気が付くとシワシワの悲しい状態で発見される、賞味期限切れの冷蔵庫の野菜達…。毎度、その悲惨な姿をなんとかしようと思っていた筆者。「干し野菜」を思いついたものの、無防備にベランダに置いておくと風や鳥、虫が気になる…。そんな矢先、目についたのが、この「でらうま干しベジネット」でした。
ボタンで手持ちのハンガーに取り付け、ファスナーをあけポケットに野菜を入れるだけ。干し時間の目安は、夏期は1〜3時間、冬期は5〜6時間程度。レシピを手がけた、アンチエイジング研究を手がける伊東まり子先生によると、太陽に干した野菜は、食物繊維、カルシウム、ビタミンの栄養価が凝縮されているのだとか。調理時間も生の状態の3分の1で済むとのこと! 期待大です。
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付属のレシピが11種類もついています |
この日は生憎の曇り空だったため、勝手に干し時間を5時間に変更。しめじはいい塩梅に乾燥していました。プチトマトは予想どおり…、水分量が多いものは半干しに向かないことがわかりました。
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5時間干した後のしめじとプチトマト |
せっかくなので、ソテーしてみました。生のきのこは油を吸いやすいので、普段は油の量を多くしがちですが、干しきのこだと少ない油ですぐにしんなり。風味もなかなか。シワシワ野菜に罪悪感を持つ筆者のような方には、画期的な商品といえます。
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ワイルドきのこのソテーがこちら |
(回遊舎/綱川晶子)