接着剤&塗装なしで作れるプラモを持って、百里ファントムランドに遊びに行ったよ

できたー! 1/72スケールの「F-4JファントムU」と実物戦闘機をコラボ撮影したらすごい達成感だった

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先日取材した全日本模型ホビーショーで見つけた1/72スケールのプラモデル「アメリカ海軍F-4JファントムU“ショータイム100”」(童友社)。接着剤なしで作れるスナップキットであるうえに、実機に近いカラーリングで成形されているため、塗装をしなくても十分に精巧に作れるのが特徴。初心者でも(割と)手軽に組み立てられそうです。ずっと気になっていた同製品が、12月中旬にいよいよ発売になるということで、ひと足先に入手して実際に組み立ててみました。そして、完成したモデルでいろいろ遊んでみたら想像以上に楽しかったのでレポートします。

<関連記事>「カッコよすぎる! 全日本模型ホビーショーで見た戦闘機プラモ&模型に惚れぼれ」はこちら!

「F-4JファントムU“ショータイム100”」。ここまで作り上げた経緯を紹介します

「F-4JファントムU“ショータイム100”」。ここまで作り上げた経緯を紹介します

パーツと工具をチェック

本体は1/72スケールで、パーツ数は約122パーツ。ちなみに筆者、生まれてこのかたプラモデルを組み立てた経験はありません。まったくの初心者なので、122パーツが多いのか少ないのか検討がつかず。とりあえず、パーツを全部出して並べてみると、結構なボリューム&パーツの細かさに驚きました。一番小さいパーツは米粒ほどです。何をどうしてよいのやら途方にくれていたところ・・・説明書に作り方がちゃんと記載されていました。パーツに振ってあるアルファベットと数字を、順番に組み立てていけばOKです。

「凄!プラモデル 1/72スケール シリーズ」の「アメリカ海軍F-4JファントムU“ショータイム100”」。マーキングはデカールとステッカーが両方付属する。価格は4,500円(税別)

並べてみると意外と多いように感じる122パーツ。本当に初心者で組み立てられるのか不安……

並べてみると意外と多いように感じる122パーツ。本当に初心者で組み立てられるのか不安……

上がデカールで下がステッカー。迷わずステッカーをチョイス

上がデカールで下がステッカー。迷わずステッカーをチョイス

ニッパーは「高級薄刃ニッパー(片刃)凄!」(童友社)を使用。3,400円(税別)。これ、とっても優秀です。詳細は後述

説明書は図が明快。ほかに揃えた工具たちは、現時点でどうやって使うのかイマイチわかりません

説明書は図が明快。ほかに揃えた工具たちは、現時点でどうやって使うのかイマイチわかりません

さっそく組み立て開始!

作り方がわかったので早速パーツの切り分けに取りかかります。ニッパーで最初に使うパーツを切ると、このニッパーがかなり優秀なことが判明。ヌルリ・・・という感触で、力をほとんど使わずにカットできます。もちろん、切ったパーツがどこかに飛んでいってしまうこともありません。

続いて、切り取ったパーツを組み立てていくのですが、その前にゲート処理(ニッパーで切り取った痕を目立たなくする作業)です。ここで、モデラーズナイフを使用。紙やすりがあったらもっとよかったかもしれませんが、問題なくパーツ同士を結合できました。本当に切り取ってつなげるだけで組み立てられます。さらに、説明書には工程ごとに、ステッカーを貼るタイミングも書いてあるのでありがたいです。

最初は緊張でおそるおそる

最初は緊張でおそるおそる

試しにほかのニッパーと使い比べ。カットした瞬間、“パチン”という音とともに小さなパーツが飛んでいってしまうこともあり、「高級薄刃ニッパー(片刃)凄!」のすごさを実感

爪の先より小さいパーツもあります

爪の先より小さいパーツもあります

ステッカーを貼る際はピンセットを使用。手が震えます

ステッカーを貼る際はピンセットを使用。手が震えます

形になってきました

形になってきました

完成!

完成!

完成までの所要時間5時間半・・・・・・。細かい個所は、接着剤つけたほうがうまくいくかも

パーツを切り取る、組み立てる、を繰り返すこと5時間。最後に残りのステッカーを貼って完成した時には作業開始から5時間半が経過していました。ミサイルや車輪のパーツはかなり細かくて苦労したものの、意外にも途中で投げ出したくなることはなく、かなりの充実感を味わえました。ただし、念のため細かいパーツは接着剤でくっつけたほうが安心して触ることができそうです。

ステッカーは、例えばキャノピー周りの黒い線など、細い部分はかなり神経を使いましたが、1.2回なら貼りなおしができるのでそこは安心です。デカールに比べて目立つかな?と心配しましたが、そんなことはありません。近くで見ても精巧な出来に大満足です。完成品を撮影してみました。

背景を空(もしくは海)に見立てた青に。この角度で撮ると本当に飛んでいるみたいです

背景を空(もしくは海)に見立てた青に。この角度で撮ると本当に飛んでいるみたいです

双発エンジンの中まで精巧。ちなみに、組み立てる際に着陸状態(写真)と飛行状態を選択できます

双発エンジンの中まで精巧。ちなみに、組み立てる際に着陸状態(写真)と飛行状態を選択できます

“ステッカー貼ってる”感はほとんどないかと思います。キャノピー後ろの小さなアンテナは取り付けるのに大変苦労しました

裏面は真っ白

裏面は真っ白

フル装備

フル装備

垂直尾翼上の出っ張り(何か大事なセンサーらしい)がリアル。折れるんじゃないかとヒヤヒヤしました

垂直尾翼上の出っ張り(何か大事なセンサーらしい)がリアル。折れるんじゃないかとヒヤヒヤしました

前からみるとこんな感じ

前からみるとこんな感じ

ちなみに、本格派モデラーでも満足できるよう、デカールも同梱しています。デカールを貼ったモデルをお借りしたので、こちらも撮影してみました。

デカールを貼ったバージョン

デカールを貼ったバージョン

さすがに本格的な仕上がりです

さすがに本格的な仕上がりです

裏面もこんなにリアル

裏面もこんなにリアル

実物「F-4EJ改」と並べてみました!

プラモデルを作っていると、無性に本物の戦闘機が見たくなってきました。今回作ったモデルはアメリカ海軍の「F-4JファントムU」ですが、日本の航空自衛隊百里基地(茨城県)にも「F-4EJ改」(以下、F-4)が配備されているんですよね。

こうなったら、自作のプラモデルと、本物の戦闘機を並べてみて精巧さを確かめたい、と思い立ったが吉日。行っちゃえ百里! 飛べファントム! ということで、ちょうど航空祭が開催されていた百里基地に、自作のプラモデルを持って行ってみました。

いらっしゃいましたF-4。 右は新田原基地からやってきたF-15

いらっしゃいましたF-4。 右は新田原基地からやってきたF-15

やってきました百里基地。戦闘機は、F-4(愛称、ファントム)のみが配備されていることから、一部ファンの間では“百里ファントムランド”と、呼ばれているとかいないとか。この日は航空祭のため、F-15やF-2も展示されていてテンション上がります。さっそく実物のF4とプラモデルを比較してみます。

こちらは第301飛行隊のF-4。実物は存在感あります

こちらは第301飛行隊のF-4。実物は存在感あります

アメリカ海軍の戦闘機とは塗装が異なりますが、翼などの形状はほぼ同じ(なのでしょうか・・・?)

アメリカ海軍の戦闘機とは塗装が異なりますが、翼などの形状はほぼ同じ(なのでしょうか・・・?)

拡大

拡大

震える手で貼り付けた、キャノピー下の赤いVラインのステッカーが、実物と同じでちょっと感動

震える手で貼り付けた、キャノピー下の赤いVラインのステッカーが、実物と同じでちょっと感動

そうこうしているうちに、実物のF-4の機動飛行が始まりました。本物が飛ぶ姿を見たら、プラモデルも飛ばしたくなったので、それっぽく撮影してみることにしました。

青空に舞う本物のF-4! かっこいい

青空に舞う本物のF-4! かっこいい

青空に舞うF-4(1/72スケールのプラモデル)

青空に舞うF-4(1/72スケールのプラモデル)

地上に舞い降りた本物のF-4! かっこいい

地上に舞い降りた本物のF-4! かっこいい

地上に舞い降りたF-4(1/72スケールのプラモデル)。向き逆でした

地上に舞い降りたF-4(1/72スケールのプラモデル)。向き逆でした

最後のおまけ

プラモデルを持って航空祭に来ていたのは、小さな子どものほかには筆者以外見かけませんでした。おまけにおもちゃの戦闘機を地面に置いて、必死に撮影している姿をはたから見られたら、「何やってるの?」のひと言に尽きるでしょう。それは十分理解していましたが、この遊び、楽しすぎます。

来場者の迷惑にならないように気を使いつつ、いかに本物っぽく撮影するか、恥ずかしさを克服していいアングルで撮ることに全力を注いだ結果、充実感と達成感はひとしおでした。本物のF-4のエンジン音を聞きながら、自作のプラモデルで遊ぶという大人(?)の楽しみを見つけた気がします。

鈴木 ゆり子(編集部)

鈴木 ゆり子(編集部)

旅行(主に中華圏)、ペット、お酒が大好きな編集部員。飲みの席で盛り上げるのが得意ですがたまに記憶をなくします。

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2017.6.23 更新
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