いいモノ調査隊

口に貼るだけ!口呼吸を防止して、いびきをストップするシール

朝起きた時に、のどがイガイガしていることってありませんか?その原因は、口呼吸です。口呼吸とは、通常鼻ですべき呼吸を、口でしてしまっている現象。単に口で呼吸をしているだけならば別に問題はないのですが、口呼吸には多くのデメリットがあります。

普段無意識に吸い込んでいる空気、ここにはさまざまなちりやウイルスが含まれていますが、その50〜80%は鼻の粘膜に吸着され、処理されます。ところが口から吸引した場合、そのままのどまで到達するため、のどの粘膜は、さまざまなちりやウイルスに無防備にさらされます。中にはそこから白血球の中に入り込み、全身に運ばれてしまうウイルスもあります。そう、よく風邪をひいてしまうという人は、口呼吸になっている可能性が高いのです。

また鼻で空気を吸い込んだ場合、たとえそれが冷たくて乾いた空気でも、鼻腔で暖められ、湿度を含んだ状態で、のどへ到達します。ところがのどには、温度、湿度の調節機能がありません。そのため口で呼吸をした場合には、ほぼ吸い込んだときと同じ状態の空気がのどへダイレクトに到達し、乾燥させたり、冷やしたりしてしまいます。また、空気の加湿が不十分だと肺胞の粘膜になじみにくくなり、酸素もスムーズに吸収されないとか。つまり、口呼吸の人は鼻呼吸よりも多く空気を吸い込むことが必要なわけ。そしてより多くの空気がダイレクトにのどへ達することで、悪循環を起こします。

さらに、鼻にも悪い影響があります。というのも、空気が鼻を通らないと、鼻の中に汚れがたまり、常にじめじめした状態になるため、風邪のウイルスなどが繁殖しやすくなるそうです。

ひとつもいいことがない口呼吸。起きている時なら、意識的に口を閉じて回避できますが、寝ている時に無意識にしている場合、どうすればいいのでしょうか。しかも、口を開けて寝ている人に多いのが、いびき。自分ひとりのときならば、いくらかいていてもかまいませんが、旅行などでは嫌われてしまう原因にも。そんな悩みを解決できるグッズをご紹介します。

鼻呼吸を促す口閉じテープ ネルネル

鼻呼吸を促す口閉じテープ ネルネル

口が開かないようにするには、口を閉じた状態にキープできるよう貼ってしまえばいいのです。それを商品化したのがこのネルネル。就寝前に口を閉じた状態でテープを貼りつけるだけの手軽さ。最初は少し違和感を感じるかもしれませんが、寝てしまえば大丈夫。また、寝ている間にネルネルをはがしてしまったとしても、いつもより口呼吸の時間は減っているはずです。

続けることで、徐々に鼻呼吸のクセがつき、そのうち貼らなくても鼻呼吸ができるようになるはずです。ちなみに、起きている時の口呼吸にも注意してくださいね。

口呼吸を鼻呼吸に変えることで病気になりにくい健康な身体を手に入れられるなら、こんなに簡単なことはありません。ぜひとも実践したいものですね。ただし、鼻に疾患があり、鼻呼吸ができない方は、使用前に医師にご相談ください。

(回遊舎/番場由紀江)

回遊舎(雑貨・食品)
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