寒い季節はインフルエンザ、春には花粉が飛散、さらにはPM2.5も心配、と何やら一年中マスクが手放せなくなりそうな昨今。マスクをするのはかまわないとしても、いつも気になるのが耳にかかるヒモ。長時間つけているとずれてきたり、耳が痛くなったりします。しかし、そんな悩みから解放される画期的な商品が発売されておりました。その名も「ひもなしマスク」。さっそく購入して、使い心地をチェックしてみました。
ヒモがなくても落ちない秘密は、2cm角のシリコンテープ。医療用のシリコンテープが採用されており、ベタつかず何回もくり返し使うことができるとのこと。それでは実際に使ってみましょう。
![]() |
まずは鼻が当たる部分(ノーズフィッター)を鼻の形に合うように折り曲げます |
![]() |
シリコンテープ部分のフィルムをはがします |
![]() |
鼻の位置にあわせてシリコンテープを頬骨あたりに貼り付けます |
![]() |
マスクをあごまで引っ張って、羽根の部分を頬骨あたりのマジックテープに固定。山型の部分をマスクの中に押し込みます |
実際にやってみると、あっけなく装着に成功しました。無精ひげの筆者でも問題ありませんでしたし、説明によれば薄化粧をした上からでも貼れるようです。また、長時間使っても、シリコンテープがべた付くことはありませんでした。なお、フィルタ部は、PM2.5・細菌を含む微粒子・花粉を99%以上カットするというすぐれものです。
そういえば、ヒモがなくなって、身体に貼り付くものといえば「ヌーブラ」がありますね。すっかり市民権を得たような気がします。顔に貼り付く「ひもなしマスク」はヌーブラに続くのだろうか? さらに顔に貼り付くメガネはできないのだろうか? とマスクをしながら妄想にふける筆者でした。