最近は、マッチを使うことはめっきり少なくなりましたが、ずんぐりした赤い先っぽを見るとなんとなく“かわいいヤツ”と思ってしまいます。ところが先日、そんなかわいさとは縁遠い、キモの座ったマッチを発見しました。「ストームプルーフマッチ」、文字どおり嵐のような過酷な状況にも耐える“心強いヤツ”です。その実力のほどをご覧あれ!
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マッチを擦り付ける側薬部分は紙箱とは別になっています |
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2種類の薬が使われているのがポイント。通常のマッチより軸が太く、長さも長くなっています |
筆者が購入した「ストームプルーフマッチ」は、さまざまなアウトドア製品を製造しているIndustrial Revolution社の製品。UCOブランドで発売されているものです。
それでは、実際に「ストームプルーフマッチ」に火をつけてみましょう。使い方は通常のマッチと同じです。先端のこげ茶色の部分(頭薬)に着火すると、すぐに赤茶色の部分に燃え移ります。この部分は花火のように勢いよく燃え続け、なんと水につけても大丈夫。もちろん、息を吹きかけたくらいでは、まったく火が消えることはありません。実際の燃焼時間は、10〜15秒程度ですが、強力に燃え続ける姿を見ると頼もしく感じます。これほど強力ならば、防災用のグッズとしても常備しておきたいですね。
写真や言葉ではわかりにくいと思うので、水につけても再燃焼する様子はムービーをご覧ください。
水につけると火はいったん消えますが、すぐに燃え始めます
なお、火を付けると、花火のような火薬の臭いがします。筆者は撮影のために室内で点火しましたが、基本的にはアウトドアで大活躍しそうなマッチです。