるので、自分の分身みたいに(もしくは、自分がドローンの中に入ったみたいに)動かせますね

iPhoneにマイク付きイヤホンを装着し、ドローンから声を出してみました。トランシーバーみたいな音がしますね! ドローンのカメラを通してiPhoneの画面に映される映像を見ながら操縦しましたが、いつもと目線の高さが違うので新鮮です。イヤホンからは、ドローン本体の声と、地面を走るゴゴゴゴという音で、走行中は妙な臨場感があります。ドローンを通して人と会話することもできておもしろいですね。あと、芝生の上は苦手のようで身動きが取れなくなってしまいました(かわいそうに……)

1機ずつ名前と音声に違いがああります。すばやくて小さい生き物みたいです

マイクとイヤホンを使って自分の声をドローンにしゃべらせるほかにも、ドローン自身が、おしゃべりするようになっています。ずっと遊んでいると、愛着が沸いてすごくかわいい! 「スター・ウォーズ」に登場するドロイドたちみたいです。

Jumping RaceとJumping Nightにはそれぞれカラーバリエーションが3色用意されており、それぞれに名前がつけられていて(新しいJumpingシリーズは、全6種ということになります)、音声の種類も、それぞれ違うものが用意されているそうです。今回のJettとMarshallもそれぞれ違う電子音でおしゃべりしていました。複数機いっしょに遊んでいる場合、それぞれに個性があるとかわいいですね。本体に貼れるステッカーも付属しています。

Jumping Night 用のステッカー

Jumping Night 用のステッカー

Jumping Race用のステッカー

Jumping Race用のステッカー

それぞれの機体を詳しく見てみましょう

Jumping Raceの本体の大きさは189×155×116mmで、重量は205g。Jumping Nightの本体の大きさは143×155×116mmで、重量は192g。どちらも、接続はWi-Fi(2.4Hzと5.0Hz)で、iOS・Android対応の無料アプリ「FreeFlight 3」を使用します。

遊ぶ時は、まず本体のWi-Fiを、スマホやタブレットに接続する必要があります。本体に充電済みのバッテリーを入れて本体の電源をONにします(バッテリーを入れると、児童でONされます)。そのまましばらく待つと、スマホやタブレットのWi-Fi設定画面にJumping Race・Jumping NightのWi-Fiネットワークが表示されますので、該当するネットワークを選び、接続します(Jumping Night Drone Marshall のWi-Fiには、”Marshall_xxxx” というような名前がつけられています、xxxxは数字)。その後に、アプリ「FreeFlight 3」を立ち上げれば、Wi-Fiの接続が確認され、スマホやタブレットからドローンを操作できるようになります。

Jumping Raceは、速く走るように作られていて、太くて大きいタイヤが特徴的です。操縦用のアプリFreeFlight 3から「ブースト」モードを使用することで、最高時速 13kmで走ることができます。今回遊んでみたJett(白)のほかに、ボディカラーが赤色の「Max」、黄色の「Tuk-Tuk」をラインアップ。ジャンプは、垂直方向・水平方向ともに75cmの距離。稼働時間は20分

Jumping Nightは、高出力LEDが二つ搭載されたミニドローン。LEDの明るさはアプリFreeFlight 3で調節が可能です。同アプリで、点灯のほかウェーブ、点滅を選べるようになっています。こちらの最高速度は時速7km。ジャンプは、水平・垂直方向ともに80cmです。稼働時間は20分。ボディカラーは写真のMarshall(赤)のほか、「Buzz(白)」と「Diesel(青)」も用意されています

Jumpingシリーズは、タイヤを内側にへこませるように変形させる「コンパクトモード」にして走らせることもできます。「コンパクトモード」にすると、狭い道も通り抜けられるようになり、敏しょう性も増すとのこと。部屋の中で遊ぶときには、こっちのモードも使うと面白そうですね。ちなみに、安定性がよいのは、タイヤを外側に広げた状態のようです。

まとめ

一般的には、4つのプロペラがあって、空を飛ぶものだけが「ドローン」と呼ばれがちですが、Parrotでは、自律制御システムが搭載されていて、無線操作が可能な無人機のことを「ドローン」と呼んでいるそうで、今回試してみたものもドローンのひとつです。操縦して楽しむ、地面を走る車輪のついたおもちゃのですが、よくある「ラジコンカー」とは操作感も、遊び方も違っていました。

外でだけでなく、部屋の中でも、椅子やテーブルの脚などの障害物が多かったり、せまかったりする場所でも走らせることができます。コンパクトモードにすると、さらに小さく回ることができます。会社の会議室で走らせてみたのですが、椅子と机の下をジグザグに走行したり、椅子の上へジャンプ、そこから机の上へジャンプ、机の上を一周回る、机の上から床へ飛び降りる、といった細かい動きも大きな動きも楽しめました。着地に失敗した場合でも自力で進行方向に向き直るし、FPVができるので、家具のかげでも意外と上手に操縦できて面白かったです。

Jumping NightとJumping Raceは、ただ動かすだけでなく、もっと面白い活用方法がありそうです。たとえば、飼い犬と遊ばせながら、飼い犬を動画に撮るとか。家の中やお庭の環境を利用してコースを作って走らせるのもおもしろいと思います。

障害物にぶつかったり、落っこちたり、ずっと命令がなかったりしたときに、いろいろな電子音を発するところは、ロボットやアンドロイドみたいだなーと思いました。

協力:流山市フィルムコミッション

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堤 智代(編集部)

堤 智代(編集部)

ホビーやおもちゃを中心にレビュー記事を担当しています。ラジコンやプラモデル、フィギュアを取り上げることが多いですが、それら以外でも楽しそうな製品を紹介していきたいと思います!

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