子ども時代、木工用ボンドを使ったオリジナルのシール作りにハマった経験はありませんか? 透明の下敷きなどにボンドを塗り、乾いた後に上からサインペンなどで彩色し、剥がしてシールにする方法で、小学校時代、筆者のクラスメートの女子の間では大流行しました。自分の描いた絵や好きなキャラクターでシールが自作できる楽しさに、筆者も大変夢中になった記憶があります。今回はそんな少女時代の記憶が呼びさまされ、思わず「懐かしい!」とつぶやいてしまった商品を見つけました。
チューブに入ったカラフルな絵の具のようなインクのセットです。でも実は、乾くと透明になり、まるであの“ボンドシール”のようなシールが完成するという代物。しかも、ボンドシールよりちょっと進化していて、粘着力が続く限り、繰り返し貼って剥がすことができるんです。
使い方は、付属の透明シートの下にお気に入りのイラストを下絵として敷き、縁取り用の絵の具でまずは線をなぞります。次に、カラーインクで線の間を色で埋めるように塗っていきます。そして、乾くと透明になるので、ステンドグラス風のオリジナルのシールが完成です。
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まずは縁取り用の絵の具で下絵の線をなぞります。チューブの先が細いので、なぞりやすいです |
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縁取った線を1時間ほど乾かした後、間を好きな色で彩色。少しもったいないですが、たっぷりめに塗ったほうが乾いた時の仕上がりがキレイです |
早速子どもと一緒にシール作りに挑戦。子どもにとっては初めての経験でしたが、数十年ぶりにあの楽しさと懐かしさが蘇って感動。作った作品は、ジェルジェムのような感覚で、窓ガラスや鏡に貼ったり、オリジナルの装飾が楽しめるのもうれしいです。
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8時間程度乾かすと透明になり、シールが完成! |
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透明シートから剥がして、窓ガラスや鏡、携帯電話などの小物など、表面がツルツルした所なら何にでも貼って剥がせます |