これまで筆者は、夏はエアコン、冬はガスストーブという具合に季節に応じて機器を使い分けてきましたが、今のマンションではガスはキッチンのコンロと給湯のみで、ガスストーブが使えません。いきおい年間を通じてエアコンの使用頻度が高まっております。
“エアコンは定期的にクリーニングしたほうがいい”という話をよく聞きますが、本体の内部まできれいにするには素人には難易度が高いですし、専門業者にお願いするとそれなりの費用がかかります。とはいえ、筆者宅のエアコンはすでに10年選手。なんとか少しでもきれいにできないものかと考え、こんなものを購入してみました。
それがこちら
自分でエアコンをクリーニングする方法としては、大きく分けて「専用の洗浄スプレーを使用する」、「ブラシなどでふき取る」といった方法があります。洗浄スプレーは洗浄液を吹きつけるだけなので便利で簡単そうだけれど、筆者的には、洗浄液で洗い流された汚れをしっかりときれいに取り除けないと、かえって汚れがたまることになるのでは……という疑問が解消されません。
そこで今回は、商品名がなんとなくかわいかったという理由で「ファンファン」というブラシタイプのクリーナーをチョイスいたしました。ブラシ部分を自由に曲げて角度を調整できるので、メーカーや機種に関係なく使えそうなこと、さらに値段が手頃だったことも評価ポイントです。
なお、実際のクリーニングでは、まず「ファンファン」を水でぬらしますが、しっかりと絞ってから作業を始めてください。ちゃんと水分を切らないと、クリーニング中に水分が滴り落ちるので要注意です(*筆者経験済)。
大きさは長さが25.5cm、横幅が4.5cm、厚みが2.2cm。ブラシの部分はポリエステル
ブラシの部分は好きな形に折り曲げられます。内部はステンレス製なので非常にしっかりしており、「力を入れると折れるのでは」なんて不安はまったくありません
こんな感じで隙間からエアコンに挿し込んで動かします
作業を何度か繰り返して、引っ張り出すとこんなに汚れが!!
エアコンの内部は外からは見えないので、本品を使って実際にどの程度まで中がきれいになったのかは確認できません。しかし「ファンファン」の汚れ具合を見るかぎり、汚れが落ちていることはわかるため、やりがいがあります。エアコンて、意外と汚れるものなんですね。ブラシに付いてきた汚れは水で洗えば簡単に落ちます。
汚れは水でサッと流して絞れば落ちました
大掛かりな養生も必要なく、手軽に簡単にエアコンのクリーニングができたので、大満足の筆者でした。
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。