いいモノ調査隊
幸せは高尾山にあった

絶景で入る“足湯”が最高に気持ちいい!「足湯バケツ」を持って山に登ってきた


こんにちは。指圧師をしている斎藤充博です。毎日寒いですね。

体の末端である足はこの時期とても冷えやすくなります。そんなときに僕がよくやるのが「足湯」です。指圧のお客さんにもメチャクチャおすすめしています。


足湯のやり方

両足が入る容器に、くるぶしくらいまでのお湯を入れます。お湯の温度は「少し熱いかな?」くらいが気持ちいいです。温度は40度くらいあるといいですね。もちろんやけどには気をつけてください。

5分くらいつかっていると、体中が温かくなってきます。15分くらいつかると、軽く汗ばむくらい全身が温まってきます(個人差があります)。

冷え性の改善はもちろんのこと、血流が改善してなんとなく元気になってきます。足湯自体もとても気持ちがよく、なにやら「ホッ」とした感覚になります。


折りたためる足湯バケツが便利

足湯用のバケツで便利なのがこちら。「折りたたみ式 ASHI湯」 です。

こんなふうに簡単に折りたたんでスリムに収納することができます。ハンドルが付いているので持ち運びもしやすいです。

ん……? こんなに簡単に持ち運びができるのなら、家の中だけでやるのはもったいない。屋外で足湯をしてみてもいいのでは?


外で足湯してみました

というわけで、外で足湯をしてみました。

ムチャクチャ気持ちがいい……。足湯の露天風呂じゃないですか。

景色も最高だ。都会が足元に見える……。

持ち運びがしやすい足湯バケツなので、山の頂上までバケツを持ってきて足湯をしてみました。山の冷えた空気と足湯の温かさがまじりあって、もうとろけそうです。

言いたいことは「山の上で足湯をしてみたら最高だった!」なのですが、一応ここまでの経緯を伝えさせてください。


登山初心者が冬の高尾山にやって来ました

足湯をしにやって来たのは東京都の高尾山口駅。ここから高尾山に登ります。

高尾山は「気軽に登れる山」として有名ですよね。京王線の高尾山口駅まで電車で来れば、すぐに登山をスタートすることができるのも楽です。

ちなみに上の写真で僕が持っているのは、足湯バケツと折りたたみのアウトドアチェア。これを手で持っていくぞ。

編集担当のしえるさんも撮影係として同行してくれました。張り切っている。

高尾山にはいくつかの登山路があります。僕たちが登るのはその中でも一番初心者向けの「一号路」です。

なぜなら、僕もしえるさんも「登山はおろか、休日は外出すらロクにしない引きこもり」だから。これならきっと無理なく頂上までいける気がする。

頂上までは歩いて90分程度だそうです。登り切った後の足湯が楽しみだ!


普段着で登れる高尾山一号路

高尾山の一号路はすべて舗装されています。事前に高尾山の登り方のサイトを見ると「革靴で頂上へ行くことも可能」と書いてあるくらいです。

確かに周りを見ると普段着で登っている人が多い。小さな子供もいるし、ペットの犬を連れて歩いている人もいます。散歩気分ですね。

紅葉もきれいです。楽しいハイキングになりそうだ。


初心者向けの高尾山一号路は全然キツい

高尾山って全然ラクだな……。そう思っていたのは歩き始めて5分くらいまででした。

普通に坂がキツい。編集者のしえるさんが「これ登るのウソですよね……?」と呆然としていました。まあ、山を登っているわけですから、坂を登ることになるのは当たり前なのでは……?

急な坂が続きます。しえるさんの歩き方がヨレヨレになっています。この人大丈夫か……?

急な坂が続きます。しえるさんの歩き方がヨレヨレになっています。この人大丈夫か……?

そんなことを思っていたら、自分も結構キツい。おれたち、ダメかもしれんな……。

途中、人のじゃまにならないところを見つけて

途中、人のじゃまにならないところを見つけて

アウトドアチェアをセットして

アウトドアチェアをセットして

休憩

休憩

ああ……イスってすばらしい。このイスは背もたれが高くて、肩くらいまである。かなりリラックスできます。リクライニングも可能。持ってきてよかった……。

しえるさんも休憩。寝そうになっている

しえるさんも休憩。寝そうになっている

おそろしいことに、登り始めてここまで30分くらいしかたっていません。普段インターネットの仕事ばかりして、休日引きこもっていると、体力がこんなにも衰えるものなのか……。


一号路は半分を過ぎると急にラクになる

その後も頑張って登っていると「リフトの降り場」や「ケーブルカーの駅」に着きました。登山口からここまで走っている駅です。ちょうどここで登山道の半分くらい登ったことになります。

リフトの駅

リフトの駅

ケーブルカーの駅

ケーブルカーの駅

なぜこれを使わないでここまで登っていたかというと「高尾山なので全然楽勝だろうと思っていたから」です。体力の衰えも怖いけれども、そういう認識の間違いも怖い。もっというと、時間とともに失われてゆく若さが怖い。山ではいろいろなことに気付きます。

だんご屋さん。食堂やお土産屋さんもある

だんご屋さん。食堂やお土産屋さんもある

今まで何もなかった登山路に、売店が出てくるようになりました。

だんごやさんでだんごを買ってしまう。あまじょっぱさが、疲れた体にしみる。うまい……。

お酒が飲めるところ

お酒が飲めるところ

行列ができている売店

行列ができている売店

名物「たこ杉」。タコの足みたいな形になっている杉

名物「たこ杉」。タコの足みたいな形になっている杉

その近くにある「開運ひっぱりだこ」という謎の像。頭をなでると運気が上がるそうです。

それにしても一号路の前半とくらべて、なんと平和な世界なんでしょう。僕がイメージしていた「ラクな高尾山」はこの周辺のことだったのか……。単純に歩いていて楽しい。


お寺を見ながら山登りが進んでいく

一号路の終盤には「高尾山薬王院」というお寺があります。ここの敷地を進みながら高尾山の頂上を目指します。

みょうにリアルな天狗が出てきた。高尾山は天狗信仰でも有名です。

お寺の中の階段がものすごく急。こういうのがいくつもあります。

その階段を見ておびえているしえるさんの顔がよかった。人は階段におびえると口が自然と半開きになる。覚えておこう。

もう山登りではなくて「階段上り」ですね。これはこれで結構キツいです。でもここを通り抜ければ、山頂はすぐそこ。


高尾山の山頂へ


「90分くらいで登れる」と聞いていたのですが、結局2時間以上かけて山頂に着きました! 山頂は公園のようになっています。自販機や食道もある。

ちなみに、こんなふうに疲労困憊になっているのは僕としえるさんだけでした。みんなすごいな……。

それでは足湯をやってみましょうか。今ならたぶん絶対に気持ちいいはず!

お湯の温度を検証

人のいるところから離れて、お湯の入っている水筒をリュックから出します。家で入れてきたお湯の温度がちゃんと保たれているか、それぞれの水筒をチェックしてみましょう。

登山愛好家の間で一番有名な「サーモス 山専用ボトル」です。容量は0.9リットル。とても軽くてスリム。また、お湯がこぼれにくい構造になっています。

5時間前家でお湯を入れたときの温度は97度でした。今は90度です。温度、保ちすぎだわ。足湯にするには冷まさなくてはいけないレベル……。高尾山にはオーバースペックだったか。

象印の「ステンレスボトルタフ」です。2リットル入る大容量のもの。これは89度でした。お湯の量がかなり多いのに、山専用ボトルよりも低くなってしまっていますね。

山専用ボトルと同じメーカーであるサーモスの「真空断熱ケータイマグ」。容量は0.35リットルです。温度を測ってみたら74度でした。

保温性能のないナルゲンのボトル。容量は1リットルです。これは44度でした。

水筒の温度変化の結果をまとめるとこんな感じです。僕の私物で検証しているので、容量の条件がバラバラなのですが、サーモスの「山専用ボトル」の性能のよさが際立ちますね。

もっとも、ここで検証する必要があったかはちょっと謎ですが!

山頂で足湯をしてみる

これらを全部足湯バケツに入れまして(お湯が熱すぎるので)しばし待ちます。

入った……。

これはものすごく気持ちいいですよ。

家の中の足湯は「気持ちよさがじんわり来る」という感じでした。でも山頂だと「足が解放されて全身が一気に気持ちよくなる」という感じです。同じことをやっているとは思えないくらい違う!

高尾山の山頂には座るところがたくさんあります。折りたたみ椅子は必要なかったかもしれません(登山途中の休憩には使えますが)。

見晴らしのいいところに移動してみました。立ったままでつかる足湯もよい。

お昼も食べよう。食堂で売っている温かい山菜そば。

うまい……。メチャクチャうまい……。

そんなことをしていると、だんだんとお湯が冷めてきました。温かくつかっていられたのは15分間くらいでしょうか。でも、ぬるま湯も意外といいですね。液体のチャポチャポした感覚がいいんです。

ああ、こんなに気持ちがいいのなら、もっとたくさんお湯を持ってくればよかったな……。

あまりの気持ちよさに編集のしえるさんにもすすめてみたところ「私はそういうのは家でやります」とのこと。マジで? ここまで登ってやらないんですか? まあ女性が素足を出すのに抵抗があるのかもしれないけど、本当に撮影係として来ただけだったのか……。

好物のポテトチップスをボリボリ食べながら、僕が足湯しているところを見物しているしえるさんでした……。


というわけで、ひと手間かけた足湯でした。しえるさんと同じように「家でやればいいのでは?」って思った人は、普通に家でやってみてください。これでも十分気持ちいいですよ!

斎藤充博

斎藤充博

1982年生まれの指圧師(国家資格)。「田端ふしぎ指圧」を運営しています。インターネットで記事を書くことをどうしてもやめられない。 ツイッター:@3216  ホームページ:田端ふしぎ指圧

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